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「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。

女子第8ステージ 7月8日(金)~7月10日(日)

2011.07.08(金)

 

いのちをいただく。 

~テーマ:すべての命に感謝しよう~

第8ステージは、命をいただくことを学ぶ「感謝祭」を行いました。共同農園での野菜の収穫、ジャガイモ料理、うた、中間発表準備など盛りだくさんの内容でした。元気いっぱいに活動する塾生の様子をご覧ください。

7月8日(金)第1日目

 ・歌(手のひらを太陽に)

 
「手のひらを太陽に」の歌詞 今回はすーさんと塾頭さんが演奏。

 この歌は翌日の「感謝祭」で歌います。明日はどんな気持ちで歌うのかな

7月2日(土)第2日目

・共同農園

 
キャベツの収穫。 ニンジンを収穫。
キュウリやトマトも収穫しました。 つるなしインゲンの収穫。

今回の共同農園では、「感謝祭」のために、多くの種類の野菜を収穫しました。 

・感謝祭

 
収穫物を含む多くの食べ物を囲んでいます。 食べ物の気持ちを考えました。
私たちがいただいている食べ物に感謝。 「手のひらを太陽に」を合唱
機能とは違った気持ちです。 感謝祭では、収穫した野菜を囲んで命について考えました。 塾生もみんな真剣に「命」について考えました。下の作文からもわかるように「食べ物」についての考え方が大きく変わりました。
  

・塾生の感想文   テーマ ~「感謝祭で命について考えてみました」~

 Aチーム:永田 紬

私は、今日感謝祭で命の大切さを学びました。今までは、ご飯を食べる前や、あとに「いただきます」や「ごちそうさまでした」と合掌する時、作ってくれた人に対して言っていました。でも、感謝祭では、命を頂いている物に言わなければいけないんだとわかりました。食べられる方の気持ちになってみると、悲しいけれど、私たちが生きるためには仕方がないので、せめて、残したり無駄にしないようにしたいと思いました。これからは、食前や食後の合掌で、作ってくれた人にも感謝し、食べ物にも感謝し、残さずにいただくようにします。 

Bチーム:唐島 はる歩

感謝祭を終えて、私は、今まで知らなかったことがたくさんわかりました。私たちの陰で、牛、豚、野菜たちの命が殺されている。虫も、人間がつぶしたり、踏まれたりしている。1つ1つの命がなくなっている。牛、豚、野菜だって「まだ生きて、子孫を残したかったのに」と、悲しんでいると思います。でも、私たちは、それを食べていかないと、生きていけない。1つ1つの命を大切にしたいです。 

Cチーム:南部 紀乃 

今回の感謝祭で、初めて本当の命の大切さを学びました。私たちが普段、さりげなく食べている食べ物にもちゃんと1つ1つ命があることを知りました。私たちが勝手に、収穫をしなければ、野菜たちはもっと大きくなれたかもしれない。もっともっと、太陽の光を浴びて、土の栄養を食べて、雨水を飲んで、大きくなろうとしていた、野菜たちへの感謝をしなければ、いけないのに。私たちはそれを忘れて、当たり前のように、野菜、肉、魚、などを食べていた事に初めて気づきました。今まで料理を作ってくれる、調理員さんやお母さんに言っていた「いただきます」「ごちそうさま」をこれからは食べ物たちにも言おうと思いました。 

Dチーム:光武 里佐子

私は、この感謝祭で、たくさんのことを学びました。それは、野菜も生きていること、食べ物は粗末にしてはいけないこと、いろいろな物がこの地球に生きていることを知りました。私は食べ物については、関心を持っていなかったけど、この話があってから、いろんな野菜も「もっともっと大きくなりたかった。もっともっと子孫を増やしたかった」と思っていたと思います。私はトマトが苦手です。でもこの話を聞いて、トマトも頑張って好きになってみようと思いました。とても感動しました。 

Eチーム:新地 水桜

今日は大切さを学びました。野菜は、私たちのために生きていると思っていたけど、野菜は子孫を作る為に一生懸命に生きていました。今日の勉強で命をいただいているからしっかり心をこめていただきます、ごちそうさま、を言おうと思います。いつも、野菜、牛、鳥、鶏に感謝をしようと思います。この8ステージは、ありがとうという気持ちでいろいろな物を食べたいと思います。

 ・ジャガイモ料理(ポテトコロッケとポテトサラダ)
  自分たちで育てた野菜を使って料理をしました。

まずは料理の説明を聞きました。 ジャガイモを煮えやすくするために切ります。
ポテトサラダ用のキュウリは薄く切ります。 くどを作ってジャガイモとニンジンを湯がきました。
しっかり茹で上がりました。 茹でたジャガイモの皮をむいて潰します。
みじん切りしたタマネギとひき肉を炒めます。 コロッケはいろいろな形にしてみました。
研修室でポテトサラダと野菜の盛り付け 小麦粉、とき玉子、パン粉をまぶします。
順番に流れ作業で衣をつけました。 各チームのお姉ちゃんが揚げました。
自慢のコロッケの完成です。  命に感謝して完成した料理をいただきました。

  ・中間発表準備

前作の見直しをしました。 発表に使う表を作成します。
親子大会で発表するチーム農園の中間発表会の準備をはじめました。今までのチーム農園の活動を振り返りました。

・いのちをいただく話「牛のみーちゃん」

みんな真剣に話に聞き入りました。 紹介された本。
牛のミーちゃんの悲しいお話でした。塾生みんな「いのち」というものを深く考えた時間でした。

7月3日(日)第3日目

・チーム農園

 
サトイモの除草 夏は雑草がすぐに伸びてきます。
鳥よけネットもしました。 実ったカボチャの向きを変え敷きわらをたします
トマトやキュウリなどの追肥も行いました。 つるなしインゲンが収穫できました。
キュウリ、カボチャ、トマトが収穫できました。 今回のチーム農園ではトマト、カボチャ、キュウリ、、つるなしインゲンなど多くの収穫物がありました。頑張って世話した畑からたくさんの収穫物が出ると本当に嬉しいですね。第9ステージでもたくさんの野菜を収穫しましょう。

