塾の活動

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塾の活動

「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。

男子第4ステージ 4月17日(金)~4月19日(日)

2015.04.24(金)

~テーマ:自立しよう~

第4ステージでは、兄会議、共同農園、チーム農園開園式、チーム農園、天体観測、ヤマメの放流などの活動を行いました。前回までは共同生活についての基本的なマナーや農業の基礎知識などを学びましたが、今まで学んだことを意識して、また知識を活かしてチーム農園を立派に作り上げましょう。自立を目標に頑張る塾生の様子をご覧下さい。

4月17日(金) 第1日目

●鳥栖駅に集合

みんな元気いっぱい!
久々の会話が弾みます。

●夕食

夕食前は必ず手帳の唱和をします。
たくさん食べてくれるので嬉しいです。

●塾頭の話

 
テーマについての話

今回のテーマは『自立しよう』です。そして、いよいよ明日からチーム農園が始まります。今まで講義や共同農園で学んだ知識を活かして、自分たちの手で農園を作り上げて下さい。

また、生活面でも3ステージまでに学んだマナーを身に付け、自立していきましょう。

●チーム農園計画の説明

 
作業計画の立て方について
情報を参考にしっかり計画を立てよう。
まずは作業するペアを決めます。
肥料や道具は何が必要かな?

●兄会議

どんなチームにしたいかを話しました。
兄の分まで協力して布団敷き!

4月18日 (土) 第2日目

●釜飯炊き・掃除

待ち時間に感想を思案。
野菜の皮は肥料にするため、細かく切ります。
塾生室をきれいに掃除。 ほうきの使い方もしっかり学びます。

●共同農園、 保護者ボランティアの紹介

朝一はラジオ体操から! 自分の父、母を紹介することも学びます。
うるち米の播種の説明 4粒ずつ播いていきます。
間違えないように気をつけて! みんな真剣に播種しました。
播種が終わったら、土を被せます。 水を含んだトレーは少し重そうでした!
播種が終わりました。(Aチーム) 芽が出るのが楽しみですね!(Eチーム)
ごぼうの畝づくりの説明 ふかふかの土になるように頑張ろう。
ごぼうの畝は高く盛ります。 2人で協力して種を播いていきます!
反対側からも株間を測りながら丁寧に! 最後はもみ殻燻炭と敷きわらをします。
完成しました!(Aチーム) 2チーム合同で頑張りました。(Eチーム)
ショウガの植え方の説明(B、Dチーム) 穴掘り、燻炭まき、ショウガ植えと分担作業中。
Dチームも協力して頑張っていました。 成長が楽しみです。
スタッフで作った苗も元気に育っています。 レタス(ロマリア)の定植
立派に定植出来ました。(Cチーム) ホウレンソウ(アクセラ)の播種
こちらはレタス(バークレー)の定植 美味しいレタスが育ちますように★(Bチーム)
キャベツ(レンヌ)の定植 キャベツには防虫ネットで害虫対策!
長靴洗いにはみんな苦戦している様です。 共同農園のふりかえり
 今回の共同農園では、前回女子が塩水選をしたウルチ米の播種を行いました。 その後各チームに分かれ、ショウガの定植やゴボウ(渡辺早生)、ホウレンソウ(アクセラ)の播種、レタス(バークレーロマリア)、キャベツ(レンヌの定植を行いました。初めて葉物の定植を行うチームの塾生も頑張ってたくさんの苗を定植していました。そして、 共同農園で学んだことを今回から始まるチーム農園に活かしてほしいと思います。
市村自然塾九州で栽培している野菜の多くにタキイ種苗株式会社様から提供して頂いた種を使用しています。
タキイ種苗株式会社様のホームページはこちらです

●チーム農園のマップ紹介

 
他のチームは何を植えるのかな? 疑問に思うことを探しながらマップを観察。
質疑応答タイム 質問を受けたチームは、代表が答えます。

●チーム農園開園式

 
兄を中心にチームで協力して頑張って下さい。 塾頭よりチーム農園の看板授与
各チームの兄は抱負を述べます。 みんなで楽しくチーム農園を頑張りたいです!

