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塾の活動

「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。

女子第12ステージ 9月10日(金)~9月12日(日)

2010.09.15(水)

~テーマ:自然の循環を学ぼう~

 

 自然の循環を学ぼうをテーマに、今ステージでは農作業のほかに水辺の生き物観察や2回目の坐禅会がありました。畑ではカエルや虫、川では魚やカニなど色々な生き物と接する機会があり、あらためて自然の仕組みを学びました。

 9月10日(金)第1日目

 ●塾頭の話

 

君たちならどっちかな?

 ステージも残すところ3ヶ月をきりました。18ステージまでにやるべきことをやるために「あれもこれもからこれだけは」が大切です。そのためにもPDCAを実行しましょう。

 ●坐禅の話の話

 

やり方覚えてる?

白隠禅師坐禅和讃の意味

 2回目の坐禅会に備えて坐禅の組み方をおさらいしました。また、「白隠禅師坐禅和讃」の言葉の意味を学びました。明日はこの意味を考えながら「白隠禅師坐禅和讃」を読みましょう。

 ●歌

 

 卒塾式に向けて歌を歌うのにも力が入ります。今回のステージではピアノを弾いてくれる人を募集しました。

  9月11日(土)第2日目

 ●朝


野菜を細かく刻みます

食事担当の目標

 今回から食事当番に新たな仕事が追加されました。それはコンポストに入れたあと早く分解できるように野菜の皮などを細かく刻むことです。また、食事当番の人には食事中のチームの目標を書いてもらい、チームのみんなに呼びかけを行いました。

 ●共同農園

 

虫と病気の講習

除草と追い播き

間引き

畝作り

種の場所の印つける

ニンジンの種まき

モミガラをまく

秋キュウリの撤去

手作り農薬の講習

チーム農園計画

 秋冬野菜を植えるにあたって、病気や虫について学びました。実際に外に出てアブラムシを自分の目で見た塾生は真剣に話を聞いていました。また、その対策として手作り農薬についての話がありました。
農作業は、種まきのほかに間引きや除草、芽が出ていないところには追い播きを行いました。作業前に雨が降っていたため土が重く畝を作るのが大変だったけど最後まで丁寧に作業ができました。

 ●水辺の生き物観察

 

さぁ、出発だ!!

岩の間を進んでいきます。

何かいるかな?
 
何がとれたかな?

 わーい!!

 朝の雨がうそのように晴れ、塾生が待ちに待った水辺の生き物観察です。塾生は川に入るなり、魚がいそうな場所をあみで探しました。魚やカニなどをつかまえると入れ物に入れて魚が驚かないよう慎重にコースを進んでいきました。途中には塾生の腰くらいまである深い場所や流れが速い場所などプールでは体験できない充実した時間を過ごしました。


とってきた生き物を観察します。

自然とは

元気に育てよ。

 塾舎に戻ると捕まえたメダカやアブラメ、カニやヤゴなどは水槽に入れて各々で観察しました。最後に、自然のサイクルについての話がありました。海や川、雲や大地、カエルや魚など一見関係がないようなものが回り回ってつながっていることを知り、改めて自然の偉大さと命の大切さを学びました。
捕まえた魚は、川に戻しました。

 ●坐禅会

 

坐禅中

合掌

警策

本堂の中の見学

静かな中に、風の音、水の音、色々な虫の声を聞きながら気持ちを落ち着かせて坐禅を組みました。今回の警策は自主的に受けられるということもあり、3回も警策を受ける塾生もいました。
最後に萬歳寺についての話があり、本堂の中を見せていただきました。貴重な経験をありがとうございました。

  9月12日(日)第3日目 

 ●チーム農園

 
 
トマトの撤去

畝立て

ブロッコリーの植え付け

ハクサイの種まき

ニンニク木酢液

計画の反省中

 作業の途中から雨が降ってきたにもかかわらず、自分たちが計画した作業を協力して進めました。前日に習った手作り農薬を散布したり、ハクサイやダイコンの種をまいたり、キャベツやブロッコリーの苗を植えて少しずつ夏から秋冬野菜の畑になってきました。心を込めた世話をしてたくさんの収穫物を家に持って帰ろうね。