 第8ステージでは「いのちをいただく」ということについて深く考えたステージでした。きっと、農作業ではより野菜のことを考え、食事の時間の「いただきます」や「ごちそうさま」の言葉の重みにも変化が表れることでしょう。今後の塾生の気持ちの成長を期待するステージとなりました。

塾生のふりかえり  ~テーマ:命に感謝した第8ステージ

Aチーム:中村 瀬菜

  私は、第8ステージで野菜やお肉に命があることがわかりました。テーマは「すべての命に感謝しよう」でした。私はテーマを見たとき、「命 なら感謝くらいしている」と軽く思ってしまいました。土曜日、朝もいつも通りすごして、朝食を食べ、いつも通り共同農園をしていました。感謝祭で、私たちが収穫したカボチャが出てきました。その時は何にも知らなくてただ、「カボチャが中心に出たよ!目立ってるね!」とはしゃいでいました。塾母さんが話始めると、塾母さんはとても真剣な顔で、真剣な声で話し始めました。「野菜にだって命がある」そんなこと思ったことなんてありませんでした。日曜日、お昼にでたお肉も動物だから残さないと決心しました。食べる前に言う「いただきます」後に言う「ごちそうさま」も野菜に感謝、お肉に感謝して言うようにします。これからは、どんなことにも有り難みを持ちたいです。

Bチーム:唐島 はる歩

 他のステージでも、感謝をたくさんしていたけれど、このステージで、また、あらためて感謝をしました。今までの私は、ご飯を作ってくれた人にだけ感謝をしたけれど、ごはんを作ってくれた人にだけではないと思いました。それは、人間の勝手で、多くの食べ物がなくなっていると思いました。牛、豚、鳥、魚、野菜には、1つ1つの命があります。そして、ただ、食べ物は、人間に食べてもらいたくて、生きているんじゃなく、食べ物は、子孫を残したくて生きています。間引きしたゴボウも本当は、「まだ、大きく育ちたい、子孫を残したい」と思っていると思いました。だから、ご飯を作ってくれた人だけではなく、食物にも感謝をしようとあらためて思いました。 

Cチーム:城本 春菜

 今回のステージは、ちょっとみんなの気持ちの持ち方が変わりました。その理由は、テーマである、命、感謝などをもとにして、食事は残さず食べることや、食べ物を粗末にあつかわないという塾母さん の話から野菜もちゃんと生きているということ分かったからです。8ステージは、なんと私の大嫌いなトマトばかりでました。最初は、お姉ちゃんだからとか好き嫌いは駄目だからという気持ちで食べていたけど今は、命の話を聞いて、食べられない人だっているし、みんなで育てたから、必ず美味しいと思って食べたら、本当においしかったです。トマトの本当の甘さや香りが今でも心に残っています。チーム農園では、自分の育てているカボチャのうどんこ病が悪化していたので、木酢液を2本分くらいたっぷりかけてあげました。今日収穫したものは、一生懸命、育ってくれたから、大事にありがたく頂きたいです。

Dチーム:森山 優真

   今回の第8ステージのテーマは「すべての命に感謝しよう」でした。私はこのテーマを見て、食べ物に感謝しているのか、いろいろな物に感謝しているのか心配でした。塾母さんの話を聞いて、食べ物にも命があるということがわかりました。食べ物を粗末にすることは命を捨てるということにつながるとわかりました。感謝祭のあとには、ジャガイモ料理があり、感謝の心を忘れずにジャガイモやタマネギなど大切に扱いました。感謝してつくったコロッケやサラダは、とてもおいしく、みんなの心が一つになっていました。だから、これからなんでも大切に使おうと思いました。

Eチーム:小山 桂子

 今回の8ステージでは、「すべての命に感謝しよう」だった。私は、今回のステージで、命はとってもとっても大切だと思いました。土曜日の午前中は共同農園でした。Eチームは、キュウリ、トマトを収穫しました。とってもおいしかったです。次に感謝祭がありました。命のことをよく考えました。土曜日の午後からは、ジャガイモ料理を作りました。午前中に収穫した、キュウリはポテトサラダに。トマトは盛り付けにして食べました。とってもおいしかったです。夜は、中間発表の準備をしました。ラストの日曜日は、チーム農園がありました。今回、「カボチャ」「キュウリ」「トマト」を収穫しました。とっても、おいしそうでした。また、次に来た時、いろんな野菜に育ってほしいです。「いっぱい収穫するぞー!!」

今ステージの食事の献立

  朝食 昼食 夕食

金曜日

ご飯
春巻き
サラダ
マカロニスープ
高菜炒め
(767kcal)

土曜日

ご飯
みそ汁
だし巻玉子
玉葱の炒り煮
高菜炒め
胡瓜の塩こぶ和え
(628kcal)

焼きそば
みそ汁
おにぎり
(724kcal)

ご飯
コロッケ
繊キャベツ
胡瓜
トマト
コンソメスープ
(869kcal)

日曜日

ご飯
焼きししゃも
なすのソテー
納豆
みそ汁
胡瓜の醤油漬け
高菜炒め
トマト
味噌汁
(728kcal)
ご飯
煮合わせ
野菜炒め
お吸い物
高菜炒め
(638kcal)