塾の活動
「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。
男子第6ステージ 6月6日(金)~6月8日(日)
2014.05.28(水)
いよいよ田植えの季節がやってきました!第6ステージは泥んこ運動会・ホタルの観察・そして田植えといったこの時期ならではの活動が中心となっています。
初夏のさわやかな風と共に、いきいきと活動する塾生たちをどうぞご覧ください。 |
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5月23日(金)第1日目 |
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●塾頭の話 |
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塾頭より、今回のテーマ「心を一つにして頑張ろう」に基づいて話がありました。
「今回は泥んこ運動会を行います。皆で団結して頑張りましょう。そして大いに楽しみましょう!」 |
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●泥んこ運動会の説明 | |||||||||||||||||
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土曜日の午後に開催される泥んこ運動会に向けて、事前に説明と練習を行いました。
今回のチーム編成は紅・白・黄の3組です。 |
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5月24日(土)第2日目 |
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●チーム農園 |
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今回のチーム農園では、キュウ(VR夏すずみ / 北進)・ピーマン(京まつり / ピー太郎)・オクラ(アーリーファイブ / エメラルド)の定植と仮支柱立て・トマト(ホーム桃太郎EX / フルティカ / 千果 / オレンジ千果)の芽欠きと本支柱立て・除草・誘引・水やり・敷きわらといった、播種・定植後の手入れを中心とした作業を行いました。
3ステージ頃に播いた種も次々と芽吹き、ステージを重ねるごとにどんどん農園が緑豊かになっていきます。夏の収穫期をむかえるのがとても楽しみです。 春夏野菜として栽培している、もしくは栽培を予定しているタキイ種苗株式会社様の野菜と品種名は以下の通りです。
●コマツナ(菜々美) ●ホウレンソウ(アクセラ) ●キャベツ(レンヌ)
●レタス(バークレー / ロマリア) ●ニンジン(向陽二号) ●トマト(ホーム桃太郎EX / フルティカ / 千果 / オレンジ千果 / 小桃) ●ナス(千両二号 / 筑陽) ●キュウリ(VR夏すずみ / 北進) ●ピーマン(京まつり / ピー太郎) ●オクラ(アーリーファイブ / エメラルド) ●スイカ(夏武輝 / ピロマスタ2 / 紅しずく) ●カボチャ(えびす / ロロン) ●トウモロコシ(カクテル84EX / ランチャー82 / キャンベラ90) ●エダマメ(快頭黒頭巾) 市村自然塾九州で栽培している野菜の多くにタキイ種苗株式会社様から提供して頂いた種を使用しています。タキイ種苗株式会社様のホームページはこちらです。
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●お田植祭 |
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お田植祭とは、豊作を祈念して行われる神事で、日本人と稲作との深い関わりを示すものとされます。
佐賀県神社庁教化委員長の䅏田さんと教化委員の3名の宮司さんにお越しいただき、農作の祈念と日本の神話を元に稲作と神様の関係についてお話をしていただきました。 |
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●泥んこ運動会 |
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第1種目は『綱引き』、どのチームもやる気満々です。応援リーダー(スタッフ)の掛け声に合わせて全力で取り組みました。
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第2種目の『騎馬戦』では3組とも正々堂々と勝負を繰り広げました。 グラウンドや体育館で行う騎馬戦とは一味違い、やわらかい泥の上で騎馬を組んで歩くのはなかなか難しそうでした。 |
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第3種目の『泥スキーレース』は、その名の通り一面に広がっている泥を利用して塾生ひとりを乗せたスキー板を残りのメンバーが引っ張ってレースを行う競技です。 今度は各チームごとに分かれ、作戦をたてながら競技に取り組みました。 |
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最後の種目は『チーム対抗リレー』
手加減無しの真剣勝負です! |
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晴天の中行われた泥んこ運動会は、塾生たちの笑い声に包まれながら幕を下ろしました。泥の中に入ることが初めての塾生も多く、田んぼの中へ入ることに抵抗がある子もいたようですが、競技に夢中になっているうちにすっかり泥にも慣れていつのまにか皆が皆笑顔になっていました。 | |||||||||||||||||
●代かき |
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泥んこ運動会の後に、全員で田んぼの代かきを行いました。代かきは田植えの前には必ず行われる重要な作業です。田んぼに引き込んだ水を土と混ぜ合わせて粘土質の泥を作り水を貯えやすくし、肥料を全体にいき渡らせて、同時に表面を平らにして田植えに適した田んぼに仕上げる効果があります。現代ではトラクターを使うことがほとんどですが、昔は丸太などを使って代かきを行っていました。また、これにならい塾生たちも丸太を使った代かきに挑戦しました。 | |||||||||||||||||
●泥んこ運動会の表彰 | |||||||||||||||||
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夕食の前に泥んこ運動会の結果発表が行われ、健闘を称えて塾頭から賞状とカツカレー引換券が手渡されました。
