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市村自然塾 九州からのおしらせです。ホームページの更新内容や塾からのおしらせをお伝えします。

スタッフによる活動⑪ 夏野菜の定植

2020.05.13(水)

 

今回は、トマト・ナスといった夏野菜の定植を行いました!

【トマト】

支柱を立てます

定植の前に耕した畑に支柱を立てます。

支柱には、野菜の苗や株を支える役割があり、茎が折れやすい野菜や、つるが上に伸びていく野菜に使われます。

縦に支柱を立てるだけでなく、横や斜めにも付けることで風に強く、倒れにくくなります。

 

トマトの苗

茎が太く元気に育っています。

 
等間隔に苗を並べます

トマトは株間50センチで定植します。

支柱の真横に植えていきます。

定植をします

ひとつひとつ丁寧に定植しました。

トマトの誘引

トマトの定植にはもう一つ大切な工程があります。

それは「誘引(ゆういん)」です。誘引とは、支柱に茎をひもで結び付け、風で倒れず、元気に生育するために行います。

茎が太くなるのも考えて、茎に結び付けるときは10円玉くらいの余裕をもって結びます。

敷きわらを敷いて完成!

最後に水をたっぷりとあげ、土の乾燥や温度の上がりすぎや下がりすぎを防ぐ、敷きわらを敷いてトマトの定植は終わりです。

今回は、ミニ・中玉・大玉トマトを定植しました!

【ナス】

 
ナスの苗
ナスの苗は、トマトに比べて葉が大きく、葉脈が紫っぽい色をしているのが特徴です。

 等間隔に穴を掘り、水を注ぎます

株間50cmで定植します。

穴を掘り、穴に水を注ぎます。苗を植えた後にも水をかけますが、土の深いところまで水が届かないこともあるため、先に定植予定の穴に水を与えます。

土にたっぷり水を含ませます

穴に水たまりができるくらい注ぎます。

「こんなにあげてもいいの!?」と思うかもしれませんが、土は水の吸収が早いので水たまりになっていても、10秒くらいで溜まっている水はなくなってしまいます。

手寧に作業します

ポットごと、バケツの水に付け根に充分に水を含ませてから植えます。ポットから取り出すときは、根をちぎったり傷つけたりしないように、優しく丁寧に扱います。

水を与えます

定植後は、たっぷり水を与えます。

あんどんを作ります

定植後は、「あんどん」をつくります。

あんどんには、虫をよけたり、苗が小さいうちに風で弱らないようにするなどの効果があります。

あんどんされた苗

苗を囲うように支柱を立て、ビニール袋をかぶせます。

完成!

これでナスの定植は終わりです。

ピーマン・パプリカの定植

ナスと同じ手順で、ピーマンやパプリカ・キュウリも定植しました。

定植の手順は同じでも、育ち方や実のなり方には違いが出てきます。

成長を楽しみにしておいて下さい!

今回は、トマトとナスの定植を紹介しました。いかがでしたか?

塾の周りも暖かくなり、野菜もすくすく成長しています。

野菜の成長には、毎日根まで届くくらいたっぷり水を与えることが必要不可欠です。これから夏に向けて、ますます暑くなっていきます。塾活動が始まったら、野菜のお世話も頑張りましょう!