こんにちは!市村自然塾九州のホームページへようこそ!!

3月に播いた水菜の種が発芽し、
元気な双葉が出ました。命の力強さを感じます。
さあ、女子7期生第2ステージの始まりです。
このステージで行われた活動を皆さんに紹介したいと思います。


▼▼第2ステージ▼▼
     
  2009年4月3日(金)〜4月5日(日)     
テーマ:「生活時間を守ろう」
  第1日目 4月3日(金)
 ■ 鳥栖駅着 18:30
 2回目の鳥栖駅集合ということもあり、みんな慣れてきたようです。今回は、集合場所に学校帰りの卒塾生(女子第4期生Eチーム)も顔を出してくれました。先輩の登場にスタッフも嬉しく、そして大きく成長してくれた姿がとても頼もしく映りました。
 ■ 塾頭の話&ゲスト紹介 20:20
 このステージでは、金丸塾頭の友人のつながりで、台湾から2人のお客さんが、塾生と共に3日間過ごすことになりました。
 左から、頼(らい)さんと黄(こう)さんの2人です。頼さんは日本語を勉強しに、黄さんは、仕事の休暇を利用して来日されました。
 この3日間を通じて、塾生ともども交流を深めたいと思っています。
 ■ 担当別ミーティング&うた 20:30

ミーティングの真っ最中
 
うた「野に咲く花のように」
 担当別ミーティングで、もう一度お互いの役割を再確認しました。与えられた仕事を最後までやり通すことを前提に、このステージを過ごしていこうと話し合いをしました。
 ミーティング後は、「野に咲く花のように」を全員で歌い、初日の活動を終えました。
  第2日目 4月4日(土)
 ■ チーム農園作付け計画 8:45〜

チームで制作中

イラスト描写も真剣です。

誤字脱字がないかチェック。
 第2日目は、共同農園活動だったのですが、あいにくの雨で、チーム農園の作付け計画に予定変更となりました。資料も随分と完成されており、それまでにチーム内でよく話し合われた跡が窺えました。
 作付け計画表、マップ、理由付け、自分たちが作ってみたい畑の全体が見えてきましたね。

 あともう一息です!!  
 ■ 味噌造り 13:30〜

味噌造りの説明

茹でた大豆を潰します。

大豆の煮汁を加えて、よく混ぜます。

ボールにして、瓶へ投げます。

強く投げ入れるのは、
空気を抜くことが目的なんです。
 午後からの活動は、味噌造りです。今、塾の食事で食べている味噌は、昨年の塾生が作ったものを食べています。今日造った味噌は、約3ヶ月後に食べられるようになり、自分たちで作ったものを自分たちで食す、大切な自然塾の活動の一つなのです。楽しみながら、先人の知恵を学ぶ。
 最後まで、塾生たちの笑い声が、塾舎内に響き渡っていました。
 ■ チーム農園作付け計画(リハーサル) 15:30〜

リハーサルにも熱が入ります。

みんなの立ち位置は大丈夫かな?
 今晩に控えたチーム農園の作付け発表会の準備に余念がありません。自分が発表する資料や台詞、順番の確認。何度も練習している塾生の声が、各塾生室から聞こえてきます。あとは、聞いてくれる人に、ちゃんと伝わるよう、仲間や担当のスタッフからアドバイスをもらいながら、自分たちの畑作りのガイドラインができあがっていきました。
 ■ チーム農園作付け計画発表会 19:30〜

緊張しながらも堂々と発表する塾生達

計画も、よく練られていました。

塾頭からの講評
 発表会が始まりました。最初のチームは、やはり緊張しているようで、原稿をしっかりと読みながらみんなに聞いてもらえるよう練習した様子が伝わってきます。自分たちが何を植えて、どんな目的で1年間、野菜と共に成長していくのか楽しみとなった時間でした。
 発表会が終わった後、質問やアドバイスを受けて、修正があるところをみんなで手直ししています。知らなかったことを教えてもらったり、それまでぼやけていた目的や理由がはっきりしたりと、それぞれが充実した時間となりました。いよいよ第3ステージから畑に出てのチーム農園活動。本当に楽しみですね。
発表後の訂正タイム
第3日目 3月22日(日)
  ■ 共同農園(椎茸菌打ち) 8:45〜

クヌギにチョークで印入れ@

クヌギにチョークで印入れA

ドリルは慎重に使用中。

重い原木は、2人がかりで。

う〜ん、やっぱり重い・・・。

ささ! こっちに持ってきて!!
 2日目に入れ替わった共同農園活動。天気も何とか回復して、外活動ができるようになりました。シイタケの菌打ち活動は、ほとんどの塾生がやったことがなく、シイタケがどんな風にできるのかを知る貴重な時間となりました。菌を打ってから、1〜2年でシイタケができるのですが、その間、日のあたらない湿気の多い所で、ゆっくりと菌がクヌギの木の中を回るのをじっと待ちます。今日打って、明日でるという訳にはいかない自然のリズムは、こんなところでも感じることができるのですね。
 おいしいシイタケができるよう、しっかり菌を打ち込んでください!!
 ■ 共同農園(野菜の播種・漬物作り) 9:15〜

ゴボウの畝作り

深く掘るので、腰がイタイよ〜!

