塾の活動
「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。
男子第2ステージ 4月1日(金)~4月3日(日)
~テーマ:生活時間と4S(整理・整頓・清掃・清潔)を守ろう~ |
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![]() 第1ステージ播いた小松菜の種から芽が出てきました |
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第1ステージに播いた種がひょっこり芽を出してきました。野菜たちも自然の恵みを全身で受けながら大きく成長していきます。塾生諸君も負けないように自然の恵みや大地から生きる力を学び大きく成長していってください。それでは今ステージも元気に活動している子どもたちの様子をご覧ください。 |
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4月1日(金)第1日目 |
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●夕食 |
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塾に到着したらまずは食事、大好物のカレー。2週間ぶりに会う仲間と楽しく会話しながら頂きました。 |
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●塾頭の話 |
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今回はテーマにもある「時間を守る」ということについて学びました。 |
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●担当別ミーティング |
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各担当にわかれ、第1ステージを終えての反省や課題を話したり、もう一度各担当の仕事内容についての確認をしたりしました。今ステージも自分に任された仕事を最後まで果たしましょう。 |
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●チームミーティング |
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お兄ちゃんより、前回行われたお兄ちゃん会議の内容をチームに報告し、チーム内での自分の役割について話し合いました。自分の役割をしっかりと果たし、チームで協力し卒塾する頃には本当の兄弟のような関係を築いていってください。 |
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4月2日(土)第2日目 |
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●起床~ |
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![]() 起床の様子 |
![]() 布団たたみ |
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![]() 塾生室清掃(ベランダ・窓ふき) |
![]() 共同場所清掃(研修室の様子) |
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起床の鐘が鳴り、新しい1日の始まりです。まだ眠たそうな塾生たちはなかなか布団から出られません。眠たい目をこすりながら塾生室掃除です。それが終わったら今度は各共同場所清掃へと移動します。テーマの中にある「掃除・清潔」を守り丁寧に掃除していきます。 |
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●共同農園 |
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< しいたけの菌打ち > | |||||||||||||||||
![]() 原木に印を付けていきます |
![]() 印のところをドリルで穴を開けていきます |
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![]() 穴に菌駒を打ちつけます |
![]() 涼しく風通しのいい場所に保管します |
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最初にシイタケの菌打ちを行いました。菌打ちではドリルや木づちを使うため、けがをしないよう安全に気を付けて作業していきます。また二人組になって協力しながら作業を進めていきました。みんなが打ちつけた菌は卒塾するまでにシイタケにはなりませんが、来年度以降の塾生のために心を込めて打っていきました。 |
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< ごぼうの播種 > | |||||||||||||||||
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A・Bチームはごぼうの播種(種まき)を行いました。ごぼうはまっすぐ長く成長するため、スコップを使って土を柔らかくしながら深く(50cm程度)掘っていきます。この作業によってきれいなごぼうができるかどうかの運命が決まります。土が硬いと長く伸ばなかっらり、石や土の固まりがあると曲ったり、二股になったりする原因になるので慎重に丁寧に行いました。その後高い畝(うね)を作り、40cm間隔に筋を作って種を播いていきます。どんなごぼうができるのか収穫が楽しみですね。 |
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< 人参の播種 > | |||||||||||||||||
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Cチームはニンジンの播種を行いました。土を耕し、畝を作ったら30cm間隔に筋を作り種を播いていきます。第1ステージで行った小松菜の播種と作業内容は同じだったので、スムーズに作業を進めていました。 |
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< 高菜の収穫 > | |||||||||||||||||
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D・Eチームは高菜の収穫を行いました。鎌や包丁を使って怪我しないように丁寧に収穫していきます。収穫した高菜はきれいに洗ってベランダに干しました。 |
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●味噌作り |
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![]() 大豆を潰していきます |
![]() 潰した大豆と麹を混ぜ合わせていきます |
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![]() かめに投げ入れていきます |
![]() 完成!! |
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味噌造りでは、石臼ときねを使って大豆の粒がなくなるまで潰します。つぶし終わった大豆は、米こうじと混ぜてかめに入れます。塾生は、空気を抜くためにかめに投げ込むのが一番楽しそうでした。今日造った味噌は、約3ヶ月後に食べられるようになり、自分たちで作ったものを自分たちで食す、大切な自然塾の活動の一つなのです。楽しみながら、先人の知恵を学びました。 |
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●チーム農園作付け計画① |