●チーム農園開始、 保護者ボランティアの挨拶

保護者の方からの感想 あいさつをしてから始めましょう!
チーム農園よろしくお願いします! 始めの作業は協力して看板を立てます。
休みの子の分まで4人で頑張るぞ! 楽しみながらも真剣に頑張ります。
まずは堆肥を前面に広げます。 みんなで鍬打ち!
力と根気が必要な作業です。 耕したらマップで確認しながら区画分け。
メジャーを使って正確に! 区画が決まったら畝作りをします。
ちょっと疲れたので一休み。 ゼリーを食べて、エネルギー補給。
キュウリの定植をしています。 キュウリにはあんどんとわら敷き!
Eチームはトウモロコシの種を播きました。 集中して頑張っていました。
前回作った野菜の看板も立てます。 サトウキビの播種完了!
何もなかった農園が… みんなの頑張りで、畑らしくなりました。

●天体観測(講話)

「福岡星の会」の方からの講話 星座版を方角に合わせて見ましょう。
隕石を見るのは初めてです。 実際に撮った写真も見せて頂きました。
皆既月食の様子 話を聞いて感じたことを手帳に記入します。
今回予定していた天体観測は、あいにくの雨で実施することが出来ませんでしたが、「福岡星の会」の方から貴重なお話をして頂きました。また、オーストラリアで見つけたという隕石も見せて頂き、初めて見る塾生は「小さいのにこんなに重いの?」とびっくりしていました。これを機に天体に興味を持つ塾生がいると嬉しいです。「福岡星の会」の方、有難うございました。

4月19日(日) 第3日目

●起床後、掃除、釜飯

2人で協力してキレイに畳もう。 鏡の水気をキレイに取ります。
まだ温かいお湯を利用して掃除 事務室の掃除も丁寧に頑張ってくれました。
食事当番のBチーム、釜飯の味見中。 美味しそうに炊けています。

●歌

まずはラジオ体操で体を温めます。 しっかり伸ばして!

大きな声で歌いましょう♪

今回は「はじめの一歩」を歌いました。

塾生活に慣れるのと同時に、歌声も大きくなっている様です。

●ヤマメの放流

 
牟田区長より、橋本鳥栖市長と三谷会の紹介 放流の際の注意事項を教えてもらいました。
塾近くの川に歩いて移動。 チームごとに1列になり、川に入ります。
ヤマメの稚魚 ゆっくり放流しましょう。
つめた~ぃ! 元気に育ってね!
透き通った河内の川を守っていきたいですね。 流れに逆らって元気に泳いでいました。

●レクリエーション

 
チームバラバラのグループで競います。 どのグループも仲が深まった様です。
電気ビリビリゲーム どれだけ早く握手を回せるか勝負です。
塾周辺にいたシマヘビ 希望者は触ってみました。
おたすけシートの説明 水やりや観察をお願いしておきましょう。

●締めの挨拶

黒田さんからの締めのあいさつ GWを満喫して、元気に第5stを迎えましょう。

今回のステージはチーム農園がメインとなり、計画立て、実践、片付け、お助けシート書きなど、どれも初めてのことで苦戦している子が多かったように思います。そして、土曜日の夕方から雨が降り、日曜日のチーム農園を前倒ししての作業となり、どのチームも休み時間を利用して予定していた作業を終わらせようと頑張っていました。しかし、生活面を見ると塾生活への「慣れ」が気を緩め、注意を受ける事が多いく、活動と休み時間のメリハリがつけていないように感じます。GWを挟みますが、次回は気を引き締めなおして塾活動を楽しんでもらいたいと思います。

