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塾の活動

市村自然塾の活動は、金曜日の夕方から日曜日の昼までの2泊3日を1ステージとして、3月末~12月初旬まで18ステージ行っております。
※男子30名・女子30名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。

男子第9ステージ 7月3日(金)~7月5日(日)

2015.07.10(金)

~テーマ:命について考えよう~

第9ステージでは農業の話(水稲編)、共同農園、田んぼの除草(株かき)、感謝会、塾野菜料理会、命の話、チーム農園等の活動を行いました。丁度半分のステージとなり、特に意識することなく植物を育て、食事をとり、生活してきたと思いますが、その背景には何があるのか、食材の命をいただく有難さについて考えてもらいました。

それでは楽しく活動に取り組む塾生の様子をご覧ください。

7月3日(金) 第1日目

●塾頭の話

塾頭の話

今回のテーマは「命について考えよう」です。              少し重たいテーマですが、私たちは何のおかげで生きて行けるのか、いかに恵まれた環境で生活しているのかを学び、自分の命についても、もう一度しっかり振り返りこれからの生活に活かしてほしいと思います。

●農業の話④(水稲編)

お米は何時代から食べられているでしょう? 「自然の恵みが育んだ田からできる物=宝
米の成長や病害獣について 米作りに必要な年間の作業とは・・・

●歌

「手のひらを太陽に」を大合唱 「あなたに」の歌詞を確認

7月4日 (土) 第2日目

●朝の時間:掃除、OBあいさつ

ピカピカになりました。ありがとう♪ 12期生のEチームが来てくれました。

●共同農園前半:株かき(水田除草)

株かきの説明 水の中は草がたくさん!
この雑草を土をほぐしながら取り除きます。 1人2列ずつ行いました。
株の周りの草はしっかり取りましょう。 取れた草はこのように浮いてきます。
大きなカエルが出てきました。 こちらはカエルになりたてです!
昔の人が使っていた田押し車
前後に動かして使います。
現在は除草剤を入れて雑草が生えにくくされていますが、昔の人たちは手作業や道具を使って除草をしていることが分かりました。塾の田んぼはみんなで除草するとすぐに終わりましたが、道具が十分で無かった昔の人やもっと広い土地を少人数で管理している農家の人の苦労や気持ちが体験を通してわかったのではないでしょうか。そして、収穫までまだまだ手間がかかりますのでみんなで協力して頑張りましょう。また、お米1粒の価値を理解して残さず食べるようにしましょう。

●共同農園後半:収穫

A:トウモロコシの収穫 たくさん収穫できたね!
B:キュウリの収穫 今年もキュウリは豊作です!
C:ピーマンの収穫 こんなにたくさんなっています!
D:ナスの収穫 大きなナスが採れました!
E:トマトの収穫 木酢液で害虫予防。
今週からやっと色づきはじめました。 全チームタマネギ跡地の除草
皆でするとあっという間です。

今回は感謝会、塾野菜料理会で使用する野菜の収穫を行いました。雨が降り、カッパを着ての作業となりましたが、普段と変わらず収穫や除草作業が出来ていました。野菜の世話をし、成長を間近で見れるこの環境だからこそ、子供たちは体験を通して野菜と共に成長できると感じます。

共同農園の作業内容
全チーム:タマネギ跡地の除草
Aチーム:トウモロコシ(ランチャー82カクテル84、モチキビ)の収穫・木酢液散布   
Bチーム:キュウリ(つばさVR夏すずみ)の収穫・木酢液散布
Cチーム:ピーマン(京ひかりピー太郎)の収穫・木酢液散布
Dチーム:ナス(千両二号筑陽)の収穫・木酢液散布
Eチーム:トマト(CF千果オレンジ千果フルティカホーム桃太郎)の収穫・木酢液散布

市村自然塾 九州で栽培している野菜の多くにタキイ種苗株式会社様から提供して頂いた種を使用しています。
タキイ種苗株式会社様のホームページはこちらです。

●昼休み:塾野菜料理会の準備

釜戸の準備 完成!調理が楽しみー♪
一品料理用にトマトの収穫 チーム農園に収穫に行きました。
野外調理セットの準備 昼休みを利用して生活担当、食事担当、活動担当に分かれ自分のチームの料理会の準備を行いました。

●感謝会:第1部

養鶏場の様子、鶏の生涯について 「ペットには名前、牛には番号」扱いの違い
店の肉を見て可哀想と思いますか? 食事中の態度について
苦手な食材を嫌な顔して食べていませんか? ご馳走様の意味について
塾での取り組み:コンポストの活用 絵本の朗読「スイカのカワくん」
野菜の皮、魚の骨、卵の殻などの運命は… また堆肥として畑に戻るまで。
歌:「手のひらを太陽に」 元気いっぱい大きな声で歌いました。

