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「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。

女子第8ステージ 7月6日(金)~7月8日(日)

2012.07.11(水)

 

 

~テーマ:すべての命に感謝しよう

 第8ステージでは、末吉代表理事ご夫妻を迎えて、たくさんの野菜を収穫しました。その収穫した野菜を囲み、命をいただくことを学ぶ「感謝祭」を行いました。また、種まき(定植)から収穫まで自分たちで育てた野菜を使ってのジャガイモ料理、うた、中間発表準備など盛りだくさんの内容でした。雨の中でも元気いっぱいに活動する塾生の姿をご覧ください。

6月29日(金)第1日目

・担当別ミーティング

 

生活担当 食事担当
活動担当

 新しい担当になっての担当別ミーティング。 みんな自分達のやるべき仕事は分かったかな?
 それぞれの担当で責任を持ってやらないとと感じているようです。

・歌

元気いっぱい「手のひらを太陽に」

 7月7日(土)第2日目

 ・共同農園

  今回は末吉代表理事ご夫婦が塾生の激励に来塾されました。いっしょにトマト、キュウリ等の夏野菜の大収穫です。

代表理事と一緒にキュウリの収穫。 奥さんもいっしょでした。
ほら!みて、きれいなトマトだよ。 トマトの大収穫。
キャベツ大丈夫かなあ。 かぶりつきたくなるピーマンだ。
かたちがおもしろい。 ゴボウもナスもとても立派。

 今回のステージではたくさんの野菜を収穫しました。収穫した野菜はすべて「感謝祭」で使うことになります。
 収穫したニンジン(向陽二号)、キュウリ(シャキット)、ナス(庄屋大長)、ピーマン(京波)、こどもピーマン(ピー太郎)、トマト(ホーム桃太郎、千果、フルティカ)、キャベツ(マルシェ)の種は(株)タキイ種苗さん提供です。
 (株)タキイ種苗さんのホームページはこちら

・感謝祭

自然の恵みに感謝、食材に感謝。 今、収穫したトマトをパクリッ。
食べ物にどんな気持ちを持ちましたか?

命の大切さを考え「手のひらを太陽に」を歌いました。
 今まで食事をする時に何も考えずに食べていました。「感謝祭」が終わり、みんなご飯を食べる時に自然の恵みや食べ物に対して、感謝の気持ちが持てるようになりました。
 

・塾生の感想文  「感謝祭」

Bチーム:今村 恵美

 動物にも植物にも人間にも、そしてこの世に存在しているものには、必ず命がある。だからこそ、命のありがたさに感謝しないといけない事は感謝祭前より、感じていました。
 父に私が小さい頃から「ごはん粒を残すな!」ときびしく言われて、私は「だったら、お父さん食べて。」と頼むと、「自分で食べろ!」と言われ、しかたなくその頃は食べていたけど、今日の感謝祭でそのころは、自分が恥ずかしい事をしていたなあと思いました。
 人間は、何かの命をもらい生きている。食べているものは、すべて、一生懸命生きているので、ありがたく「おいしい。」と思いながら、食べようと思いました。人間はふくざつな生き物です。
 今日の感謝祭で命の大切さを実感しました。

Cチーム:桐谷 菜々  『感謝祭をおえて・・・・』
 今日の感謝祭で、「わたしたち人間は大切な一つ一つの命をいただいているんだな」と思いました。
 また、感謝祭の前は、何も考えずに野菜・お魚・お肉などの食べ物を食べていたけど改めて、「人間は命をもらわないと生きていけないんだな」と思いました。
 そして、これからは、きらいな野菜でも、命のことを考えながら、がんばって食べたいです。

Dチーム:大坪 るり 「命をくれてありがとう。」

 私ははじめ、なにも思わず「食べてあたりまえ。」と思っていました。しかし、感謝祭を通して私たちは、すべて命を持っている、その命をいただいているんだ。「ありがとうございます。」と思うようになりました。
 この感謝祭の体験をいかし、生き物への感謝の気持ちをわすれないようにしたいと思います。それに、以前は、ニワトリのかいたいをしたと聞いて、ビックリしました。私がその場にいれば目をつむってしまうと思います。
人間はこうして他の生き物の命をいただいているので、いつも「いただきます。」「ごちそうさま。」をきちんと言いたいです。

