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「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。

男子第8ステージ 7月2日(金)~7月4日(日)

2010.07.10(土)

~テーマ:すべての命に感謝しよう~

 入塾して3ヶ月が過ぎました。畑では、これまで育ててきた野菜が収穫できるまでに成長しました。今ステージでは、その野菜を収穫して感謝祭を行いました。また、ジャガイモ料理を作り、収穫の喜びや食材の命をいただいていることに感謝することを学びました。それでは、第8ステージの様子をご覧ください。

 

 7月2日(金)第1日目

●塾頭の話

 コカ・コーラウエストが行っている社会貢献活動について紹介がありました。この市村自然塾九州もその1つです。

 ●担当別ミーティング

 新しい担当になり2回目のステージ。
自分の役割を再度確認しました。

 ●歌~手のひらを太陽に~

 翌日の感謝祭で歌う、『手のひらを太陽に』を練習しました。 

   

  7月3日(土)第2日目

 ●共同農園


田押し車で水田の除草


稲の株かき

 畑と同じように、水田の除草を行います。田押し車という道具を使い、稲と稲の間を進んでいくことで、除草と土に酸素を入れ、根を伸びやすくする効果があります。株かきは、田押し車で取り除くことができなかった雑草を取り、株まわりの土をかきまぜることで、土に酸素を入れます。


野菜の管理作業


ごぼうの収穫


人参の収穫

 トマトやキュウリの誘引や除草、土寄せなどの管理を行い、収穫をしました。

 ●感謝祭

 


収穫した野菜を囲み感謝祭


食材の『命』について考えた

みんな、みんな生きているんだ♪

食べられるありがたさを知った

 この感謝祭では、自然の恵みやいろんな命をいただいて生きている自分を知り、食べ物へ感謝することを学びました。いつも私たちに食べられている食材。本当は、子孫を増やそうと大きく育ったのに、私たちが生きていくためにとっていまっていることを知り、改めて「いただきます」「ごちそうさま」の言葉の意味をかみしめました。

感謝祭を通して ~北島瑛介くんの作文より~
 今まで、「いただきます」「ごちそうさま」を気持ちをこめて言ったことはなかったけど、今日の感謝祭で、野菜、鶏、牛、魚などの命をいただいていることを感じました。野菜が一生けん命育っているのに、それを人間が食べていると思うと野菜がかわいそうだと思いました。でも、人間は、野菜、魚などを食べないと生きていけないので、もっとすべての食物に感謝をして食べていきたいと思います。また、「いただきます」「ごちそうさま」をふつうに言わないで、感謝の気持ちをこめて言いたいと思います。自分たちで育てた野菜は、ぼくたちの世話のおかげと思っていたけど、自然の日光、土、水などの栄養や育って子孫を残そうという野菜の気持ちのおかげで育っていると思います。これからは、感謝をこめて食べたいです。

 ●ジャガイモ料理

 


ジャガイモ料理の作り方の説明

 自分たちで育て、収穫したジャガイモを使い、コロッケとポテトサラダを作りました。
慣れない食材切りに悪戦苦闘しながらも、夕食のためにと一生懸命作っていました。


手を切らないように慎重に


こんな感じでいいかな


おいしそ~♪

 コロッケを揚げるのは、チームのお兄ちゃんの役目。「上手に揚げてね!」とチームみんなの期待を背負い、ドキドキしながら揚げていました。 


Aチーム


Bチーム


Cチーム


Dチーム


Eチーム

  今日の夕食は特別!コロッケとポテトサラダだけでなく、付け合わせのキャベツやトマトも自分たちで切り、ソースも各チーム特製。

 ●夕食

 

 大変だったけど、自分たちで完成させたコロッケを前に、うれしくて笑顔がこぼれます。

 ●シンボル作り、チームミーティング

 
 

シンボル完成!

