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市村自然塾 九州からのおしらせです。ホームページの更新内容や塾からのおしらせをお伝えします。

スタッフによる活動⑤(葉物野菜の追いまき・間引き・移植)

2020.04.08(水)

 

今回は、スタッフの活動で播種をした葉物野菜の追いまき・間引き・移植をしました。ぜひ、ご覧ください。
・まずは、野菜の成長を見てみましょう。

「コマツナ」
右の芽は立派ですが、左の芽はところどころ穴があいてます。虫による被害も出てきているようです…

「チンゲンサイ」
野菜の成長と共に雑草も成長しています。左側の雑草に栄養を取られないように見つけたらすぐに抜きましょう!
「ホウレンソウ」
順調に育っていますが、芽が密集しています。野菜にとっても密集することは良くありません。間引き作業が必要のようです。(間引きについては後ほど…)

・追いまき

写真のように、芽と芽の間が空きすぎているところは種をまいていないか、発芽ができていません。その際には追いまきという作業を行います。
追いまきは、芽と芽の間のバランスを見ながら種をまきます。まいたら水をしっかりあげ発芽を促します。今回は前日の大雨で土に水分があるので与えていません。

・間引き


コマツナの間引き
追いまきと共に重要な作業であるのが「間引き」です。間引きをすることで成長に必要なスペースを確保します。また、この時に生育の良くない芽は取り除きます。

・移植


コマツナの間引き

塾生:「間引いた芽は捨てられる運命なのか…」

いいえ、運命は変られます。根があれば間引いた芽を空いているスペースに植え替えることができるのです。植物の恐るべし生命力に拍手!

・仕上げ


木酢液でしっかり予防

仕上げは「木酢液」で病気や害虫を防ぎます。これは、塾生の皆さんにとって必要不可欠なスペシャル道具です。

今回は、追いまき・間引き・移植の紹介をしましたがいかがでしたでしょうか?野菜の成長はとても早く、気づかぬ間に虫に食べられていたり、病気になってしまいます。そうならないためにも日頃から変化に気づき、こまめな手入れが必要となります。農作業が始まったら、塾生のみなさんも野菜の成長を気にかけながら立派な野菜を育てていきましょう!