みごと1位に輝いた組は『紅組』! |
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●蛍の話・観察 |
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五月下旬、今年も鳥栖市の河川で多くのホタルが観測されています。
ホタルの会の徳渕さんのお話によると、ゲンジボタルが住んでいる川の水は飲んでも大丈夫なくらいキレイなのだそうです。他にも、ホタルの幼虫が捕食するカワニナという貝の仲間やホタルの標本を拝見し、その他にも興味深いお話をたくさん聞かせて頂きました。 話の後は、川へ出掛けて実際のホタルを観察しました。
暗くなるにつれてぽつぽつと小さな光が現れ始め、いつの間にか辺りにはたくさんのホタルが舞っていました。 昔はもっとたくさんのホタルが生息していたようですが、現在ではずいぶん減っているようです。ホタルが減っている理由のひとつに、きれいな川が少なくなってしまったことがあげられます。ホタルを通して、環境を守ることが生物を守ることに繋がることや、自然の大切さにも気が付くことができました。 |
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5月25日(日)第3日目 |
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●田植え
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自然塾での田植えは全て手作業で行います。やわらかい泥に足をとられながらも腰を曲げて慎重に株を植えていきました。食べ物を得るということは多大な労力を必要とするのですね。
改めて、普段からお米を毎日のように食べることができる環境に感謝しなくてはいけないなと考えさせられる作業でもありました。 お米は残さず大事に食べましょう。 |
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●歌 |
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スタッフの演奏にあわせて『手のひらを太陽に』を大きな声で歌いました。 毎ステージごとに歌声が通るようになってきたようで、ひとりひとりの上達がうかがえます。 |
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塾生のふりかえり
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Aチーム:石橋 秀祐 『がんばって全力を出しきったどろんこ運動会』
どろんこ運動会をやりました。一番さいしょどろに入る時すごくきもちわるくて歩いてみると田植えたびの上にどろがあってすごく重かったです。そして1回目のきょうぎはつな引きで引っぱるときものすごく手がいたくていたくていたくてたまらなかったです。そして2回目のきょうぎはきばせんでぼくは上に乗る人だったから本番ですごくきんちょうしていてすごく動いたときちょっとこわくてがんばろうとしたけどすぐにはちまきがとれてざんねんでした。3回目のきょうぎでそりを引くとき、すごく重くて引っぱっていってものすごく重かったです。4回目のきょうぎはリレーで自分のさいこうの力を出しきって風に乗ったかんじでした。そしてがんばったけどゆう勝がとれなくてざんねんでした。でも楽しかったどろんこ運動会でした。
Bチーム:木村 一太 『うれしかったどろんこうんどう会』
どろんこうんどう会でまずどろになれるためにミニゲームをして、どろっていままできたないと思ってたけどさいしょのミニゲームでやっとそうでもないことにきがついた。そのときはしらないはっけんがあってちょっとうれしかった。つぎのきょうぎはつなひきだった。1回せんは、1・2と声をかけるつもりだったけどあまり声がだせなくてかなしかったけどかてたからすこしゆうきがわいて2回せんはおおごえでおうえんして3回めは1回めのチームよりつよかったけどみんなで1・2ってこえをかけていっしょうけんめいひっぱってかった。そしてよるごはんのときあかぐみが1位ときいてあんしんした。
Cチーム:山田 義人 『田んぼ』
どろんこ運動会では、白組の主将というリーダーのようなせきにんのある役でした。ですがみんなが良い意見を出してくれたのでかなりすっきりしました。本番では、みんな力がはいりすぎて成績はよくなかったけど、くいを残さずどろんこ運動会を終えることができました。次の日の田植えでは機械ならしたことがあるけれど手でするのは初めてでした。自分の植え方がばらばらで少しずれているのもありました。2人でこの作業をやっていて昔の人はこんなにきついことをしていたことを学びました。このステージでは人数が少なかったけどとても楽しかったです。
Dチーム:安井 航大 『2日目の午後から!!!』 僕は今回、第6ステージの午後についた。だから田植えとホタルの観察しかしていないけど、田植えはどろがぬかるんでころびそうになったし、ホタルの観察は、ちゅういされたのであまりいいことはなかった。けれど、けいけんによって知識は手に入ったと思う。田植えの場合、あしをぬくときはかかとからあげてぬくなどで、ホタルはしりの光が2つ光っていたらオス、1つだったらメスということや、地域によってホタルの大きさがちがうという事でした。ぼくがそのはなしをきいてギモンに思う事がないくらいくわしくはなしてくださいました。どろのぬかるみにはまってもぬけだすように、僕も人生をすごしていけたらいいなぁと思います。 Eチーム:吉田 創惟 『田植え、ホタル』
ぼくが今ステージでおもしろかったのは、田植えです。泥んこうんどうかいよりも土がやわらかくなってとてもたいへんでした。「あしあとがついてもそだつのかな。」と思いました。最後のあたりになえをくばりました。「くばるのもたいへんだ。」と思いました。もう一つおもしろかったのがありました。それは、ホタルのかんさつです。とまっていたり落ちたりしていたホタルを合計7匹つかまえました。手の中にいれて見てみると7つの光がピカピカしていました。はなすとポタポタと落ちていきました。動かないように見せかけるので、「ホントはうごくのに。つかまえないから飛ぶくせに。」と思ったけど「ホントに動かなかったらどうしよう。」とも思いました。動いてほしいな。 |
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今ステージの食事の献立 |
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