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市村自然塾 九州からのおしらせです。ホームページの更新内容や塾からのおしらせをお伝えします。

スタッフによる活動⑯ チーム農園元肥・耕起

2020.08.28(金)

 

皆さん、元気ですか?一日も早くコロナウイルス感染が落ち着いて、活動が再開できることを心待ちにしています。今回のスタッフによる活動は、皆さんが作ったマップを基に、後作野菜を植える準備を行いました。まずは、元肥と耕起による「土づくり」からスタートです!

【耕起】

耕運機という機械を使いました

元肥を散布する前に、前作で作っていた畝(うね)を平らにし、土を柔らかくするため、耕起という作業を行いました。

今回は、耕運機を使って行っていますが、本来は塾生の皆さんに鍬(くわ)を使って、耕してもらいます。

【区画割り】

畝上げをして通路を作ります

元肥散布の前に、「区画割り」という作業もあります。耕起した畑を、マップの計画に基づいて各野菜の面積ごとに畝上げして区画割りをします。

畝の完成!

後作野菜たちのベッドになるふかふかの畝が完成!

ここまで終わってやっと元肥・耕起ができます!

【元肥・耕起】

「元肥・耕起」とは、野菜を植える前の畝に肥料をあらかじめ入れ、耕しておくことです。元肥を入れておくことで野菜の成長を促す効果があります!

キャベツの元肥は何が必要かな?

「肥料」にもいろいろな種類があり、野菜や植える面積によって量が異なっています。チームの図鑑に載っているので、皆知ってるよね!!

例えばキャベツなら1㎡あたり、牛糞堆肥が2㎏ バイグリーンが1㎏ 油かすが100g 必要です!

牛ふん堆肥

 

牛糞堆肥が均等になるように広げています

バイグリーン

元肥を散布し終わった畝たち

土と肥料を混ぜ合わせます

元肥の散布をしたら、鍬を使って肥料と土が均等に混ざるようにします。

今回は、チーム農園の元肥・耕起を紹介しました。いかがでしたか?何もない畑に急に播種や定植といった作業を行っても野菜の成長は期待できません。野菜を元気に育てるには、土づくりから。土づくりも1日でできるわけではなく、いろいろな作業と準備期間を経て、野菜の育つ環境が整ってくるのです。コロナの影響で自然塾に来る計画がズレて、忘れていることも増えているかもしれませんが、塾生手帳を活用して次回塾に来るときには、前作で学んだ作業内容を完璧にして来てくださいね!皆さんがまた元気に塾に来てくれる日を、楽しみに待っています!