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市村自然塾 九州からのおしらせです。ホームページの更新内容や塾からのおしらせをお伝えします。

スタッフによる活動(12月編)

2021.12.16(木)

寒さの厳しい日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
自然塾ではドラム缶のフタに溜まっていた水が凍るぐらいに冷えこむことが多くなってきました。
今回は、12月にスタッフが行った作業について紹介していきます。
ぜひご覧ください。

・もみ殻くんたん作り
一斗缶の中に新聞紙や竹などを入れて火をつけていきます。その後、周りにもみ殻を積んでいき、火が燃え移るのを待ちます。

火がもみ殻に燃え移ると不完全燃焼を続けて、もみ殻くんたんに変化していきます。この際、不完全燃焼の状態にしておかないと燃え尽きて灰になってしまい、もみ殻くんたんになりません。

左上:竹は竹炭に
左下:もみ殻はもみ殻くんたんに変化しました
右:もみ殻が不完全燃焼にならずに灰になったもの
もみ殻くんたんの効果
太陽光を吸収して土を保温、また水を保水する効果や、微生物の力により畑の土を良くする効果があります。自然塾の活動では、野菜の播種を行った所にもみ殻くんたんを撒きます。
・ソラマメ、スナップエンドウ、タマネギの定植(12/2)

越冬野菜である、ソラマメ、スナップエンドウ、タマネギの定植を行いました。また、防寒対策で根元にもみ殻を撒きました。

・ニンジン、ダイコン、コマツナ、ショウガ、サトイモの収穫  
ニンジンやダイコン、コマツナといった後作野菜と、サトイモやショウガといった1年物の野菜を収穫しました。
・トラクターによる寒ざらし
寒ざらしとは?
土の中にいる病害虫を掘り起こし、冬の寒気や風に当てることで、土の中で寒さをしのいでいた病害虫を死滅させます。また、畑の土をよくする効果もあります。

今回は、12月にスタッフが行った作業ついて紹介しました。
12月中に後作野菜や1年物野菜を全て収穫し、畑を耕起し寒ざらしを行い、春から始まる前作野菜の土づくりに取り組んでいます。
春シーズンを迎えるまでに行うことがたくさんありますので、次回の投稿を楽しみにしていてください。