塾の活動

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塾の活動

「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。

男子第15ステージ 10月7日(金)~10月9日(日)

2016.10.12(水)

今回は、あいにくの天気により、塾生がとても楽しみにしていた九千部山登山は、次ステージへ延期となりました。代わりに前倒しとなった、卒塾アルバムの最終感想文を考える時間やチームページ作成となり、これまでの仲間との思い出を振り返る良い時間となりました。
これまでのことを振り返り、残り少なくなってきたステージを考えると寂しくなりますが、それでも残りの塾生活を精いっぱい楽しもうとする塾生の様子が多く見られました。今ステージも元気いっぱいに活動する塾生の姿をご覧下さい。

10月7日(金) 第1日目

●通塾~夕食

塾生到着 衣装ケースを塾生室へ運びます
2週間ぶりの塾の食事 スケジュール紹介

●塾頭の話

今回のステージは豪雨の予報の為、予定を変更し登山を延期し、次回ステージで予定していたアルバム作成を入れ替えた活動となります。今後は、段々と卒塾に向けた準備に入ります。今回作成するアルバムは、皆さんが卒塾した後も何年も残ります。この塾に来た証として、また、仲間と過ごした思い出として、大切なものになるよう真剣に取り組んで下さい。また、今回を含め4ステージとなった残りのステージもしっかりけじめをつけて活動して下さい。

●脱穀

これは稲刈り後かけ干ししている稲です 稲穂から実を外す作業を脱穀といいます
「千歯こき」 稲穂を歯に引っ掛け実を外します
「足踏脱穀機」 1人が歯を回し、後1人が稲穂を当てて使います
「唐箕(とうみ)」 脱穀した後、籾殻などを風によって選別します
これまでの塾生の作業風景 道具が段々と進化していきます
「コンバイン」 稲刈り、脱穀、選別、袋詰めまで全てできます
今ステージの3日目に、塾生に実際の脱穀を体験してもらう予定でしたが、スケジュール変更の為脱穀の説明や道具の紹介を行いました。昔の人の大変さと道具の進化を学びました。昔の人の苦労と現代の便利さを感じたことと思います。
「米」という字が「八」「十」「八」と分けることができることから、米づくりは八十八の手間がかかると言われてきました。そのため、昔の人は米一粒をとても大事にしてきました。
塾で昔ながらの田植えや稲刈りを経験し、米づくりの大変さを感じている塾生ですが、自分たちで育てた米を実際に口にする時、米一粒ひとつぶの大切さ、食べ物への感謝を改めて考えてくれたらと思います。

●出し物の話し合い

18ステージでの出し物をチームで決めましょう Aチームはスタッフと一緒に話し合い
Bチームは台本書きかな? 入念な話し合いをするCチーム
どうやらDチームも固まってきている様子 真剣に打ち合わせ中のEチーム

●就寝

リラックスしております こちらはチームミーティング

10月8日 (土) 第2日目

●起床~共同場所清掃

おはよう!!朝だよ~ 布団たたみもテキパキできるようになりました
「共同場所清掃よろしくお願いします」 外庭掃除
トイレ掃除 風呂掃除
脱衣所も隅々までピカピカになりました 担当以外の場所も進んで手伝ってくれました
研修室 床拭き 掃除が終わったら椅子をセッティング

●歌

まずは、元気に朝のあいさつ 塾生のみんなが大好きな歌の時間です
「歌よ ありがとう」 優しい声で歌います
「ふるさと」 塾生の伴奏に合わせて
塾生がよく口ずさむ「チェリー」 元気に歌います
「野に咲く花のように」 「海の声」は形を変えて
ギターの演奏に合わせて リラックスしながら歌います

●作文構想

アルバムに載る最終感想文を書きます 塾生活を振り返ってみましょう
これまでの振り返りを読み直します どんな所が成長したかな?
入塾する前どんな気持ちだった? これからの目標・課題は?
スタッフにアドバイスをもらいながら しっかり構想を練っていきます

●チームページ作り

アルバムに載せる写真を選んで レイアウトを考えます
写真を見ると自然と笑みがこぼれます 写真を好きな形に切って・・・
「こんな感じかなー?」 なかなか面白いページが出来そうです!