動植物は私たち人間に食べられる為に生きているのではなく、それぞれ子孫を残すために精一杯生きようとしていることを学びました。その大切な命を頂き人は成長できます。また、食事中の態度についても、動植物に失礼がないよう心を込めて「頂きます」、「ご馳走様」を言い、命を無駄にしてはいけないことを意識しながら美味しく頂くことが大切です。

●保護者、OBボランティアのあいさつ
1日の感想を述べてもらいました。 背中の言葉:「アキラメナイなんて当たり前」
仲良し12期生Eチーム

昨年同様、変わらない笑顔を見せてくれました。少しお兄さんらしく、たくましくなったように思います。短い時間でしたが、除草作業など一生懸命手伝ってくれました。また元気な笑顔を見せに来てください☆

●塾野菜料理会

調理の流れについての説明 夏野菜の炊き込みご飯と一品料理を作ります。
重さを量って使用する野菜を集めます。 野菜は全部揃ったかな?
まずはしっかり洗いましょう。 調理の順番を確認中です。
包丁の使い方を教えてもらってます。 さいの目切りはできるかな?
みんな野菜を切るのに集中しています! 上手に切れました!この調子で頑張ろう。
ニンジンとジャガイモを湯がいています。 野菜が切り終わったら調理開始!
火が通るまで炒めていきます。 柔らかくなったら一度ボウルに上げます。
米、野菜、水を入れたら炊き込みます。 室内では配膳の準備をしています。
盛り付けも工夫しました☆ 完成しました!美味しそー☆
Aチーム:頑張って作りました。 Bチーム:命に感謝して食べよう!
Cチーム:食事のマナー守ろう! Dチーム:感謝会の話を意識して!
Eチーム:美味しく頂きます。

チーム農園の野菜を使った一品料理

Aキュウリとトマトのサラダ

Bキュウリの野菜スティック

Cキュウリの塩もみ、冷やしトマト

Dトマトの丸かじりとキュウリ野菜スティック

Eキュウリとトマトのサラダ

●食事後:料理会の片付け

使った道具は確認をして直します。 汚れを落とします。
炭汚れを落とすのは大変でした。

外での料理会を予定していましたが、あいにくの雨となり、調理以外の切り込みや食事は室内に変更して行いました。行ったり来たりと移動が大変でしたが、自分の役割を果たし、チームで協力してご飯作りを頑張りました。夕食は、自分たちの手で作り上げた料理を囲み、みんなで美味しく頂きました。

普段美味しい料理を作ってくれる厨房スタッフや家の人の気持ちや苦労を理解し、活動に取り組んでくれていたら嬉しいです。

●感謝会:第2部 命の話

絵本:「いのちをいただく」の朗読 食肉加工センターで働く人、牛を売る人の話

●環境の話

自然の恵みについて(チーム農園と砂漠) 死と隣り合わせで生活する同世代…
生きることが精一杯の日々を送る人々… みんなの生活はどうでしょう?
衣・食・住に恵まれていることを知ろう! 今の気持ちを文字にして残します。
普段よりすらすら書けていました。

[感謝会終了後、塾生の感想]

・牛たちは人の為に犠牲になって食べられている。辛いことをされて殺されたのに「この部分嫌い」と言って残すことは絶対にしてはいけない事だと思う。

・食べたいものがあれば買い、やりたいことがあれば時間を作ってやる。しかし僕たちが過ごしている時も命を懸けて国を守る子供がいる。外国から見ればこの国はとても幸福だということに気付いた。 ・毎日毎日この時間にも命の危険を感じながら戦っている。子供たちはいつもおびえていると思う。敵でも命があることに変わりはない。ぼくがその国で戦い、人を殺してしまったら生きて行くのがとてもつらい。今改めて自分が幸せだと感じる。
●チーム農園計画
漏れのない作業計画を立てよう。 自分の担当箇所は詳しく書きます。
持ち帰り用キュウリの仕分け 自分の物に名前を書きます。

7月5日(日) 第3日目

●チーム農園

しっかり伸ばして農作業を頑張ろう! 木酢液で病害虫予防!
害虫でも見つけたのかな? A:面白い形のキュウリが出来ていました!
空いた畑に小松菜の種を播いています! 美味しそうなトマトが出来ましたね!
Cチームの畑。Before… After…  畑らしくなりました!
こちらの雑草もすごいです。 袋いっぱいに除草を頑張ってます。
立派に育てることが出来ましたね! 被害を防ぐための工夫をしています。
Eチームのピーマン豊作ですね♪ たくさん収穫できました☆
「実がついた」と喜ぶチームもあれば… カラスに食べられて悲しむチームも…
夏野菜がたくさん収穫できるようになりました。スイカ、メロン、カボチャなどにも実が付きはじめ、収穫を楽しみにお世話をしていますが、上の写真のように収穫前に野鳥や動物に食べられてしまうことがあります。それを防ぐためにもネットを張るなどして対策をしていかなくてはいけません。しかし、虫、鳥、動物が悪いのではなく生きて行く為に人も動物も一生懸命だということを野菜作りを通して学んで欲しいと思います。

