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市村自然塾 九州からのおしらせです。ホームページの更新内容や塾からのおしらせをお伝えします。

スタッフによる活動⑮ 夏野菜の定植

2020.05.27(水)

 

みなさんこんにちは!
今回はカボチャとスイカの定植を紹介します。

 ・まずはカボチャの定植です。
ブルーシートの手前にある
小さな山のようなものは何でしょう?
これは「くらつき」といって、
元肥などの肥料を施して
山形に土を盛りあげたものです。
2週間前に準備しました。
  くらつきの畝は山形をしたもので 、
スイカやカボチャなどの地面に
ツルを張る野菜に使われます。
くらつきの下には元肥が入れてあります。

定植する前に穴を掘って水を入れます。
定植後に水をかけると
地中深くまでなかなか浸透しないためです。

苗にしっかりと水を吸収させてから
定植を行います。
定植後は軽く鎮圧し、
畝と苗の隙間をなくします。
強く鎮圧すると根が伸びにくくなるため、
やさしくしっかり押さえます。
定植後は、鮮緑入りの水で
水やりを行います。
これにより、発根を促し
活着が早くなります。 
葉の表面や苗の周りなどに
しっかりと水を与えます。
水をあげた後は、
敷きわらを敷いていきます。 
敷きわらをすることによって、
地温の上昇を抑え、土壌の乾燥を防ぎます。
また、雨による土はね防止や
雑草を抑える効果があります。

手前:ロロン

 
奥:ほっこり姫

 
定植前
 
定植後
 ・次にスイカの定植です。
 こちらもカボチャ同様
2週間前に元肥を入れ、くらつきを作り
あとは定植するところまで準備していました。

地中深くに水を浸透させるために
定植前の穴に水を入れます。

苗にしっかりと
水を吸収させます。
定植後に軽く鎮圧をします。
鮮緑を混ぜた水をかけることで、
発根を促し活着を早めます。
苗の周りや畝にしっかりと
水をかけます。
 水をかけた後は、
しっかりと敷きわらを敷きます。
 最後にあんどんをかけて
作業終了です。
あんどんには、
害虫対策・風よけ・保温などの
効果があります。

左:大玉スイカ

右:紅まくら


定植前


定植後


今回のカボチャとスイカの定植の紹介はいかがでしたでしょうか?
これからは病気とカラスに気をつけながら成長を見守ることが大事になってきます。
夏に立派なカボチャやスイカを収穫するのが楽しみです。
皆さんも楽しみにしていて下さい。