塾生のふりかえり

Aチーム : 金子 啓大 『チーム農園での初めての活動』

今日、初めてチーム農園がありました。牛ふん堆肥がまかれており、それをのばすのから始まりました。あまり広がらず大へんだったけど、うまくのばせました。ぼくの一番印象に残ったことは、みぞほりです。なるべく横にあるみぞに合わせてみぞをほろうとするけど曲がったり、どうしても深くなったり浅くなったりしてしまいました。それでも初めてのクワの練習の時に作ったみぞより、はるかにうまくなっていました。それにこつがつかめると上手くみぞがほれるようになりました。ぼくはキュウリを植えました。1こ1こ慎重にやっていきました。「うまいね」と言ってもらえてうれしかったです。あと、ネットメロンも植えました。作りやすいと書いてあったのでぜひとも作り、市村に伝説を残したいです。

Bチーム : 玉木 良汰 『ご飯をたいた事』

げんまいご飯を作るときにきつかったことは、米をとぐことです。米をとぐときに、まずかまに入った米に水を入れた後、流すときに米もいっしょに出るのでそこがむずかしいです。そのあとに米とぎをするとき、こしがとても痛いです。それが3回終わったら、かまたき場でかまをたきます。そして火はご飯を作ることに一番重要だとわかりました。そしてご飯が出来て、味見をして、おいしかったので次も作るときに上手に出来るようにがんばって作ります。なので、そのときはおこげをいっぱい作りたいです。

Cチーム : 森岡 大翔 『ヤマメ放流』

日曜日に川にヤマメを放流しました。最初にヤマメを見た時にかわいいと思いました。川に着いてヤマメを放流した後、ヤマメをさわってみようと思いました。でも、川に手を入れたらすぐに逃げるし、冷たいのでなかなかさわれませんでした。でも、いっぱいヤマメが集まっているところに両手を速く入れたら1匹ヤマメが獲れました。さわってみるとつるんとしていました。ぼくはその後すぐににがしてやりました。今考えてみるとあんなに小っちゃいヤマメがすごく大きくなるなんてありえないと思います。ぼくはこの体験を通じて、どんなに小さな生き物でも、僕たち人間のように成長していけば必ず大きな生き物になるということを学びました。

Dチーム : 井澤 悠 『心にのこったこと』

心にのこったことは、チームのう園です。ぼくはトウモロコシの担当で、トウモロコシを植えました。大へんだったからおいしくなってほしいです。ヤマメの放流はヤマメがちゃんと大きくなって欲しいです。天体観測は、星は見えなかったけど動画やいんせきを見たりさわったりできて嬉しかったです。本物のいん石をさわらせてくれて、てつのいん石と石のいん石があることを初めて知りました。共同農園はショウガを植えるのがたいへんでした。大きいのが出来てほしいです。キャベツは苗で植えたけど、たいへんでした。おいしく育ってほしいです。

Eチーム : 中村 翔太 『ヤマメ放流』

日曜日にヤマメの放流をしました。外は雨がふっていたので雨ガッパを着て放流をしました。まず、川に行きました。歩く所がほとんどなくて、川にしずんでいる石をふみながら進んでいきました。バランスゲームみたいで楽しかったです。そして、バケツに入ったヤマメを放流しようと思ったけど、全然動いてくれなかったので、死んだかなっと思いました。だけど、川にヤマメを放流したとたんに元気よく泳いでいました。そして僕は水に手をつけてみました。水の温度はすごく冷たくて、手の温度がいっきに下がりました。だけど、ヤマメにはこの温度が気持ちいいんだなと実感しました。ヤマメがでっかくなってくれたらうれしいです。

今ステージの食事の献立
 
朝食
昼食
夕食
金曜日
ごはん、チキン南蛮
カボチャの煮物
白菜の柚和え
香の物、味噌汁
土曜日

玄米ごはん
スクランブルエッグ
たらこ、ごま豆腐
ひじき煮
香の物、味噌汁

豚肉と野菜炒め
切り干し大根煮
ポテトサラダ
香の物
味噌汁

玄米ごはん
白身魚のカレー天ぷら
ホウレンソウのソテー
がんも煮
香の物、味噌汁
日曜日

玄米ごはん
鯖みりん
粉ふき芋
もずく
香の物、味噌汁
ビビンバ丼
切り干し大根のサラダ
すまし汁
グレープフルーツ