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「作付け計画表」「作付けマップ」「野菜の選考理由」を分担して作業しました。早いチームは模造紙の下書きに取りかかっています。明日の朝には発表会です。どのチームも協力して急ピッチで作業を進めていきました。 |
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●休み時間 |
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休み時間にD・Eチームはラジオ体操講座があり、ビデオを見て正しい体操の仕方を学んだり、スタッフの指導を受けたりしながら正しいラジオ体操のやり方を学びました。他の塾生は外でサッカーをしたり、研修室で将棋をしたりして過ごしました。 |
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●チーム農園作付け計画② |
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いよいよ発表会前の最後の時間となってしまいました。作付け計画表を完成させたチームは、発表の練習に移ります。だれがどこを読むのか話し合い、時間内に発表し終えれるのか練習しました。また、質疑応答での対策もチームで話し合っていました。本番では胸を張って大きな声で元気よく発表してください。 |
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●歌 |
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自然塾の周りにもたくさんの草花が芽吹いてきました。その光景を思い浮かべながら「野に咲く花のように」を歌いました。 |
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4 月3日(日)第3日目 |
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●起床~ |
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3日目の朝を迎えました。朝はいつものように塾生室掃除、共同場所清掃を行います。今回食事当番のBチームは厨房へ入り食事の盛り付けを手伝います。包丁を使って食材を切ったり、できた食材を皿に盛りつけたりしていきます。共同場所清掃を終えた各チームの食事担当が配膳していきます。朝ごはんをしっかり食べて、発表会にそなえましょう。 |
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●チーム農園作付け計画発表会 |
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![]() 発表の様子 |
![]() 質疑応答 |
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![]() 塾頭より講評 |
![]() 発表後の見直し |
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さあいよいよチーム農園作付け計画の発表の時間がきました。各チーム自分たちが作った「野菜の作付け計画表(どの野菜をいつ植えていつ収穫するのか)」「作付けマップ(どの野菜を畑のどこに植えるのか)」「野菜の選考理由」を発表していきます。どのチームも緊張した面持ちで発表していました。また質疑応答でも各チームたくさんの質問を受けてたじたじになりながら答えていました。発表後塾頭より講評を頂き、各チームにわかれ、質疑応答で受けた内容を検討しよりよい作付け計画表へと作りなおしていきました。とても意義のある発表会だったと思います。その計画をもとに素晴らしい農園をチームみんなで作り上げていってください。 |
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●振り返り |
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最後に今ステージを振り返って心に残ったこと、学んだことなどを塾生手帳に書いていきます。この塾生手帳は文字のアルバムです。毎ステージの思い出をしっかり書き残しておきましょう。 |
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塾生のふりかえり |
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Aチーム:原 拓海 この第2ステージはチーム農園作付け計画がメインだった。「野菜をなぜ作りたいのかの理由」「何月に何をするのかといったチーム農園作付け計画表」野菜の面積を書く「チーム農園作付けマップ」の3つをチームで協力して考え書いた。本番はさほど緊張しなかった。なぜならチームでしっかり練習できたからだ。そして問題点もあったけど発表は成功だった。そしてぼくは第3ステージが楽しみだ。なぜならチームで協力考えた計画をチームで協力して実行できるからだ。ぼくはチームで協力するということは、1人ではできないことをいっしょにしてあげたり、下級生ができないことを上級生がしてあげたりすることだと思う。ぼくはチームのために全力をつくしたい。 Bチーム:中村 慎輔 ぼくはみんなで協力し合い、頑張りあえるチーム農園にしたいです。その訳は協力すれば「ありがとう」という気持ちが芽生えると思うし、みんなが気持よくなれると思うからです。Bチームは作付け計画のときみんなバラバラでまったく進まず、「この様子で進むかな」と心配でしたが発表会ではどこのチームより勝っているように見えたけど、ほぼまかせっきりで協力をあまりすることができませんでした。そのこともありチーム農園では2番目のお兄ちゃんであるぼくが、チームを引っ張るお兄ちゃんをサポートしていきたいと思います。実行できるかわかりませんが、できるだけのことはやりたいです。 Cチーム:大坪 寛 ぼくたちは今日「チーム農園作付け計画」の発表会がありました。ぼくたちCチームは1番最初でした。最初はドキドキしていたけれど何回か発表していくうちに、緊張もほぐれてきて大きな声で発表できていました。でも質問が多くそれに答えられない時もありました。けれどそのおかげで先のことを考えることができて良かったです。チーム農園が3ステージから始まるので今日得たことをいかしておいしい野菜を作り家に持って帰って家の人に喜んでもらいたいです。 Dチーム:坂田 理矩 ぼくがチーム農園作付け計画発表をしての感想は、少しあわただしかったと思います。わけは作付けマップを作り始めるのは他のチームより早く始めたのに、終わるのはおそかったりして、他のチームより早いのに途中休んで最後になってからあわただしかったです。だから最後があわただしくならないように、途中で休まないようにしたいです。チーム農園作付けマップ作り発表の時は紙を見てスムーズにいえてよかったけど、質問の時に少し迷ったのでそこは次にいかしたいです。おいしい野菜が作れるように頑張りたいです。 Eチーム:犬山 凜太郎 ぼくはチーム農園はみんなが協力して1つになってやるものだと思います。なぜなら協力してやらなかったら、それはチーム農園とは言えないからです。チームの中にはチーム農園作付け計画の作業中違う話をしている人がいました。注意をすると静かにしてくれました。ぼくの話を聞いてくれたということは、ぼくを信用してくれているということだからうれしかったです。チーム農園はとても大変だと思います。だからこそみんなでおたがいに信じあって協力して野菜を作りたいです。 |
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今ステージの食事の献立 |
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