塾の活動
「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。
女子第15ステージ 10月12日(金)~10月14日(日)
2012.10.17(水)
~テーマ:声をかけ合い、助け合おう。~
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今回のステージでは「九千部登山」を中心に、「モチ米の脱穀」や卒塾に向けての「アルバム作成」に取り組みました。また、今ステージから新米が食卓へ。活き活きと元気いっぱい活動する塾生の様子をご覧ください。 |
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10月12日(金)第1日目
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●登山の話
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九千部登山の話。
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明日登る「九千部山」について、コースの説明や登り方のコツ、動物に対する注意などの話がありました。 |
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●昔話「九千部山の祈り」
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塾母さんによる昔話。
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九千部山のいわれについての話を塾生たちは興味深々に聞いていました。 |
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10月13日(土)第2日目
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●弁当詰め
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自分の弁当を自分で詰めます。 |
キレイに詰める事ができました。 |
とても美味しそうです。 |
食べられる量を考えながら、自分で自分の弁当を用意します。他にも、飲み物やリンゴ、お菓子をリュックサックに詰めて、登山の用意はバッチリですね!!
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●九千部登山
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さあ、いよいよ出発です。 |
九千部登山では、チームで協力して3.7kmのコースを全員で歩き頂上に到達することができました。 |
足取り軽く進みます。 |
狭い足場もへっちゃら。 |
山に入ってしばらく歩くとりんご峠に着きました。 |
皆で美味しいリンゴを頬張りました。 |
あと少しで頂上です。 |
ついに到着!山頂から見る景色は壮観でした。 |
皆で「いただきます!」 |
大勢参加してくれた保護者やOGも一緒に。 |
足元に注意しながらの下山。まだまだ元気! |
野鳥の声に耳を傾けながら九千部山を後にしました。 |
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●ボランティアとの別れ
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OGボランティア |
一緒に登山をした保護者ボランティアとOGボランティアとはここでお別れです。OGからは「あとのステージ悔いが残らないように頑張って下さい。」、保護者の方から「親子でとても良い体験をさせていただきました、これからも頑張って下さい。」とのメッセージを頂きました。 |
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●チーム農園
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準備万端でチーム農園へ。 |
下山後にチーム農園の世話を行いました。今回の作業では葉物の間引きや除草が中心でした。中には、九千部山から持ち帰った落ち葉を土に混ぜて、根をはりやすい土作りに取り組むチームも。
※市村自然塾九州で使用している野菜の種はタキイ種苗さんからいただいたものです。 タキイ種苗さんのホームページはこちらから。
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チーム農園よろしくお願いします。 |
森のように茂ったミズナ。 |
定期的にサツマイモのつる返しを行います。 |
落ち葉を使った一工夫。 |
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●休み時間
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入浴後の空き時間に棒くぐりをして遊びました。 |
大ジャンプ! |
●アルバム作成
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どんなページに仕上げるか案を出し合います。 |
前回のステージに引き続き、卒塾アルバム内「チームのページ」の作成に取り組みました。レイアウトする写真や文章も決まり、チームごとに様々な工夫が見られます。 |
どんなページになるんだろう。 |
チーム農園で採れた野菜を表にまとめてみよう。 |
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●歌
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黒田さんの指導による歌の時間。 |
一日の終わりに「素晴らしい言葉」や「スマイル・アゲイン」などの曲を歌いました。 |
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10月14日(土)第3日目
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●共同農園
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慣れると楽しい足踏み脱穀機。 |
脱穀機、千歯こき、唐箕などの昔の道具を使いモチ米の脱穀を行いました。お米に関する農作業はこれが最後となります。自分達の手で育て、脱穀したモチ米はきっと美味しいことでしょう。
今回、脱穀したモチ米(ヒデコモチ)の計量結果は221.8kgでした。
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千歯こき。 |
