おしらせ
市村自然塾 九州からのおしらせです。ホームページの更新内容や塾からのおしらせをお伝えします。
スタッフによる活動⑪ 夏野菜の定植

今回は、トマト・ナスといった夏野菜の定植を行いました! |
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【トマト】 |
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支柱を立てます
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定植の前に耕した畑に支柱を立てます。 支柱には、野菜の苗や株を支える役割があり、茎が折れやすい野菜や、つるが上に伸びていく野菜に使われます。 縦に支柱を立てるだけでなく、横や斜めにも付けることで風に強く、倒れにくくなります。
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トマトの苗
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茎が太く元気に育っています。 |
等間隔に苗を並べます
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トマトは株間50センチで定植します。 支柱の真横に植えていきます。 |
定植をします |
ひとつひとつ丁寧に定植しました。 |
トマトの誘引 |
トマトの定植にはもう一つ大切な工程があります。 それは「誘引(ゆういん)」です。誘引とは、支柱に茎をひもで結び付け、風で倒れず、元気に生育するために行います。 茎が太くなるのも考えて、茎に結び付けるときは10円玉くらいの余裕をもって結びます。 |
敷きわらを敷いて完成! |
最後に水をたっぷりとあげ、土の乾燥や温度の上がりすぎや下がりすぎを防ぐ、敷きわらを敷いてトマトの定植は終わりです。 今回は、ミニ・中玉・大玉トマトを定植しました! |
【ナス】 |
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ナスの苗
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ナスの苗は、トマトに比べて葉が大きく、葉脈が紫っぽい色をしているのが特徴です。 |
等間隔に穴を掘り、水を注ぎます |
株間50cmで定植します。 穴を掘り、穴に水を注ぎます。苗を植えた後にも水をかけますが、土の深いところまで水が届かないこともあるため、先に定植予定の穴に水を与えます。 |
土にたっぷり水を含ませます
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穴に水たまりができるくらい注ぎます。 「こんなにあげてもいいの!?」と思うかもしれませんが、土は水の吸収が早いので水たまりになっていても、10秒くらいで溜まっている水はなくなってしまいます。 |
手寧に作業します |
ポットごと、バケツの水に付け根に充分に水を含ませてから植えます。ポットから取り出すときは、根をちぎったり傷つけたりしないように、優しく丁寧に扱います。 |
水を与えます |
定植後は、たっぷり水を与えます。 |
あんどんを作ります |
定植後は、「あんどん」をつくります。 あんどんには、虫をよけたり、苗が小さいうちに風で弱らないようにするなどの効果があります。 |
あんどんされた苗 |
苗を囲うように支柱を立て、ビニール袋をかぶせます。 |
完成! |
これでナスの定植は終わりです。 |
ピーマン・パプリカの定植 |
ナスと同じ手順で、ピーマンやパプリカ・キュウリも定植しました。 定植の手順は同じでも、育ち方や実のなり方には違いが出てきます。 成長を楽しみにしておいて下さい! |
今回は、トマトとナスの定植を紹介しました。いかがでしたか? 塾の周りも暖かくなり、野菜もすくすく成長しています。 野菜の成長には、毎日根まで届くくらいたっぷり水を与えることが必要不可欠です。これから夏に向けて、ますます暑くなっていきます。塾活動が始まったら、野菜のお世話も頑張りましょう! |