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▼▼第14ステージ▼▼ 9月25日(金)〜9月27日(日) |
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テーマ:「思いやりの心をもって取り組もう」 | |||
● 9月25日(金) 夜の活動 | |||
■ 塾母の話(いのちをいただくこと)&チームミーティング | |||
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今晩の話は、命の話。感謝祭や、農園活動を通して様々な命との関わりに触れてきましたが、西日本新聞社発行の『いのちをいただく』という本を楢ア塾母が朗読しました。食肉加工センターに牛を売りに行くおじいさんとお孫さんのお話です。今までかわいがっていた牛を売りに出さなくてはお正月が迎えられない。牛の「みぃちゃん」と離れたくない気持ちと、「みぃちゃん」を売らなければ、家族でお正月を迎えることができないという葛藤が描かれている作品です。牛も涙を流すのか・・・。普段私達が食べている肉や魚、野菜。再度考えさせらる時間となりました。 | ||
残り3分の1ステージを切り、チームについての話し合いの場が持たれました。チームのシンボルを通してもっと良くしていくこと、まだ足りないところをチーム全員で再確認し、活動につなげていく作業です。 どれだけ自分達が成長したのか。スタッフのアドバイスを交えながらお互いの意見を交換した場となりました。 |
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● 9月26日(土) 第2日目 | |||
■ 追跡ハイキング(コカ・コーラウエスト鳥栖市民の森) | |||
![]() 何のために5分前行動をするのかな? |
さあ!コカ・コーラウエスト鳥栖市民の森に行くぞ! と思った矢先、スタッフから注意の言葉が・・・。 「どうして集合時間に間に合わないのかな? 待っている人にも、この後の活動や生活時間にも響いてくるんだぞ!」 塾生は黙って聞いています。 塾生手帳の約束事の一つに 「時間を守る」 という項目があります。 残りステージは限られている中で、現実の問題から目をそらしてはいけません。 意識して身に付けていくよう、一人一人が努力していきましょう。 |
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![]() ゆらゆら橋の計測 |
![]() お〜い!揺らすなよ!! |
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![]() 古代の森にて、ラジオ体操! |
![]() 河内ダムのスケッチ |
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![]() 目隠しガイド。 無事にお客さんを連れていけるかな? |
![]() 最後に塾頭さんからの樹木のお話 |
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![]() 最後は、芝生広場でお昼寝してみました。 気持ちいい〜! |
コカ・コーラ鳥栖市民の森を利用しての「追跡ハイキング」を行いました。これは、追跡カードに記されてある写真を頼りに、チームで課題を解きながら森を回っていく新しいプログラムです。森のあちこちから、歓声が聞こえたり、歌声が響き渡ったりと賑やかな様子が伝わってきました。 またゴール地点の芝生広場では、森に生息している動物の話や樹木の紹介等を行い、自然について考える機会となりました。 最後には、きもちのよい秋晴れに恵まれたため、全員で芝生で昼寝を敢行。 とてもよい時間となりました。 |
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![]() 全員で記念写真 |
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■ 食事当番の仕事 | |||
![]() 茶碗洗いもじょうずになりました。 |
![]() 米研ぎの腕も上達しましたね。 |
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■ 稲刈り・掛け干し | |||
![]() 稲刈りのやり方を指導 |
![]() さあ、実際にやってみよう! |
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![]() 稲の結束は、結び方が難しい。 |
![]() 掛け干しをして乾燥させます。 |
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![]() 稲に埋もれてしまいました。 |
![]() 全員で収穫したぞ! |
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![]() きれいに架けることができました。 |
5月31日に田植えを行い、今日無事に稲刈りを迎えることができました。米という字は「八十八」と読むことができます。昔のお百姓さんは、実に八十八もの手間隙をかけて日本人の主食たる米を作ってきました。 塾生が関わってきた作業は、水稲塩水選、温湯消毒、代かき、田植え、除草、株かき、稲刈り、そしてこの後に続く脱穀と、全部の中のおよそ10分の1程度の作業をやってきました。その他の作業は、水の管理や害虫よけの糸張りなどスタッフが見えないところで世話や管理をしています。全員で作り上げてきたお米。決して1人だけでは、この収穫の恵みを得ることはできないのです。新米が食卓にならんだら、合掌していただく前に、もう一度感謝の気持ちを添えましょう。 |
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● 9月27日(日) 第3日目 |
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■ 早朝日の出登山 杓子が峰(247m)にて | |||
![]() 朝4:30起床。早いです。 |
![]() やっと拝めました。お日様を。 |
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![]() しばらくお日様に向かって合掌。 |
![]() 塾母よりお日様の話。 |
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![]() 太陽を拝んだ後は、草スキー |
![]() うおー!速いよー! |
