塾の活動
「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。
男子第7ステージ 6月18日(金)~6月20日(日)
~テーマ:自然の中の自分を知ろう~ |
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いよいよ第7ステージです。塾生活も3分の1が終わりました。今ステージでは坐禅会が行われ、静けさの中、虫の鳴き声、木々のざわめき、小鳥のさえずる声など様々な音に耳をすませながら自分自身と向き合いました。また、萬歳寺の周辺では色鮮やかなアジサイが私たちを迎えてくれました。 |
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6月18日(金)第1日目 |
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●塾頭の話 |
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「市村自然塾九州」の「市村」の由来について、お話がありました。コカ・コーラウエストやリコーといった会社を作り、様々な慈善活動を行った市村清さんの生誕100周年を記念して「市村自然塾」は設立されたのです。 |
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●担当決め、担当ミーティング |
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塾生活の3分の1が過ぎたということで、担当替えを行い、その後ミーティングをしました。みんな真剣に仕事内容を聞いています。第7ステージから第12ステージまで、しっかりと自分の仕事をやり遂げましょう! |
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●歌 |
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今ステージでは「はじめの一歩」をうたいました。 |
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●兄ちゃん会議 |
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第2回兄ちゃん会議をひらきました。それぞれのチームの1・2番目のお兄ちゃんが出席し、自分のチームの現状を報告し、お兄ちゃんとしての抱負を語りました。責任は重大ですが、やりがいのある仕事です。リーダーシップをとる楽しさを学んでほしいです。 |
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6月19日(土)第2日目 |
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●共同農園 |
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![]() ボランティアのお父さん・お母さんと一緒に |
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今回の共同農園は収穫の楽しさを学びました。第1ステージで植えた、50gほどの種イモが500~700gのジャガイモになりました。塾生達は大きなイモを収穫するたびに喜びの歓声をあげていました。 |
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●チーム農園 |
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午後からはチーム農園作業です。どのチームも事前にしっかりと話し合いをし、協力しながら作業にとりくんでいました。 前回まいた大豆の芽が出ていないチームが多く、ハウスで育てた苗を植え替えました。次のステージには生長していることを祈ります。 |
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●おやつ |
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午前中に収穫したジャガイモ(メークインと男爵)をおやつに食べ比べました。メークインは少し苦く、男爵がおいしい、という声が多かったようです。「自分で作ったらこんなにおいしいんだ…」と感動する塾生もいました。 |
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●シンボル作り |
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第6ステージで行った「シンボル作り」の続きです。お互いが気持ちのいい塾生活を送れるように、目標やマナー、されたくないことを広用紙に書き込み、一目でわかるようにしました。 |
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●休み時間 |
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活動で疲れているはずなのに、休み時間になるともっと元気になります。サッカーやキャッチボール、バレーボールを通してチーム以外の子もどんどん仲良くなっています。今回は剣道の素振りをしている子もいました! |
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●危険予測 |
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塾周辺にいる、危険な生き物についての話がありました。自然塾は自然に恵まれたすばらしい場所であるのと同時に、危険な生き物に出会う確率も高い場所です。特にヘビなどに何の知識もなく興味本位で近づくと危ない目にあってしまいます。正しい知識を身につけて楽しく外で活動しましょう。 |