●昼~帰り

塾頭の締めの言葉 元気よく挨拶が出来るようになりました。
あいさつの順番待ち 気をつけて!次回も楽しみに待っています。

今回のステージは普段意識していない「命」について深く考えるステージとなりました。土曜日の昼から夜にかけて動物の命、植物の命、生活環境の違い、私たちの食生活や態度などいろいろな視点から命の大切さや感謝について学びました。塾生の心にはどう響いたのでしょう。今回学んだことを日頃から意識して感謝の気持ちを忘れずに生活していきましょう。

塾生のふりかえり

Aチーム : 野田 千翔 『チーム農園と命』

チーム農園に行った時に見てみると、草がぼうぼうだったので大変だった。そして、スイカの草はほぼ除草したので大丈夫だと思ったけど、また除草をしないといけないからまたやる。命の話、感謝会ではでんき棒でばんばんブタを打っているので、中国はひどいけど人間がこういうことをしてしまう。命とはなんにでもありとても大事で、しょくぶつはぼくたち人間に食べられるためにあるのではなく、しそんをのこすためである命は大切だとあらためて思った。

Bチーム :山村 喜一 『命の重さ』

ぼくが命の話と、感謝会で今まで命に対してとても失礼なことをしていたと思います。そして命をいただくという本を読んでもらって、命を殺すことの悲しさがとても伝わってきました。そして、中国の牛やブタやとりを売っているビデオを見たら暑さなどで死んでいったり、鉄などでたたかれる動物もいました。そうして苦しい思いをした後、僕たち人間の為にお肉になっているということを知りました。この世界には小さく子供の頃から兵隊になり、命を捨てる覚悟で戦っている子どももいました。その事を考えたら、命はとても重いものだと思いました。これから命のことも考えながら食事や料理をしていきたいと思います。

ーム :濱田 匠 『一番印象に残ったこと』

土曜日に感謝会、命の話がありました。中国のビデオを見て、電気ぼうを使ってブタを急がせたり、24時間電気をつけっぱなしで早く出荷しているので、命が6週間しかないなんてとてもエサをたくさん食べさせて太らせてひどいと思いました。日曜チーム農園でスイカをどう守るか悩んでいた時、自分が植物になってどうすればよいか考えて考えて、わらをしました。自分も生き物になれば、生き物の気持ちがとてもよく分かるんだなと思いました。

ーム : 小野寺 玄 『印象に残ったこと』

感謝会では、豚肉の命の重さを知ることが出来ました。だから僕は毎日朝食、昼食、夕食を残さず食べました。これをこれからも続けたいと思います。料理会では、僕は食事担当だからジャガイモとニンジン以外はぼくたちが切りました。さいの目切りがナスがうまく出来て食べてみたらおいしかったです。命の話では、今の生活はあたり前だと思っていたけど、今の生活はあたり前じゃないと思いました。チーム農園ではキュウリ2本とトマト3個も採れたのでうれしかったです。

Eチーム : 森 照瑛 『命のこと』

今日ぼくは、命のことについての話を聞きました。中国では人口が多いので、にわとりやブタ、牛などさまざまな動物のようしょくがさかんにおこなわれていて、その動物たちが嫌なあつかいをされているのを知りました。そして、ぼくはひどいなと思いました。そしてバタバタと死んでいく鳥たちの映像を見て、かわいそうだなあ、ひどいなあと思いました。僕は今度から食べ物を残さないようにしたいです。

今ステージの食事の献立
朝食
昼食
夕食
金曜日
ごはん、白身魚の南蛮
菜の花のピーナッツ和え
ニンジンのきんぴら
香の物(梅干し)
味噌汁
土曜日
玄米ごはん
野菜炒め
キュウリの酢味噌和え
エリンギのソテー
香の物(ナスの味噌漬け)味噌汁
白ごはん
酢鳥
ジャガイモのサラダ
春巻き&餃子
香の物(梅干し)
中華スープ
各チーム手作り
夏野菜の炊き込みご飯
チーム農園の
野菜を使った一品料理
コンソメスープ
ゼリー
日曜日
玄米ごはん
シシャモ、カクテキ
ナスのしぎ焼
香の物(きゅうりの浅漬け)
味噌汁
白ごはん
鳥の手羽煮
ピーマンソテー
フルーツ盛り
香の物
味噌汁