●作文下書き

実際に作文を書いていきます 作成した構想を元に文章を組み立てます
自分たちで辞書を引いて 前後を読み返しながらしっかり書きます
最後はスタッフのチェックを受けます どの塾生も真剣に取り組んでいました

●夕食

夕食の盛り付け 食事当番の釜飯炊きの感想

●出し物練習

Aチーム 笑いが起きています
Bチーム 本格的に時間を計りながら
Cチーム 手を広げて?? こんなことも!
Dチーム 何やら台本を作成中 Eチーム 笑顔がいいですね~

10月9日(日) 第3日目

●起床~共同場所清掃

おはようございます! もう朝ですよー!

布団をたたむのも早くなりました

こちらは2人1組でシーツをたたみます

塾生室清掃

窓拭き

共同場所清掃 いつも通りあいさつから 土間掃除
廊下掃除 裏口土間は長靴を動して隅々まで
浴槽をピカピカに磨いてくれました! 脱衣所の棚もきれいになりました
掃除が早く終わった塾生は荷物整理 とってもきれいになりました!

●朝食

食事当番のAチームが進行します しっかり最後まで食べてよ~!

●チーム農園

まずは朝のあいさつ 大きな声で「おはようございます!」
すっかり晴れて農作業日和です まずは下見で畑の状態を確認します
作業の計画を立てます 今日しないといけない作業は何かな?
スタッフ手製の図鑑を見ながら話し合います 担当を決めて出発です!
竹酢液の準備 「チーム農園よろしくお願いします」
どこも雑草がたくさん生えています 「特大サイズ抜けましたー!」
小さい雑草も見逃しません 雑草が畝を覆ってしまっています・・・
一輪車に山盛りの雑草 運ぶのも一苦労のようです
ゴボウの跡地を耕起作業

2人でしっかり耕して

整えたらきれいな畝の完成! ラディッシュの種をまきました!
ネギの収穫 立派なネギが採れました!やったね!
入念に除草作業する2人 紫キャベツには害虫対策のネットを張りました
サトウキビも収穫しました! 作業の合間にチョットつまみ喰い♪
夢中でかぶりついていました! じゃーん!!これはサトウキビの種です!
ん??どうやらお祓いが行われています ぼくのチームの畑も♪
コマツナ・チンゲンサイの播種 耕起作業
きれいに整えてスジをつけます 丁寧に種をまきました
コマツナの追い播き ダイコンサルハムシの駆除
「チーム農園ありがとうございました!」 使った道具はみんなでチェック!
長靴をしっかり洗って きれいになったら塾舎へ

●締めの挨拶

塾頭の締めの挨拶

今回は、卒塾アルバムの作文・チームページ作りと とても集中してできていたので良かったと思います。
その一方で、メリハリがなく怒られた人もいました。 残りステージも少なくなりましたので、今一度気を引き締めてしっかり活動して下さい。

●昼食

全員で配膳

各自で皿の配置を確認します

食後じゃれ合う兄たち それを眺める下の2人

●バス乗車

帰る準備をします

収穫物を分けるチーム
ネギがバッグの外に出てますけど・・・ 帰りはいつも慌ただしい自然塾です
バスの待ち時間 ギリギリまで遊ぶ塾生
読書をする塾生 こんな塾生も♪
バス乗車 また2週間後に会いましょう!!
今回のステージは、楽しみにしていた九千部山登山が延期となり、屋内中心の活動となりました。卒塾アルバムの作文を書く時間では、なかなか書くことができず苦戦していた塾生もいましたが、これまでの自分の成長や周りの仲間たちとの関わりを振り返ることができたようでした。ステージも残りわずかとなり、これまで以上に塾生活を大切に思い切り楽しんでほしいと思います。

