塾の活動
「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。
男子第15ステージ 10月3日(金)~10月5日(日)
ステージテーマ ~声をかけ合い、助け合おう~ |
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男子第15ステージでは九千部登山ともち米の脱穀、アルバム作成を行いました。みんなで塾の外に出かける大きな活動は今回が最後となります。チームの兄ちゃんを先頭に自然の恵みを全身で受けながら楽しい登山となりました。また一段とチームの絆、12期生の絆が深まった様に感じます。それでは、元気に活動する塾生の姿をご覧ください。
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10月3日(金)第1日目 |
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●塾舎到着 | |||||||||||||||||
さあ、15ステージの始まりです。 | 夜風が冷たく肌寒い季節となりましたが、塾生は半袖姿で元気に塾に来てくれました。 | ||||||||||||||||
●夕食 |
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今回の食事当番はAチーム! | 2週間ぶりに会話が弾みます。 | ||||||||||||||||
●塾頭の話 |
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自然体験での大きな活動は九千部登山が最後になります。チームで協力して山頂を目指し、頑張りましょう。 | |||||||||||||||||
●九千部登山の説明 |
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登山ルートの説明 |
山頂に行くまでに大きな休憩ポイントが3か所あります。山頂までは約2時間半の道のりです。チームで声をかけ合い、励まし合って楽しい登山にしましょう。 |
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「九千部の由来」について | 話しに興味津々! | ||||||||||||||||
●就寝準備の時間 | |||||||||||||||||
本当の兄弟みたいに仲良し! | はやく~、布団を敷きましょ~♪ | ||||||||||||||||
10月4日(土)第2日目 |
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●共同場所清掃、釜飯炊き |
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外掃除の初めのあいさつ | 重たいけど頑張って! | ||||||||||||||||
●朝食、昼食の弁当詰め |
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朝食時に一緒に登山を楽しみたいという卒塾生が来てくれました。 | |||||||||||||||||
自分の分は自分で詰めます。 | お昼ご飯が楽しみだね☆ | ||||||||||||||||
●九千部登山 |
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保護者ボランティアの紹介 | さぁ、塾舎出発! | ||||||||||||||||
楽しみだな☆ | 山道に入りました。 | ||||||||||||||||
しかし、ここがやっと登山の入り口です。 | ここからが本番!! | ||||||||||||||||
頂上目指して頑張るぞ! | 途中で拾った木の杖を使っています☆ | ||||||||||||||||
途中、自然の音に耳を傾けました。 | 木が揺れる音、鳥の声、自然の音が聞こえます。 | ||||||||||||||||
塾生とスタッフが協力して | あけびをゲットしました。 | ||||||||||||||||
「りんご峠」の由来について | 山で食べるりんごは最高に美味しかった。 | ||||||||||||||||
OBは面白い食べ方をしていました。 | 汗を流し、木々に囲まれて食べるりんごは特別な味でした。 | ||||||||||||||||
りんごを食べ、回復したところで出発だ! | 険しい道も頑張って登ります。 | ||||||||||||||||
・山頂(お昼休憩) |
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山頂に到着 | お昼ご飯をチームごとに食べましょう♪ | ||||||||||||||||
青空の下で食べる弁当は最高♪ | チーム揃って「いただきます」 | ||||||||||||||||