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![]() ありゃー!こけるー!! |
延期になっていた日の出登山をやっと行うことができたこのステージは、とても感慨深いものとなりました。今年の男子のステージは、雨のために楽しみにしていた活動をキャンセルする事態が続き、その度に残念な思いをすることが多々ありましたが、この時ばかりは神様が微笑んでくれました。 6時20分過ぎ、東の空から生まれたてのお日様が顔を出すと、全員で合掌しながらその動きを目で追いました。 やはり、太陽あっての私たちの生活。まず感謝しなければならない1番目は、このお日様ですね。 今日一日の無事を祈りながら、しばらく太陽の姿に見入っていました。 |
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![]() ダムのえん堤に移動して朝ごはんです。 豚汁に、おにぎり、高菜漬に梅干し。 |
![]() 腹減っとたけんおいしか〜! 早朝からの活動で、お腹もペコペコでした。 |
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■ チーム農園&もみの収穫量調査 | |||
![]() サトウキビを搾っています。 |
![]() 秋ジャガの手入れ |
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![]() 乾いた土に水やり |
杓子が峰から戻ると、前の日やっていなかったチーム農園活動と1株あたりのもみを数える作業が待っていました。 2週間何もさわらなかった畑は、雨が降っていなかったこともあり、カラカラの状態に。せっかく種を播いても、芽があまり出ていない野菜が目立ちました。 これから11月に収穫を目指す野菜にとって、今が一番大事なとき。農作業は手を抜かず、丁寧にやっていくことが基本でしたね。 また、昨日収穫した一株あたりのもみ数は、平均2500粒。お茶碗の大きさにもよりますが、だいたい一杯ぐらいの数だということでした。 |
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![]() 収穫した1株あたりのもみの数はいくら? |
![]() 細かい作業が続きます。 |
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塾生のふりかえり 〜塾生手帳より〜 テーマ:「農業体験の○○○」 | |||
Aチーム:平川 篤 「面白かった共同農園」 14ステージの9月26日は稲刈りをしました。稲刈りでは、学校でやったのより少しきつかったです。次に結束しました。腰にワラをつけて根元を揃えるのが難しかったです。 あと、きつく結ばなきゃいけないので難しかったです。最後にほさ架けをしました。固いやつはかけて、ゆるいやつはスタッフに渡しました。 Bチーム:八坂 拓臣 「とても大変だった稲刈り」 今回のステージでは、第6ステージに植えたうるち米を収穫しました。鎌で刈る時に、Bチームの場所が広くて大変でした。刈った後に、ワラで束ねて木を立てて、その上に束ねた米を一つずつ架けていきました。束ねるときも量が多くて他のチームに手伝ってもらいました。稲刈りは初めてだったけど、昔はとても苦労していたということが分かりました。収穫したお米を食べるのが待ち遠しいです。 Cチーム:永原 公平 「農業体験のおもしろさ」 田んぼでの作業はキライだった。今回でやっと終わりだと思っていた。なぜなら「田植え靴がちっちゃいから」だ。買った田植え靴が足に合っていなかったみたいで、毎回色んなスタッフに助けてもらっている。1人では、脱いだり履いたりできないからだ。だけど、稲刈りは面白かった。色んなところがかゆくなりながらがんばった。速く丁寧に一緒に指を刈らないように。本当に指をケガした人もいるみたいだ。大変だ。稲を刈ったら次は「結束」。稲5〜6束を一緒に結ぶことだ。なかなか上手くやれたけど遅い。すると塾頭さんから「稲を干すやぐらを作るからついて来い」と言われたのでがんばった。腐ってた木が折れて竹が右肩に落ちてきた。痛かった。今回は大変だ。田植え靴がはけなかったり、かゆかったり、痛かったり。 みんなで稲を干した。早く米が食べたい!色んなことがあって、大変な稲かりだった。 Dチーム:三宅 龍邦 「みんなで働いた14ステージ」 今回のステージは運動会のため、坂本君が来れませんでした。なので、上手くやっていけるか正直心配でした。でも、どの行事も上手くこなせたと思います。まずは、追跡ハイキングです。チームのみんなで力を合わせ、ゴールまでにあるいくつもの課題をクリアしなければなりませんでした。大変だったけど、Dチームのみんなが僕の言うことを聞いてくれて、自分の意見もしっかり出してくれたので、問題なく終わることができました。一言もしゃべってはいけないエリアも、僕が手を叩くとみんな一言も話さずに歩き出してくれました。水の水温を考える時も、みんなしっかりと自分で考え、平均まで出してくれました。みんな一生懸命活動してくれたので、気分良く終わることができました。 Eチーム:亀山 博史 「がんばった稲刈り」 米を作るために、最初播種をしました。次に肥料を播きました。その次に田植えをしました。田植えをする時はいなかったけど、後からしました。その次に田の草まぜや田押し車で除草や空気を入れたりしました。そうしてがんばってきて稲刈りをしました。最初にノコガマで稲を刈りました。次に結束をしました。最初は、ゆるくて失格ばかりになっていたけど、後からコツを掴んで、速くしっかり結ぶことができるようになりました。その時、下君が一番早くしっかり結べていました。その次に落穂拾いをしました。終わってから見てみると、たくさんあったので、小さい種からあんなに大きくなってすごいなあと思いました。 |
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第14ステージの食事の献立 | |||
金曜日 | |||
夕食 ご飯 マーボードーフ、青菜の胡麻和え 中華スープ |
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土曜日 | |||
朝食 ご飯 みそ汁 さんまの塩焼き ピーマンのソテー 納豆 梅干し 高菜炒め |
昼食 ちゃんぽん おにぎり ヨーグルト |
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夕食 栗ご飯 清汁 ナスの煮物 さばの味噌煮 ごぼうの煮物 切り干し大根 |
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日曜日 | |||
朝食 おにぎり 豚汁 ウインナー 高菜炒め 梅干し |
昼食 丸天そば 青菜のからし和え 蒸し栗 |