塾生のふりかえり

  Aチーム:平田 楓 「早かった坐禅」

秋も近づき、朝と夜はだいぶすずしくなり、秋の虫の声の鳴き声もたくさん聞こえるようになってきました。今回の第12ステージで、一番印象に残ったのは夜にあった坐禅会です。今回の坐禅は、2回目です。私は、足と手の組み方は覚えていたけれど警策をうける姿勢や目線、息のすい方、はき方は全く覚えていませんでした。警策を受ける前は、合掌をしておしょうさんをまちました。1回目の時より痛く感じたけれど、3回受けました。20分間を2回したけれど早く終わったような気がしました。本当に坐禅は楽しかったです。またやりたいです。

  Bチーム:田中 葵 「転んでしまった水辺の生き物観察」

夏がやっと通り過ぎようとしているこの第12ステージは、私にとってメインは水辺の生き物観察でした。生き物観察では、あまり私は、生き物を見つけることができなかったけど、Bチームのを全部合わせるとカニやメダカやアブラメやヤゴなどがとれました。その中のメダカを私が見つけました。その時はとてもとても嬉しかったです。こんな大きいメダカを見つけられると思ってなかったので、おとピーと一緒に大喜びしました。それからは何も見つけることはできませんでした。お姉ちゃんと一緒に生き物観察をしていたら石がつるっとすべって転びました。みんなに見られて恥ずかしかったです。そのとき持っていた網が流されていきました。私は「だれかその網取って!」とさけんだら、おとピーがとってくれました。この水辺の生き物観察は楽しかったのでまたしたいです。

  Cチーム:吉尾 春菜 「水辺の生き物観察」

今日は、水の中で暮らしている生き物についての観察をしました。水の中にはメダカやカニがたくさんいました。私たちは川の中でカニを見つけました。そのカニには赤ちゃんがたくさんついていたのでびっくりしてだけど逃がそうと思ったけど他のチームの人にも見せたかったので入れ物に入れました。そしてまた、赤ちゃんを持ったカニが出てきました。そして、川の上のほうまでのぼってきて入れ物を見るとその中でカニの赤ちゃんがお母さんの体から落ちたみたいでたくさんの赤ちゃんがいました。たくさん生き物とふれ合うことができてうれしかったです。チーム農園では、ナスとオクラがきれいにできていてとてもびっくりしました。これから前作を後作にかえるのが大変だったけど前作であまり収穫できなかった分、後作をがんばってたくさん収穫したいです。

  Dチーム:奥村 瑞紀 「楽しかった水辺の生き物観察」

水辺の生き物観察が土曜日にありました。川に行くと生き物が見えなくて、生き物は見つかるのかなと思っていたけど、小魚やアブラメがとれました。その中ですごくとれたのがカニです。カニが55匹もとれました。カニをとるまで、大きな石ですべったりして水の中に落ちて体がぬれたりしました。でも、ドキドキ、ワクワクで楽しかったです。

  Eチーム:武富 みなみ 「きつかった水辺の生き物観察」

土曜日の昼に水辺の生き物観察をしました。どんどんスタートからゴールまで川をのぼっていきます。私はせなちゃんのかごに魚やカニ、いろんな物を入れようと思いました。私が早く行かなかったので魚を取ってもかごがなく魚をとれませんでした。ゴール近くでせなちゃんに会えたけど、入れ物には、カワニナしかいませんでした。せなちゃんが「魚がとれてないからとりに行こう」と言ってくれました。鳥に行くたびに魚が増えていき最後にはハヤもとれました。とても大満足です。

 今ステージの食事の献立 

  朝食 昼食  夕食

金曜日

ご飯、酢豚
胡瓜のマヨネーズ和え
中華スープ、梨

土曜日

ご飯、目玉焼き
ピーマンのソテー
胡瓜の塩こぶ和え
納豆、みそ汁、梅干し
冷やしうどん
高菜チャーハン
アセロラゼリー
 ご飯、さんまの塩焼き
大根おろし、インゲンと玉葱のソテー
ピーマンのソテー
南瓜の煮物、みそ汁

日曜日

ご飯、鮭のムニエル
タルタルソース
ピーマンのソテー
みそ汁、高菜炒め
梅干し
 洋風スパゲッティ
パンプキンスープ
蒸しとうもろこし