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市村自然塾 九州からのおしらせです。ホームページの更新内容や塾からのおしらせをお伝えします。

スタッフによる活動②(ウルチ米の田植え)

2021.05.30(日)

今回は、女子第4ステージに行う予定でした、ウルチ米の田植えを紹介していきます。
ぜひご覧ください。
・田植えまでの流れ  

1回目:田起こし
2回目:耕起
が終わった水田です。
これから水を入れていきます。

 田起こしとは? 水田の準備として、冬場に固まった土を耕起することにより、土の中の栄養分と空気が混ざり合って、柔らかく肥えた土にすることが目的です。
  田起こしが終わり、水を張った水田を代かきしていきます。
  代かき(しろかき)とは?

田んぼに水を張り、土をかき混ぜ、細かく砕きながら、土の表面を平らにし、苗がムラなく生育
できるようにする作業です。

・線引き作業  
  田植え枠を使い、田植えの目印を付けていきました。
 ・ウルチ米の成長  
(1ヶ月前) 男子第3ステージでウルチ米の播種を行いました。

(1ヶ月後)
途中、ネズミの被害もありましたが、15㎝ぐらいまで成長しました。
・ウルチ米の田植え(5月16日実施)  

田植えの途中で、苗を取りに戻らなくていいように、バケツにできるだけ多くの苗を入れていきます。

これから、ウルチ米の田植えを行います。
本来ならば、女子第4ステージで田植えをしてもらう予定でしたが、今年はスタッフとやまももボランティアで田植えを行いました。

苗の持ち方
苗は下の土の部分を親指、人指し指、中指で持って植えます。

縦と横の線が交わったところに植えます。
この時、しっかり苗が立つよう根元に軽く土を被せます。

左、中、右と3ヶ所植えたら一歩進んで、また3ヶ所植えたら一歩進むという動きを繰り返します。

腰が痛くなりながらも、綺麗に植えることができました。
 

約2時間、黙々と田植えをしました。
機械で植えたように、とてもきれいにできました!
田植え後は、水田に水を張っていきます。

山の水は冷たく、稲の成長に影響が出るため、波板を使い水を迂回させます。これは、日光で水を温めることにより、しっかりと根を伸ばして稲の生長を促すために行っています。

今回は、ウルチ米の田植えについて紹介しました。
次回、「スタッフによる活動③」では、モチ米の播種と水田の生き物をお伝えします。
お米に関しての詳しい内容は塾生手帳のP97 ~98に掲載していますので、ぜひ読んでみてください!