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「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。

第8期生卒塾式 平成22年12月12日(日)

2010.03.08(月)

卒塾式前に男女で歌の練習。 

卒塾おめでとうございます!!

 みなさん、こんにちは。山の紅葉も終わりを告げ、自然塾で生活した塾生が巣立ちの時を迎えました。第8期生60名が過ごした18ステージ54日間は、涙あり笑いありのノンフィクションドラマの連続でした。今日は、その有終の美を飾る大切な日。長いようで短かったこの塾生活は、一人ひとりの塾生にきっと、「あたま」ではなく「からだ」で、生きる力を身につけてくれたのではないかと思っています。希望を胸に明日へと羽ばたいていく第8期生の卒塾式の様子をご覧ください。

 

 第8期生卒塾式

 

市村自然塾 九州 代表理事
末吉 紀雄 様

コカ・コーラウエスト㈱ 顧問
久保 長 様

鳥栖市 副市長
篠原 正孝様

佐賀県教育庁 社会教育・文化財課 課長
江島 秋人 様

市村自然塾 九州
髙瀬 雅宏 塾頭

  市村自然塾 九州の代表理事をはじめ、多くのご来賓の方々から、卒塾の門出を祝ってのご祝辞を頂きました。
髙瀬塾頭は、塾で学んだ「3つの心と2つの力」をこれからの生活や新しいステージでどんどん発揮していってほしいと述べました。


髙瀬塾頭より修了書の授与


末吉代表理事より記念品授与


男子皆勤賞(原君、岡本君)


女子皆勤賞(眞﨑さん、本田さん)

 修了書の授与です。全18ステージの塾生活を終えて、みんなよくここまで頑張りました。髙瀨塾頭より修了書が、末吉代表理事より卒塾記念品が渡されました。塾生みんな、入塾式の時よりも凛とした表情をしており、全18ステージの塾生活を通して得た「体験」からくるものと感じました。
また、①皆勤賞(男子2名、女子2名)と②ステージ皆勤賞(男子14名 女子17名)の表彰も行われ、参列した出席者の前でその功績を称えられました。

①皆勤賞:全18ステージ54日間の塾活動において、一日も休まず通塾した者に贈られます。
②ステージ皆勤賞:途中で帰った人でも、全18ステージに参加した者に贈られます。

 保護者の代表の方から、記念品として『電波式掛け時計6台』の目録が読みあげられ、自然塾へ記念品として贈呈されました。

 各塾生室と塾舎2階和室に設置させていただきました。
第8期生のみなさん、ありがとうございました。


電波式掛け時計

 塾生ふりかえりの言葉と斉唱

 
 

 塾生一人一人から卒塾にあたってのふりかえりの言葉を述べてもらいました。
ここにそのいくつかを載せたいと思います

4年 具嶋 慎一 
ぼくが一番心に残ったことは、早朝登山です。山の上から太陽を見るのは初めてだったのでわくわくしました。東の空からゆっくり登ってきました。みんなと見た太陽はきれいに輝いていました。「いつも僕たちを照らしてくれてありがとう」と手を合わせました。

5年 福元 政彦
野菜をいっぱい撤去した時のことです。トマトやトウモロコシが全く採れませんでした。トマトが収穫できなかったのは、「僕が虫を恐れて仕事をしていなかったのがいけない」と思いました。それからは、虫が出てくるかもしれないけど、チャレンジしようと心に決め、後作では頑張りました。

5年 上妻 走瑠
道具の使い方も分からない。農業で使う言葉も分からない。農業で使う言葉も分からない。何をすればいいかも分からない。何も分からないので、スタッフばかりに頼っていて手伝ってもらっていました。だけど、ステージが進むにつれてだんだん手伝ってもらえなくなってきました。だから、自分で農業の言葉や道具の使い方を覚えました。

6年 槇 迅
一生懸命仕事をして、楽しい塾生活を送るためには、集団生活のマナーを守ることが大切だということを学びました。朝、6時30分起床。起きれないと思っても、みんなが起きて待っていると思うと「早くしなきゃ」と思えるようになりました。特に五分前行動をするのに苦労しました。

5年 武谷 碧
自然塾で学んだものの中で、一番に心に残っているものは命の大切さです。魚の骨のまわりについた小さな身や茶碗についたご飯粒など、身落としてしまいがちでした。どんなに小さなものでも、口に運ばれるものには命がありました。その命たちも、人間に食べられるために生まれてきたのではありません。人間は命をいただいて生きている動物だという事を学びました。


『スマイルアゲイン』 伴奏:武谷 碧さん


『ふるさと』 伴奏:眞﨑 優里さん

卒塾式に向けてみんなで練習してきた曲『スマイルアゲイン』と『ふるさと』を歌いました。一人ひとりが歌詞に思いをこめて、これまでの自然塾活動をふり返っているように見えました。

 
保護者からの謝辞

 保護者代表より、自然塾への感謝の言葉が読み上げられました。
ありがとうございました。

 

 卒塾式第2部


塾生活のフォトムービー上映


塾生の成長の軌跡「あしあと」の配布

 はじめにスタッフの紹介と、これまでの塾生活の様子を綴ったフォトムービーの上映を行いました。数々の自然体験活動を体で学んできた塾生にとって、その一つ一つが思い出深いものとなっていたようです。懐かしさを仲間同士で分かち合いながら、映像に見入っていました。
毎年恒例となった塾生の様子や変容、塾生自身による自己評価などをまとめたカルテ「あしあと」を保護者の方々に配付しました。スタッフが、見たままをありのままに表現し、成長を記録した「あしあと」、ぜひ家族みんなで一緒に読んで、日頃気付かなかった我が子の良さにも目をとめていただき、親にとっては子育ての資料として活かしてほしいという願いを込めています。


保護者への挨拶:双川 莉央さん


保護者への挨拶:川浪 ななこさん

 


心をこめて歌います。


『素晴らしい言葉』 伴奏:中尾 有咲さん


『絆』と『素晴らしい言葉』

 18ステージ通塾するにあたり、この活動に参加することを陰ながら支えてくれた家族へ、感謝の気持ちと思いを込めて『絆』『素晴らしい言葉』の2曲を贈りました。
塾生のみなさん。全18ステージ本当によくがんばりました。自然塾の思い出を胸に、これからの更なる活躍を応援しています。

 

 記念撮影 

第8期生男子 30名

第8期生女子 30名