チームミーティングの様子

 前回ステージで、途中まで作っていたシンボルを完成させ、それをもとに、今後どんなチームにしていきたいか話し合いました。

 ●中間発表準備

 


途中経過表の作成についての説明

 10ステージの親子大会で、これまでチーム農園でやってきたことを発表します。そのために、作業内容の確認や作物の状態、計画が変更になったことなどをふりかえり、途中経過表の作成をしました。

 
これまでの作業の確認

途中経過表の作成
   

  7月4日(日)第3日目 

 ●釜飯炊き

 

 今回の釜飯炊きは、湿気が多くとても苦戦していたようです。炎よりも煙が多く、目にしみて涙を流しながら頑張って炊いていました。

 ●チーム農園

 

 野菜の成長に伴い、支柱の組み方を変えていきます。

 この梅雨時期に欠かせない作業が溝掘り。排水がうまくいかないと野菜の根が腐ってしまったり、病気になってしまいます。

 ●ふりかえり

 気がついてみると、次のステージで全ステージの半分です。これまで過ごしてきた8ステージで学んだことをふりかえりました。

 ●気をつけよう


ヤマカガシの子ども

ブヨ(ブユ)の被害

 第7ステージの危険予測で教わったヤマカガシを実際に見ることができました。ブヨ(ブユ)は雨上がりのジメジメしたときに畑や水田にいて、刺されると赤く腫れあがることもあります。

   

塾生のふりかえり ~テーマ:8ステージが終わった~

  Aチーム:山田 義貴

自然塾でとても楽しかったこと。ぼくが一番楽しかったことは、レタスの収穫だった。理由は、初めてみんなで作ったのが大きく育ち、収穫ができたからだ。これで学んだことは、協力をし、工夫をしてやったから、じょうぶに育った。これからはいろいろと収穫をしたり、育てたりすることが多い。なので、協力をしてがんばり、最後には「よかったね。」と言えるチームにしたいなあと思った。また、こういうことがあったらいいと思う。

  Bチーム:中村 慎輔

今まで、色んなことがありました。少しここまでのことについて振り返りたいと思います。
まず、最初の3月19日に来たとき、全然なじめず、少し悲しかったです。でも、ステージを追うごとに慣れ、今では気楽に話せるようになりました。それは、みんなやスタッフさんのおかげだと思います。ありがとうございました。先日の『感謝祭』でもそうですが、ここへ来て、食べ物のありがたみを学びました。自分で畑を耕し、世話をくり返して、ようやく1つの野菜ができることを体感して知ったからです。家へ収穫して持って帰り食べたときはすごくおいしかったです。そして、給食でも嫌いな物も頑張って食べられるようになり、来てよかったなあと思いました。

  Cチーム:石村 隆昇

とても楽しいことは、Cチームの人が楽しい話や協力しているところです。話では、おもしろい話やインターネット、ゲームの話をしています。協力では、泥んこ運動会やジャガイモ料理、地域探索や共同農園、チーム農園とかで協力してとても楽しいチームになっています。8ステージが終わって、一番心に残っていることは、泥んこ運動会で1位になって、夜ごはんがカツカレーになったことです。宮田くんが「カツカレー!カツカレー!」と言って、1位になって本当にカツカレーになったのをおぼえています。

  Dチーム:坂田 理矩

一番楽しいことは、毎ステージチーム農園を見ることです。ぼくは、最初は、チーム農園なんか面倒くさいと思っていたけど、やってみると毎ステージ来るたびに野菜が大きくなっていたりして、それが楽しいです。食べられていることの方が多いので、その時は、少しくやしいです収穫できるときが楽しみです。そして、チーム農園を通して野菜を作る大変さを知りました。サトイモは順調に育っているので楽しみです。7月は、予定では収穫がたくさんある時季で、トマトやキュウリが実をつけてきているので、楽しみです。これからも、いろんな野菜を育てていきたいです。

  Eチーム:犬山 凜太郎
「自然塾に早くいきたいな」ぼくはいつもそう思っています。なぜなら、とてもチームの仲がいいからです。最初のステージでは、みんなの仲は良くなくて、決まった人としか話さない、ケンカやもめごとばかり、そんな状況でした。でも、ステージが進むにつれて、お互いのことも分かってきて、今ではみんな仲がいいです。ただ、仲が良すぎて活動の時に話してしまうので、よくスタッフさんにおこられてしまいます。仲がいいのはいい事だけど、仕事をする時と遊ぶときの区別をしっかりつけられるようになりたいです。

 今ステージの食事の献立 

  朝食 昼食  夕食

金曜日

ご飯、春巻、サラダ
かきたま汁

土曜日

ご飯、はまちの塩焼き
玉葱のソテー
たくあん、みそ汁
焼そば、おにぎり
アセロラゼリー
 ご飯、コンソメスープ
コロッケ、ポテトサラダ
繊キャベツ、トマト
胡瓜

日曜日

ご飯、納豆
焼ししゃも
ピーマンのソテー
たくあん、みそ汁
 ご飯、お吸い物
手羽先と野菜の煮合せ
ナスのソテー