塾の活動
「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。
男子第1ステージ 3月15日(金)~3月17日(日)
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待ちに待った自然塾の活動がスタートしました。共同生活、地域探索、農作業など初めてのことばかりで、いろんな発見がありました。新しい仲間と楽しそうに活動する塾生の様子をご覧ください。 |
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3月15日(金)第1日目 |
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●自然塾生活のスタート! |
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午後7時に塾生を乗せたバスが到着 |
バスから降りてくる塾生のほとんどが、どことなく不安そうな顔をしていました。 |
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●塾頭の話 |
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塾頭の話を真剣に聞く塾生達 |
夕食を食べた後は、塾頭からの話がありました。塾生達は、塾で生活するうえで守る事や気を付ける事を真剣に聞いていました。 | ||||||||||||||||
●生活オリエンテーション(自然塾のルール) |
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布団の敷き方、たたみ方 |
お風呂の使い方について |
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●担当決め、担当別ミーティング |
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食事担当 |
活動担当 |
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生活担当 |
塾生のチーム内での担当は、3つあります。 ・食事担当(配膳や食事中のマナーの管理) ・活動担当(農作業や自然体験の道具等の準備) ・生活担当(時間を守っているかや部屋が綺麗に チーム内でこれら3つの担当を全て6ステージおきにやってもらいます。 |
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●米とぎ |
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ステージごとに食事当番のチームが決まっていて、そのチームは二人一組で釜めし炊きをおこないます。今回はEチームが食事当番でした。美味しく炊けるように前日の夜には、しっかりと米とぎをしておきます。明日の朝ご飯が楽しみですね。 | |||||||||||||||||
3月16日(土)第2日目 |
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●起床~(朝の生活) |
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![]() 起床したら自分たちで布団をたたみます |
![]() 早朝の 釜めし炊き |
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朝の掃除 |
土日の朝は、6時30分にスタッフが鐘を鳴らし、その音で塾生達の1日が始まります。起床後は、布団をたたんで塾生室清掃と共同場所清掃をします。食事当番は、厨房に入って食事の準備を手伝い、釜めし当番は、火を起こして前日磨いだ米を炊きます。 | ||||||||||||||||
●はじめまして、地域探索 |
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塾生全員で自己紹介ゲームをしました |
友達の名前を覚える様々なゲームがありました |
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塾舎付近の散策 |
様々なテーマをクリアしながら進みます |
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人間知恵の輪 |
大きな声で合唱 |
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まずは、お互いのことを知り合ってもらう活動「はじめまして」を行いました。スタッフが考えたコミュニケーションゲームを通して、塾生に笑顔がたくさん生まれていく様子が伝わってきました。 |
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●共同農園(鍬の伝授式・ジャガイモの定植・葉物の播種) |
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マイ鍬の伝授式 |
早速、鍬うちの練習をしました |
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まずは、畑を耕します |
みんな並んで畝上げ |
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ホウレンソウ(オーライ)の播種 |
水やりで仕上げ |
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春ジャガは切って植えてもしっかり育ちます |
30センチ間隔で植え付け |
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使った道具は、きちんと洗って返します |
午後からは、鍬の伝授式と、ジャガイモや葉物野菜の植え付けと種まきを行いました。マイ鍬を受け取ってすぐに鍬うちの練習をしましたが、塾生のほとんどが苦戦していました。でも最初はみんなこんなもの。これから、実践していく中で少しづつ使いこなせるようになっていきます。そして次第に農作業が楽しくなっていきます。 |
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●チーム農園作付け計画① |
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チーム農園で育てる野菜にどれにしようか・・・。 |
野菜図鑑で時期や株間、条間を調べます |
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チーム農園はメンバー6人が力をあわせて形にしていく、塾生にとって宝の農園です。チーム農園作付け計画では、前作や後作で植える野菜を話し合い、農園マップを作成していきます。どんな農園になるのか楽しみですね。 | |||||||||||||||||
●兄ちゃん会議 |
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チームのお兄ちゃんとはどうあるべきか |