OBも仲良く昼食です。 | 頂上にある展望台 | ||||||||||||||||
福岡市内が見えました。 | |||||||||||||||||
木登りして遊ぶ塾生 | ヤマボウシを発見☆ | ||||||||||||||||
山頂では「ふるさと」を歌いました。 | OBも記念に1枚☆ | ||||||||||||||||
帰りの方が危ないから気をつけて! | 塾舎まであと少し! | ||||||||||||||||
・塾舎到着 |
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保護者の方からの感想 | 卒塾生からの感想 | ||||||||||||||||
●チーム農園 |
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ジャガイモの芽欠き | よく見るとカエル付きです!! | ||||||||||||||||
これは害虫のイタズラです! | |||||||||||||||||
根深ネギに土寄せをします。 | 小腹が空いたらシュンギクいかが? | ||||||||||||||||
芋づるの収穫 | 集中して除草しています☆ | ||||||||||||||||
親子で植えた野菜がすくすくと成長しています。 | さすが!読む本が違いますね! | ||||||||||||||||
今回の共同農園では、除草、土寄せ、芽欠き、病害虫対策に加え、第13ステージに播種した、ダイコン(耐病総太り)、カブ(京千舞・耐病ひかり・金町小蕪)、チンゲンサイ(長陽)、コマツナ(菜々美)、ホウレンソウ(メガトン)、ミズナ(京かなで)などの野菜が成長してきたので間引き作業をしていました。チーム農園も全ての野菜が植え終わり、これからは野菜を元気に美味しく育てるための畑の管理、手入れ作業となります。塾生達が、どんな秋冬野菜を作り上げるかとても楽しみです。
市村自然塾九州で、栽培している野菜の多くにタキイ種苗株式会社様から提供して頂いた種を使用しています。
タキイ種苗株式会社様のホームページは、こちらからどうぞ。 |
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●アルバム作成 | |||||||||||||||||
卒塾アルバムのチームぺージ作りについて | 一生の思い出に残るように! | ||||||||||||||||
新聞の文字を切り抜いてます! | 卒塾生のアルバムを参考に案を練っています。 | ||||||||||||||||
●歌 |
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卒塾に向けて4曲練習しました。 | ピアノを弾く姿、カッコイイ♪ | ||||||||||||||||
塾生の歌声を聴けるのもあと少しとなりました。 | スタッフの演奏にも力が入ります。 | ||||||||||||||||
●みんなで就寝 |
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研修室に布団を敷きました。 | |||||||||||||||||
なんだか楽しそう☆ | 消灯ギリギリまで会話を楽しんでいます。 | ||||||||||||||||
登山の疲れが溜まっていたのか、みんなぐっすり朝まで寝ていました。 | |||||||||||||||||
10月5日(日)第3日目 |
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●共同農園(脱穀) |
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しっかり体を温めて脱穀作業を頑張ろう。 | 現在と昔の脱穀道具の説明。 | ||||||||||||||||
明治時代の足踏み脱穀機。 |
これは江戸時代の千歯扱き。
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同じく江戸時代の唐箕選 | そして現代のコンバイン! | ||||||||||||||||
順番に並び体験します。 | |||||||||||||||||
皆で手分けしてワラ小屋に運びます。 |
今年、私たちが使った畑での敷き藁や、稲刈りの時の結束の藁はこうやって去年の塾生が用意してくれていたものだったんですね。来年の塾生の為に何度も往復して運びました。
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協力して運べば重さは半分! | 計量場所まで運びます! | ||||||||||||||||
昔の量り方で計量。 | 大きくなったら運転したいな♪ | ||||||||||||||||