高菜漬けを作っています。
 残りの時間は、チームごとに分かれての農作業です。体力勝負のゴボウの播種や、高菜の漬物作りなど、明日のための食糧作りを全員で取り組みます。自然の恩恵を受けて、私達は生かされていることを、これからもこのような体験を通じて学んでいってほしいと思います。
  ■ JR鳥栖駅 また次回ステージで!! 14:00〜

お疲れ様でした!

元気な姿でまた会おう!!
 3日間はあっという間でした。夢中になって過ごしていたら、もう帰りの時間。次回のステージを楽しみにしつつ、笑顔で電車に乗り込む塾生の姿がとても印象的だったように思われます。
 次回は、チーム農園の開園式や天体観測等、まだまだたくさんの活動が控えています。2週間後、みんながこの山間の塾舎に再びやってくることを楽しみにしています。
 ■ 塾生の振り返り
 Aチーム 溝口 美乃里 「みんなと協力した第2ステージ」

 発表会がある時、私たちAチームは少し遅れ気味でした。そして、3つの表紙に2人ずつぐらいいて、分担をしました。その中でも、さや(姉)ねえがいっぱいがんばってくれて、早く進んでくれて良かったなあと思いました。私は、さやねえを見て、2番目のお姉ちゃんとしてもっとみんなをまとめて、さやねえみたいになりたいと思いました。

 
Bチーム 池末 由佳 「わくわくした第2ステージ」

 私はとってもわくわくでした。味噌造りでは、味噌を造るため、大豆を潰すのがとっても楽しくて、味噌がこれからどのように変化していくかワクワクしました。作付け計画は、これからどんな風に畑がなるかワクワクでした。友達とも第1ステージ以上の絆を深め、とても塾生活が楽しくなりました。そして、一番これからどのような出来事が起こるかワクワクです。ワクワクだけじゃありません。発表を間違えずに言えるかドキドキ。失敗をしてしまってションボリ。うまくいって嬉しく、友達と遊んで楽しい・・・。やっぱりステージごとに色んな気持ちがあります。この色んな気持ちをこれから見つけていきたいと思っています。

 Cチーム 豊永 晴菜 「行きたくなかった第2ステージ」

 私は、第2ステージにあまり行きたくありませんでした。理由は、夜眠れないからです。金曜日の夜は、ほとんど眠れませんでした。同じグループの友達も「眠れない」と言っていました。深夜の1時になってもみんな眠れなくて、がんばって寝ようとしました。するとあやかちゃんが、「なんか、はるなちゃんと友達みたいになったね」と言ってくれました。するとみんなもそう言ってくれて、とても嬉しくなりました。次の日から、私は市村自然塾が大好きになりました。自然塾では、決まり事や大変な農作業、担当など家とは違うことがあって最初は「きついな」と思ったけど、今は全部慣れました。次のステージが待ち遠しいです。

 Dチーム 西村 優衣 「友達に色々教えてもらった第2ステージ」

 今週もついに、自然塾の日がやってきました。2回目なので、手慣れたようにバスに乗り、自然塾に来ました。味噌造りを体験しました。夏に一度自然塾で作ったことがあるので、「ちょちょい」と終わらせようと思ったけど、そうはできません。Dチームの仲間や、違うチームの人もいるからです。夏は、スムーズに臼で潰れたけど、今は、もう塾生です。そんなわがままは通じません。みんなで協力し合いながら作りました。臼で潰す時もも手慣れたもんです。最後にボールを作り、投げるところはとても楽しくて、みんな笑顔で投げつけました。第2ステージも、自然にふれあい、味噌はこんなに大変なんだと思いました。今度もまた来たいと思い、今もわくわく胸がしています。

 Eチーム 中村 彩花 「仲良くなれた第2ステージ」

 第1ステージは、Eチームのメンバーの子としか遊んだことも話したこともありませんでした。けど、第2ステージでは色んなチームの子と遊んだり話したりして、仲良くなれて良かったです。他のチームのスタッフさんとも仲良くなれて良かったです。
 第2ステージの食事の献立
金曜日
 夕食

カレーライス
福神漬け
サラダ
ヨーグルト
土曜日
朝食
ご飯、味噌汁
目玉焼き
野菜炒め
ハム、ふりかけ、たくあん
昼食

ちゃんぽん
マカロニサラダ
おにぎり
夕食

ご飯、清汁
さばのみそ煮
筑前煮
たくあん
日曜日
朝食

ご飯 味噌汁
焼きししゃも
ひじきの炒め煮
のり、たくあん、納豆
昼食

親子丼
わけぎのすぬた
バナナ
味噌汁