Eチーム:納富 菜摘

 あたりまえだけど、とても大切なこと。人間は、命をもらっているのだ!!
 ごはんの前「いただきます」なにげなく言っていたこの言葉。本当は、もっと感謝をしなければいけなかったという気持ちでいっぱいだ。今までは、ヘビがカエルを食べている所を見ると「ざんこくだ」「かわいそう」と思っていたけれど、本当にざんこくな事をしているのは人間ではないかなと思った。この感謝祭を通して、野菜にも、魚にも、お肉にも命があり、その命をもらうことで、今私は生きているんだと思えた。「食べものたちは、人間に食べられるために生きているんじゃない。子孫を残すためだ。」と塾母さんから聞いた時はじめに食べたトマトに感謝をいいたいという気持ちでいっぱいになった。

Eチーム:井上 美乃里 感謝祭をおえて

 わたしは、今日塾母さんのお話を聞いて、いつもいろんな野菜をなにげなく食べていて、恥ずかしくなりました。一粒のトマトを塾生みんなで食べました。とても甘かった。でも育ってきたトマトたちの気持ちはこうやって私たちに食べられるために生まれてきたんじゃないと、私はそう感じたのです。以前は、ニワトリを殺していたという話を聞いて、悲しくなりました。ニワトリが殺されるおそろしさにたえられませんでした。今までは、「お肉おいしいよね。」又食べたい」そういってましたが、動物たちの気持ちを考えると、きちょうなお肉に感謝しなくてはならないと思いました。これからは、どんな食べ物にも感謝、ありがとうという気持ちを忘れずに考えようと思います。

・ジャガイモ料理(ポテトコロッケとポテトサラダ)

ジャガイモ料理の話をきく真剣な顔。 まずはジャガイモとニンジンをやわらかく煮ます。
手を切らないように気をつけてね。 きれいに野菜の皮をむきます。
タマネギのみじん切り。目がしみる。 キュウリも薄く切っていきます。上手。
ゆでたジャガイモ。これだけでおいしそう。  ゆでたばっかりのジャガイモはとても熱い。
タマネギとひき肉を一緒に炒めます。 コロッケの形を作ります。
いろんな形ができました。 コロッケの衣をつけます。
お姉ちゃんが責任を持って揚げます。 とても上手に揚げました。
ソースも自分たちで作りました。 とてもおいしそうな盛り付けになりました。
おいしいそうでしょ? 自分たちで定植をしたキュウリやキャベツ、トマト、ジャガイモ、タマネギ、それらを収穫し、喜びあいました。その野菜で料理。みんなで食べ物に感謝し、おいしくいただきました。

・中間発表準備

野菜はうまくできたかな。 何を工夫した?
作付けマップの修正。 チームで感想を考えています。

第10ステージ(親子大会)に中間発表会があります。自分たちが野菜を育てどこを工夫したのか、どんなことがむずかしかったのかなどを振り返っていきます。そのための中間発表準備です。

・命の話「牛のみーちゃん」

塾母さんから命の話をしてもらいました。 みんな真剣に話を聞いていました。

今ステージの感謝祭で命のありがたみを感じました。「牛のみーちゃん」の話を聞いてみんなが日ごろ食べているお肉はいろんな人のいろんな思いが詰まっている事を感じました。

 7月8日(日)第3日目

・チーム農園

カボチャの整枝。もうすぐで収穫だね。 ナスビが収穫できました。
スイカの人工授粉。 サトイモの葉っぱが手のひらより大きくなったよ。
ネットをかけて鳥よけ対策。 木酢液で虫対策。
トマトの誘引、芽欠きもしなきゃ。 自分で作ったトマトはおいしいよ。