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●坐禅の練習 |
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日曜日に坐禅会がありますが、ほとんどの塾生が初めての体験です。そこで、坐禅の作法について勉強しました。足を組み、両手で印を結び、目は半分開く。きっと、塾生達にとって一番難しいのは、一言も口をきかずに静かな時間を過ごすことでしょう。明日の坐禅会が楽しみです。 |
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6月20日(土)第3日目 |
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●坐禅会 |
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いよいよ坐禅会当日です。萬歳寺の本堂に入り、緊張した面持ちで和尚さんを待ちます。まず、和尚さんにあわせて「白隠禅師坐禅和讃」を読みました。和尚さんからは「健康に生きていることに感謝する」というお話をいただき、その後坐禅に入りました。約30分の坐禅の間に、1人ずつ警策を受けるという貴重な体験をしました。静かな時間の中で塾生達は一体どんなことを考えていたのでしょう。 |
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●帰宅 |
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第7ステージもいよいよ終わりです。テーマの「自然の中の自分を知ろう」は達成できたでしょうか?毎ステージのテーマには深い意味が込められています。そこから少しでも学んでもらえたらうれしいです。次のステージでもたくさんのことを吸収してください! |
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塾生のふりかえり |
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Aチーム:原 拓海 「足がいたくてきつかった坐禅会」 このステージでは日曜日に坐禅会があった。最初は「30分くらい大丈夫」と思っていたけど、実際はきつかった。どこがきつかったかというと、足を太ももに両方のせてやっていたら、足がいたくて「片方にすればよかった。」と思った。それにブヨにかまれていたのでかゆかった。でも動いたらいけないから我慢した。そこがきつかった。たたかれたときは音ほどいたくはなかった。そして、おしょうさんが、吐く息を数えると心が落ち着くと言っていたのでやってみると、本当に落ち着いて、このステージのチーム農園や次のステージ何をするかが簡単に考えられた。自分をふり返ってみたりもした。このステージぼくが1番ダメだったと思うのはみんなの声かけだ。兄ちゃん会議があったばかりなのに5分前行動ができなかった。他には虫や鳥、雨の音が聞こえた。チュンチュンやザー、ブーンやミーンだ。この坐禅会はきつかったけど、自分やステージのことがふり返れたのでよかった。次の2回目が楽しみだ。 Bチーム:田中 瑛士 「きつかった坐禅」 萬歳寺で坐禅をしました。最初は和尚さんが話をしました。自分の中にある心臓などいつも動いてくれているので「ありがたくおもいなさい」といっていました。坐禅がはじまりました。右足を左ふとももの上におき、左足を右ふとももの上におきます。最初はスタッフが当たり方をお手本でやっていました。1人ずつまわっていき、自分の番がきました。「バシバシ」いって、ちょっといたかったです。体で感じました。耳で感じたことは、うぐいすも鳴いているし、木の音が「ガサガサ」していました。テーマのとおり「自然の中の自分を知ろう」が達成できました。自分は自然の中にいるという意識がもてました。坐禅をはじめて経験できました。 Cチーム:碓井 恒祐 「坐禅会」 6月20日にぼくにとっても初めての坐禅会がありました。はじめに白隠禅師座禅和讃というのをとなえました。ぼくは大体言えたのでよかったです。次にしたのは警策というものです。警策というのは背中を「バシン」と叩かれるものです。最初はぼくにきたので、不安でいっぱいでした。でも受けると思ったより痛くなかったのでよかったと思いました。そして坐禅が終わりました。坐禅は結構難しいし、だまっているのはきつかったりで、いい経験になったので次も頑張りたいです。 Dチーム:森 光平 「初めて経験した坐禅会」 ぼくは最初、坐禅なんかきつくないだろうと思っていた。土曜日の夜、坐禅の練習をしたときは、全然きつくなかった。そして日曜日、坐禅会の日がきた。まずみんなで萬歳寺にむかった。萬歳寺に着いたら、まず正座をして待っていた。正座のときは、まだ全然きついとは思わなかった。その後坐禅をしたとき、最初はすぐ終わるだろうと思っていたけど、実際はとても長く、本当に終わりがくるのだろうかと思ったほどだった。ぼくは坐禅を初めて体験して、学ぶものが色々あった。次に坐禅をするときは、もっと気を引きしめて頑張りたいと思った。今日はいい体験になったのでよかった。 Eチーム:小玉 航平 「チーム農園」 チーム農園は共同農園の後でした。最初、チーム農園の状態を見て、そのあと計画を立てました。順番に見ていったら、レタスが収穫できる状態だったので「収穫しよっか。」と言ったら、みんなうれしそうでした。でも、スイカがあまり育っていなかったので、残念でした。午後、チーム農園がはじまって、まず19日で帰る人がレタスを収穫しました。そのあと、スイカの所の中耕、トマトとキュウリの誘引などをしました。全部終わって間引きをしました。サトウキビを他のチームにわけてあげました。あと4人の人は日曜日に収穫することになりました。ぼくはチーム農園で手を動かしていたけれど、指示を出す時は強く言っていたから、今度からはやさしく言っていきたいです。 |
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今ステージの食事の献立 |
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