コンバインに稲の束を通します。 |
唐箕で風を送り米を仕分けます。 |
後片付けまでが活動の一環。頑張ろう! |
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●チーム農園2
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余った時間を使い、再度チーム農園へ。 |
沢山収穫できました。 |
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●ふりかえり
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心に残った出来事を書きとめよう。 |
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塾生のふりかえり
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Aチーム:井上 絵理 『1つぶ1つぶ思いがこもっているモチ米の脱穀作業』 日曜日に脱穀作業がありました。竹につるしていた米を、千歯こき、足踏み脱穀機、唐箕、コンバインにかけ脱穀を行いました。千歯こきでは稲を歯にかけ、先の方から少しずつ入れお米だけを取っていきました。時々、葉や茎ごと取れる事がありました。昔の人は一株一株丁寧に作業している事を感じ取る事ができました。足踏み脱穀機は1本の木でできたレバ―を足で踏み、ローラーを回してお米を取っていく機械でした。すごく簡単で、米を拾うのが一番大変でした。唐箕選では、良い米と悪い米、葉を分ける機能を持っていて風を送る事により分別できました。今はコンバインという便利な機械があるけれど、昔は自分の力でやる作業の方がすごく多かったです。貴重な体験ができて嬉しかったです。
Bチーム:福田 風歌 『一生忘れられない九千部登山』 木の葉も少しずつ赤みがかっている10月の半ば頃、私達は九千部登山の入り口にいた。「さあこれからだ!頑張ろう。」そう自分に言って山を登っていった。「結構急だなあ。」そう思って登っていると、もっともっと急な上り坂があった。そこをどうにか越えて、しばらくするとりんご峠があった。私は食事当番だったので「頂きます。」の号令をかけてリンゴを食べた。リンゴは疲れた体を癒してくれるような、とても甘い蜜が入っていた。やっと登ると展望台があった。展望台に登り、360度見る景色は絶景だ。この絶景を一生忘れたくない。そう思った15ステージでした。
Cチーム:桐谷 菜々 『みんなと一緒に頑張った九千部登山』 朝と夜が段々と寒くなってきた第15ステージ、今回は九千部山という高さ848mの山に登った。最初に登山口まで行って、山に登った。初めはみんなで喋ったり笑ったりとっても元気だった。そして、1つ目の休憩ポイントに着くと、リンゴを食べた。まるまる1個をかじって食べた。少し食べにくかったけど、疲れが吹っ飛んだ気がした。その後、険しい道があったけどみんなで声掛けをしたり、手を差し伸べたりして協力した。そして…。やっと頂上に着いて、チームで新米のお弁当を食べた。頑張って登ったせいかとても美味しかった。残りのステージもチームのみんなと頑張りたい。
Dチーム:牛島 麻希 『チームの思いが深まった第15ステージ』 車のドアを「バン!」と勢いよく閉め、運転席に座っていたお母さんに「行ってきます。」と言った。外は気持ちの良い風が吹き、「秋だなあ。」と実感した。今ステージは九千部登山があり。チームや自分の力が試される。力が発揮できるよう、金曜日の夜はぐっすり眠った。九千部登山はきつかったがとても楽しく山を登る事ができた。だが、その日の夜、なぜか姉ちゃんの様子がおかしい。気のせいかと思い何も言わずに就寝準備をしていると姉ちゃんが泣いていたのだ。心配になったが声をかける事ができなかった、ということもあり寝る前に会議を開いた。内容は「姉ちゃんが注意してくれているのに、メンバーの反応が薄いから不安」という事だった。話し合いをして私達も気付かないところに気付けた。勇気を振り絞り、話してくれた姉ちゃんに感謝したい。そして、Dチームがもっと良いチームになるように楽しく過ごしていきたい。
Eチーム:木村 晏希 『みんなで楽しく登った九千部山』 少し寒くなってきて、「もう秋だなあ。」と感じた頃第15ステージがあった。土曜日に九千部山に登った。朝に弁当を詰めて、9時頃に出発した。最初にしりとりをしたりして楽しかった。途中つらくなって止めたりしたけどりんご峠でリンゴを食べて元気になり、またしりとりをしながら出発した。途中で野鳥の声を聞いたりして頂上についた。頂上でのお弁当はとても美味しかった。景色を見て「ふるさと」を歌って写真をとってあっという間に時間は過ぎ、今度は自然塾を目指して出発した。帰りは楽で、みんなで喋ったりしてすぐ塾についた。ついて初めて足がとても疲れている事に気が付いた。それほど「楽しかったんだなあ」と自分でも思った。とても思い出に残った。来年も来たい。
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今ステージの食事の献立
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朝食 |
昼食 |
夕食 |
金曜日
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栗ご飯 赤魚のきのこあんかけ 間引き菜のソテー 冬瓜の水晶煮 香の物 味噌汁 |
土曜日
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麦ご飯 鯖の味噌煮 大豆と昆布の柚胡椒煮 ミートボール 香の物 味噌汁
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おにぎり(海苔、ゆかり) 唐揚げ 里芋煮 煮たまご ウインナー きんぴらごぼう 香の物、ミニトマト フルーツ(梨)
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ご飯 だご汁 青菜のピーナッツ和え 切干大根煮 香の物
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日曜日
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ご飯 ニラ入りスクランブルエッグ ピーマンと野菜のソテー ひじきの煮物 がんも煮 香の物 味噌汁
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ロールパン ロールキャベツ ポテマカサラダ 丸ごとオニオンスープ |
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