入浴後に、兄ちゃん会議がおこなわれました。兄ちゃん会議とは、各チームの一番上のお兄ちゃん、二番目のお兄ちゃんが集まり自分たちのチームリーダーとしての悩みや体験を共有する場です。第1回目は、スタッフがチームの兄としての役割や責任の話をしました。みんな、真剣に聞いていました。これからのお兄ちゃん達の活躍に期待しています。 |
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3月17日(日)第3日目 |
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●「いただきます、ごちそうさま」の話 |
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ご馳走様の話 |
朝食前に、「いただきます」「ごちそうさま」の話をしました。 「いただきます」:食事に携わったあらゆる人への感謝はもちろんのこと、肉や魚、野菜の命を私の命にさせていただきます。という命ある食材への感謝の意。 「ごちそうさま」:正しくはご馳走様と書き、食事を出してもてなすためにいろんなところから食材をかき集めて走り回ってくる意味から、私のためにこんなに手間ひまをかけて用意してくださった方への感謝を表す挨拶の言葉。 そして、この挨拶に合掌(仏教での敬いを込めた挨拶)の所作を加えることで、現在の慣習となっています。ですので、いただきます、ごちそうさまをする際は、手をパチンとは叩きません。 |
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●避難訓練 |
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消火器の使い方 |
火の元にはくれぐれも気を付けましょう! |
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今日の朝一番の活動は、避難訓練と消火作業を行いました。塾生活では、火事は一番恐ろしい災害です。逃げ遅れがないよう、各チームで人員確認を行った後、速やかに避難場所に移動しました。また、この避難訓練に指導に来られていた(有)鹿島防災具店のスタッフの方から消火器と避難訓練のポイントを丁寧に教えていただきました。 |
水が出る練習用消火器で消火の練習 |
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●チーム農園作付け計画② |
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みんなしっかり考えて話し合っていました |
昨日の続きを行います。 |
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●うた「野に咲く花のように」 |
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第1ステージの歌は、『野に咲く花のように』を歌いました。これからもたくさんの歌をうたっていきます。お楽しみに♪ |
第1ステージは歌で締めくくりましょう♪ |
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●ふりかえり |
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第1ステージの振り返りは、上手く書けたかな |
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日曜日の活動を終え、今ステージで心に残ったことを作文にします。その時に感じたことを書き残し、文字のアルバムとしてたくさんの思い出が刻まれていくことでしょう。 |
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●帰宅 |
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「市村自然塾九州!ありがとうございました!」 |
帰る時、自然塾九州では大きな声でこう挨拶をします。 |
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塾生のふりかえり ~テーマ:2泊3日初めてすごした自然塾~ |
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Aチーム:東 源太 『心に残った自然塾』 僕が心に残ったことはやっぱり農作業をしたことでした。この自然塾に入る前はただ農作業をするだけだと思っていました。しかし、違いました。確かに自然塾は農作業をしますが、仲間(チームの人)一緒にやるととても楽しかったです。ここでは、共同農園が3つあり、それぞれに名前(くり、かき、ゆず)が付けられていました。僕たちは、「くり」にジャガイモ、「ゆず」にコマツナを植えました。ジャガイモは、植えるときに、半分に切って腐らないように「ジャガイモシリカ」という切り口の腐敗を防ぐ粉をつけて植えることを知りました。コマツナはあんなにでっかくできるのに、種は1mmぐらいの小さな種だったのでびっくりしました。鍬の伝授式で、マイ鍬をもらいました。早速耕してみると、なかなか上手いようにはできませんでしたが、ブラザーに教えてもらってうまくできるようになりました。次の自然塾の時は、チームの仲間たちと楽しく元気に農作業をやっていきたいと思いました。 Bチーム:松﨑 由晃 僕は、2日目の鍬の伝授式で塾頭からマイ鍬を伝授された時、「これが18ステージの間ずっと使用するんだな」や「この鍬で耕して、チーム農園で野菜を作るパートナーだな」と思いました。 Cチーム:横山 稔 『不安だった自然塾』 僕は、1ステージ目から遅刻でした。途中から入り、みんなと仲良くなれるかなと少し不安でした。 Dチーム:東海林 悠太 『楽しかった自然塾』 僕が一番楽しかったのは、共同農園です。他にも初めて自然塾に泊まったことやみんなでお風呂に入ったこと。あと、兄ちゃん会議などたくさんありましたが、一番楽しかったのは共同農園でした。田んぼと畝を作った時は「うわぁ、めっちゃムズイ」と思いましたが、いざ畑でやってみると土が違ってやりやすかったので、ほっとしました。そして、畝を作ってホウレンソウの種を蒔いたときは、とても達成感がありました。 Eチーム:前島 一輝 『農業のことを学んだ自然塾』 今回第1ステージで農業のことで学んだことは、まず種の色、ホウレンソウは緑色のイメージがあったけれど、ピンク色だったのを初めて知ることができた。次に道具で鍬はテレビで見ていると軽くて簡単そうにだったけど、実際に使ってみると重くて思う通りに使うことができなかった重くて思う通りに使うことができなかったし、鍬の使い方にも何種類かあることも分かったし、ジャガイモも種ではなくて、芽が少し出たジャガイモを半分に切って植えるということも知りました。道具も畝を作るときに何種類も使うということも知り、農業のことをたくさん知ることができました。 |
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今ステージの食事の献立 |
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