「チーム農園ありがとうございました。」

 チーム農園の野菜も収穫できるようになってきました。これからは病気や害虫などの対策をチームで考えてたくさん収穫できるように頑張ってください。

 

 第8ステージのテーマは「すべての命に感謝しよう」でした。今回のステージの「感謝祭」を通して食材に感謝の気持ちを持って食べることを深く考えることができました。
 「好ききらいなく残さずいただく」「いただきます。ごちそうさまに心をこめて」など、これから食べ物に対する思いも変わっていくことでしょう。

 

 ・塾生のふりかえり

チーム:原 侑里 「感謝の心を知った第8ステージ」

 私は久しぶりにバスに乗り、「少し暑くなったかな?」と肌で感じながら窓の外を見てみると市村自然塾に来ていました。
 第8ステージでは、歌を歌ったり、外で暑いなか、畑をたがやしたりしましたが、やはり1番心に残っていることは「命」について考えた2日目の感謝祭やジャガイモ料理、命の話です。私は、ここに来る前から「命は大切。」、「野菜は子孫を残すために成長する。」など聞かされていたので、命のことについては少し分かっていましたが、これほどまでに命のことについて考えたのは初めてでした。
 感謝祭では野菜や魚、肉が私たちにくれている命について、ジャガイモ料理では、料理を作る大変さ、命の話では、牛を殺す側の人の気持ちについてすることができました。「命」にかかわる仕事や食べられるものなどはやはり尊い、大切なものだと考えました。

  チーム:松尾 紀香 「楽しかった第8ステージ」

 第8ステージで一番おもしろかったことは、コロッケ作りとサラダ作りでした。夕方、風の「ヒュー」という音が耳にひびいてジャガイモ料理を外でつくりました。初めて作るコロッケは「ドキドキ」でした。
 ひき肉とタマネギをいためました。「ジュージュー」いいにおいでした。それからゆでてつぶしたジャガイモをまぜてころもをつけて一番上のお姉ちゃんがコロッケを油であ
げました。ソースはケチャップ・オイスターソース・さとうをまぜたものです。さとうを入れすぎてオイスターソースをめぐみちゃんがたしました。そしたら手がすべって「ドボッ」とはいってしまいました。味見したら、すごくおいしくサラダとコロッケをそえて食べました。

Dチーム:牛島 麻希 「命の尊さを感じた第8ステージ」

 「こんばんは」曇り空もふっ飛ぶくらいの大きな声を出し、第8ステージがはじまった。
 8ステージの<テーマ>は、すべての命に感謝しようだった。土曜日には感謝祭があり、命の大切さについて、みんなで考えた。いつも、食べ物には命があって、その命を私たちがもらって生きている、なんてあまり考えない。でも、ニワトリの解体の話を聞くと「私たちは命をいただいているんだ。」と思うようになった。そして、その命を無駄にしないように、食べ残しをしないようにしようと強く思った。チーム農園でも、ストチュウトラップに入っているハチがおぼれていた。このトラップは野菜に害を与える虫のためのワナなので、ハチは逃がしてやりたかったが、まにあわずに死んでしまった。また1つ尊い命が失われ私たちはお墓を作りました。これからも、命を大切にしながら過ごしていきたいです。

今ステージの食事の献立

 

朝食

昼食

夕食

金曜日

白ご飯
豚のお好み焼き風
春雨とニラの炒り煮
筑前煮
みそ汁
香の物
(880kcal)

土曜日

白ご飯
サバみりん
ミニ納豆
ひじきのさっぱりサラダ
味噌汁
のりの佃煮
(712kcal)

野菜たっぷりチャンポン
りんご
(554Kcal)

白ご飯
手作りコロッケ
野菜サラダ
ポテトサラダ
コンソメスープ
(820kcal)

日曜日

麦ご飯
焼きししゃも
ナスの生姜煮
きんぴらごぼう
味噌汁
香の物
(557kcal)

豚味噌丼
キュウリの華風漬け
清まし汁
アセロラジュレ

(591kcal)