市村自然塾九州

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私たちが伝えたいこと。

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『自然塾での経験を活かして』

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途方に暮れることもあり悩みましたが、
チームをまとめる経験が、卒塾した後も大いに役に立ちました。

「やまももの会」会長 山田 勇介
(第10期生(平成24年度/2012年 卒塾)

 私が自然塾に入塾したのは10期生の時で当時、中学1年で最年長だったため、チームの一番上の兄になりました。ところが、農園の作付計画などの話し合いでは意見がまとまらず、また、チーム内での不和があったり、大変なことが次々に出てきたことを覚えています。
 最初、リーダーとしての役割がよく分からず、途方に暮れる場面が多くあり悩みましたが、最終的には話し合いなども円滑に進むようになっていき、喧嘩なども減っていきました。この経験もあって、私はリーダーという役職への抵抗感も減り、チームをまとめるのが少し上手くなったと感じるようになりました。このチームをまとめるという経験は、卒塾した後も学校などでリーダー的ポジションになる機会も多かったので、大いに役に立ちました。
 時が過ぎるのは早いもので卒塾してからもう10年経ち、私も既に大学院生となりました。今後も今の塾生たちに良い経験をしてもらえるように、また、活動を通して人として成長できるように「やまももの会」会長として活動に携わっていきたいと強く思っています。

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『教えられる側から伝える側へ』

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全力で活動に取り組む塾生の姿を見て、私もより一層
様々なことに挑戦する毎日を過ごしています。

「やまももの会」副会長 川﨑 将吾
(第9期生(平成23年度/2011年 卒塾)

 新型コロナの影響により、自然塾の体制が変わったことで私は現在、ボランティアとして現役塾生と一緒に活動しています。塾を卒塾してから約10年、当時は立場が変わって塾に戻ってこられるなんて思いもしませんでした。
 私が大人になって感じた「塾で経験したことは、人生の中で最初で最後かもしれない貴重な時間だった」という気持ちは、同じように塾生もいつか、きっと感じるでしょう。私はその気持ちを既に知っているからこそ、塾生には自然塾で過ごす時間を大切にして欲しい、何事にも挑戦して欲しいと強く伝える責任があると感じています。そんな私の気持ちに応えるように、塾生は活動に全力で取り組み、その姿を見て私もより一層様々なことに挑戦する毎日を過ごしています。
 伝える側になれたと思ったら、いつの間にか教えられる側に戻っていますね。ただ、そんな素敵な関係性があるのは、ここ「市村自然塾 九州」だけです。 これからも自然塾の活動を応援します。

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『変わらない特別な場所』

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入塾した時は期待と緊張でドキドキしたバスの中。
黄色い塾舎は、今も昔も変わらず優しく受け入れてくれる。

「やまももの会」副会長 眞崎 冴
(第12期生(平成26年度/2014年 卒塾)

 「市村自然塾 九州」は今の塾生たちにも、卒塾生にとっても特別な場所です。農業体験、電車バスを乗り継いでの通塾、年齢も住む場所も違う人達との生活、全て初めての経験で、入塾した当初は期待と緊張でドキドキしながら、自然塾に向かうバスに揺られていたのを覚えています。
 初めて出会った人達と仲良くなり、協力して農作業や共同生活を行いました。この事は今でも日々の生活の中でとても役に立っています。例えば、チーム農園では、ひとつの畑をメンバーと協力して様々な種類の野菜を育てることで、肥料の種類や量、植え方は野菜によって違うので一つ一つ手分けして調べ、畑を作って収穫まですることができました。この経験は、学校での班活動やクラス全体で行う活動の時に全員が参加できるようにグループを考えたり、それぞれの苦手な所、得意な所を補い合って役割分担をしたりできるように考える力をつけることができたと思います。
 卒塾して久しぶりに塾に来た時、最初は「自然塾が変わっていたらどうしょう」「卒塾して何年も経っているから顔を覚えて貰えていないかもしれない」と不安でいっぱいでした。でも、バスに乗って山を登り、黄色い塾舎が見えた時に「ただいま!帰ってきたよ!」と言う気持ちになり、自然塾が久しぶりに来た私をいつもどおりに、優しく受け入れてくれた気がしました。
 今の子ども達にとっても、卒塾生にとっても特別な場所である「市村自然塾 九州」をこれからもずっと大切にしていきます。

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『つながり』

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仲間を信頼し、認め合う2週間に1度、年に53日の自然塾。
人とのつながりが、今の私を強く成長させてくれました。

「やまももの会」監事 炭屋 ゆき
(第14期生(平成28年度/2016年 卒塾)

 「匂い・空気・声・新緑」全身で感じた自然塾。思い返せば、温かな気持ちになってきます。時が経っても変わらない、この場所で過ごしてもう6年。私は何か成長したのだろうか?
 通っていた当時、私は不登校でした。2週間に1度通う自然塾だけが社会とのつながりで、とても楽しみでした。また、住む場所も年齢も違うけど相手を認め合う、そんな空気感も好きでした。最年長だった私は人に頼るのが苦手で苦しい時も数多くありました。それでも、言葉にできない信頼感と人とのつながりを感じ、安心していたことを思い出します。
 何となく「楽しい・落ち着く・挑戦できる」そんな気がする。私は、この言葉にならない気持ちを生むのが、自然塾の強みだと思っています。何ヶ月もかけて育てた野菜が、やっと1つ収穫でき喜んだこと。意見のすれ違いで泣きながら本音で話し合ったこと。眠れないステージ、黒田さんが夜中にこっそり弾き語りをしてくれたこと。今もその瞬間、感情を鮮明に思い出します。
 私も今は社会人となり、その時のたった53日間の体験が私を強くしてくれました。

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『出会い』

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入塾前は何となく暮らし、人との接触を拒んでいた私。
出会いを大切にし、積極的に生きるきっかけは自然塾でした。

「やまももの会」監事 上野 千夏
(第15期生(平成29年度/2017年 卒塾)

 「市村自然塾 九州」は私にとって、いい巡り合わせのスタート地点でした。
 先輩に教えてもらって、興味を持った自然塾。かわいくて、大切にしたいと思えるチームの子にも出会えました。そして自然塾の活動を通しもっと農業を学びたいと思い、熊本の農業高校に進学しました。そこでも大切な親友に出会うことができ、その子の影響もあって語学を学びたいと思うようになり、今の専門学校に進学を決めました。そこでも私を心配してくれる人や支えてくれる先生やクラスメイトに出会うことが出来ました。
 自然塾に入塾してから約6年経ちましたが、その間にこんなに多くの出会いがありました。そのきっかけが自然塾での体験だったと、心から思っています。それまでは何となく暮らし、人との接触を拒んでいた私がチームのリーダーとなり、下の子たちの面倒を見ることで積極性が自然と身についたからです。
 これからも、この出会いを大切に積極的に色々なことを学んでいきます。

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