今回のもち米の収穫量は、128kgでした。今年はスズメやイノシシの被害に合い豊作とはなりませんでした。しかし、塩水選から始まり、田植え、稲刈り、いろんな脱穀方法を体験し、全身で学ぶことで塾生の心に響くものは豊作となったことでしょう。自然の厳しさ、農家の人の気持ちを知ることが出来た塾生はまた一段と大きく成長できました。この気持ちを忘れず大人になってほしいですね。 | |||||||||||||||||
●間引き、収穫 | |||||||||||||||||
大きく育つように間引きします。 | 立派なゴボウが出来ました。 | ||||||||||||||||
間引きしたダイコン葉は一夜漬けがおススメ! | 均等に分けるのも一苦労。 | ||||||||||||||||
●帰りの様子 | |||||||||||||||||
2週間後、待ってるよ☆ | 「ゆふいんの森」と一緒に☆ | ||||||||||||||||
塾に通うのも残りわずか!1ステージ、1ステージ仲間と過ごす時間を噛み締めながら精一杯楽しみ、より多くの思い出を作ってください。泣いても笑ってもあと3回。塾生も、スタッフも、家族もみんなで悔いが残らない塾生活にしましょう。 | |||||||||||||||||
塾生のふりかえり
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Aチーム:甲斐 光 「山」 今ステージ私が一番楽しみにしていたものの一つ、九千部山登山があった。登山前日、私は胸の鼓動が抑えきれず、ドキドキとウキウキが入りまじっていた。聞いたところ九千部山は「無念の山」らしい。そして翌日、いよいよ九千部山登山だ。弁当を詰めて、おやつも詰めて、さあ出発。1時間くらい歩いてやっと登山口。まだ登山口が見えない。少し休憩し、また登りはじめた。少し登るといい杖がゴロゴロ落ちていた。第1休けいポイントを通過し、第2休けいポイント「りんご峠」では、りんごを丸々1個食べた。そして第3休けいポイントを過ぎ、やっと山頂に着いた。吹き抜ける風は私をやさしくつつみ、弁当はとてもおいしく感じた。
Bチーム:上野 凜人 「登山最高」 ぼくがこのステージ1番心に残ったのが、九千部登山です。初めは、「山登りは初めてで、怖い山」と思っていました。しかし、みんなで登ると楽しくて、かく汗も気持ちよかったです。頂上に登り終わったら、ものすごい達成感とすっきりした気持ちになりました。また、登山の間に、歌を歌ったり、声をかけ合ったりと、みんなで協力し、もっと団結が出来ました。
Cチーム:江口 楓大 「九千部登山」 ぼくがこのステージで1番心に残ったのは、九千部登山です。なぜなら妹や父母も来ていたので、緊張していたけど、いざ登山となると、緊張もほぐれてきました。それから登山が始まりアスファルトの道を歩いているとあまりきつくなく、何も飲まず食わずで登山の入り口に入りました。そして登山道を登っていくと、急な階段や、すべりやすい赤土などがあったけど、三橋さんと「ワンピースしりとり」をしていくとあまりきつくなかったです。りんご峠でのりんごはものすごくおいしくて、頂上に行くまでにりんごと、黄金糖しか食べなかったので、自分でもすごいなと思いました。帰り道は急な下り坂が多く、こたろう達が転んだりするくらい大変だったけど、楽しかったです。
Dチーム:芳田 亮佑 「登山の達成感」 ぼくは、この15ステージで日常ではめったに感じる事のないきちょうな体験をしました。まず1つは「九千部登山」です。この登山はぼくが5年生の時の山よりも、はるかに高く、険しい道でした。道を登って1時間くらいたって、りんご峠についてりんごを丸かじりしました。初めてした事だったので、普通のりんごよりもおいしく感じました。2つめは、ぼくが人生で初めて感動した景色と言ってもかごんではないと思いました。展望台の1番上から見た景色はとても遠くまで見えて、あの「ヤフオクドーム」まで見えました。この先10年後、20年後ぜったいにこの景色を忘れずにいたいです。OBとしてぜひまた参加したいです。
Eチーム:牟田 亮平 「無事登りきった九千部登山」 今回のステージで心に残ったことは九千部登山です。九千部登山ってどんな険しい道があるのかなと思っていたけど、思ったほど険しくはなかったです。途中赤土ですべりやすいところがあったけど、普通に立ったまま行けました。途中同じチームの仲間を追いこしたりして怒らせてしまったこともありました。でも、頂上に着いた時はとても気持ちよく、達成感があり、無事けがもなく登れてよかったです。頂上の台から見ると、福岡市のヤフオクドーム、海や志賀島が見えてながめがとてもよかったです。下山が終わって自然塾に無事たどりつけてよかったです。もう1回登りたいと思いました。とても楽しかったです。 |
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今ステージの食事の献立 |
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