塾生のふりかえり

Aチーム:石田 貴大 『最終感想文

今ステージでは、最終感想文の下がきがあった。ぼくは、作文は苦手だった。でも、この自然塾に入塾して成長したと思うことをいっぱいにかいた。少し時間はかかったけど、とてもいい文章ができた。ぼくが黒田さんに見てもらう順番を待っているとき、下の人たちを見た。すると、昔あったことや成長していたところをけんめいに思い出していた。今までは面倒を見るのにつかれていたけど、とても感心した。一応作文は書き終わったけれど、これはまた下がきだ。本当の清書は17ステージにある。また、成長するかもしれないけれど、Aチームのみんなの思い出がつまった、また、大人になっても思い出すような作文にしたい。

Bチーム :眞崎 桜 『作文の下書き』

今回のステージは卒塾に向けて作文を書いた。構想にてまどってみんなよりかなりおくれてしまいました。そして下書きがおわったのは夜中の12時30分でした。そしてやっとおわったと思ってじゅくせいしつにもどるとみんなが下にねていてじぶんのふとんまでいけず、2時くらいまでおきていました。だから日曜の朝はとてもきつかったです。またチームのみんなのねごとがかいわみたいになっていてきいていてとてもおもしろかったです。もうこんなことがないようにしたいです。

Cチーム:大坪 慈 『チームのがん張り』

第15ステージ。ぼくは、博多駅に来て、チームの子と会うまで九千部登山はあると思っていた。だが、博多駅に来て、「今回のステージ登山なくなったね~。」と言われ再度確認。すると、本当になくなっていて、代わりに作文の構想と下書きが入っていた。ぼくは、ひどく落ち込んだ。そして、かぶさるようにまた悲劇がおそってきた。そう、第二の楽しみ、「脱穀」がなくなったのだ。もう、楽しみが全てなくなった。そのぼくの落ちこみを回復させてくれたのは、チームのみんなだった。チームのみんなは、ぼくの落ちこみにも負けず、がん張っていた。だから、ぼくもがん張ろう!という気持ちができた。これからは、ぼくが先頭になってみんなを後おししていきたい。

ーム:松元 海秀 『5人のDチーム』

今回のステージ、一番心に残ったことは、チームの子がこのステージで、この自然塾をやめると言うのだ。いっしゅんシーンとした。本当は、問いつめたかったけど、「理由は聞かないであげて」とスタッフに言われた。他の子も、「あと3ステージくればいいのに。」と言っていたし、それは同じ気持ちだった。本人はなぜか泣いていた。怒られたか、悲しいか、まあいろいろあっただろう。でもいろいろあって、みんなで笑った。こうやって別れの時ぐらい笑おうと思った。でもまさか、このタイミングでそんなこと言われるとは思ってなかった。みんな、引き止めようとしなかった。みんな一言ずつ思いをつたえた。「自分で決めたからしかたない。」などでた。たしかにしかたないけど、悲しいことだ。ただ、がんばろうと思う。

Eチーム :桑原 孝明 『相手ががんばっていたこと』

土曜日に作文を書きました。午前中はこうそうをしました。チームの子はすらすらかいていたのですごいなぁーと思いました。でも、ぼくは少し時間がかかっていたのでがんばらなくちゃと思いながら書いていました。昼からは作文の下書きをしました。ぼくは、あまりふくらませてなかったので後がとても大変でした。他の2人は初めがんばっていたのですごいなぁと思いました。ぼくは、スタッフさんに何度も「いいですか」と聞いていたので情けないなぁと思いました。日曜日、チーム農園で1人帰って2人だけでやりました。準備ははやかったけど、農園ではあまり活動ができずとてもくやしかったです。

今ステージの食事の献立
朝食
昼食
夕食
金曜日
ごはん
赤魚のみぞれ煮
すり身揚げ
オクラの梅和え
香の物
味噌汁
土曜日
羽釜ごはん
太刀魚の塩焼き
オクラ奴
空芯菜の炒め物
香の物 
味噌汁
混ぜ込みごはんの
おにぎり
豚汁
羽釜ごはん
肉豆腐
筍の高菜炒め
コールスローサラダ
香の物
味噌汁
日曜日
羽釜ごはん
野菜炒め
里芋のサラダ
春雨の酢の物
香の物
味噌汁
レンコン入り鶏つくね丼
里芋の煮物
すまし汁