塾の活動

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塾の活動

「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。

男子第7ステージ 10月3日(日)

2021.10.08(金)


緊急事態宣言が明けて、およそ一か月半ぶりの自然塾再開となりました。その間、5月に田植えした稲は黄色く実った後、稲刈りをして2週間掛け干しをしていました。今回のステージでは、脱穀作業ということで、稲から穂を外す作業を塾生に体験してもらいました。
また、久しぶりのチーム農園も前作野菜から後作野菜に変わり、育てる野菜の品種も変わり、多くの変化があったようです。
それでは、活動に一生懸命取り組む塾生の様子をご覧ください。

10月3日(日)

 

●朝の挨拶とボランティア紹介

 
朝の挨拶 中庭前広場に、男子塾生がチーム毎に揃って整列。
久しぶりの光景にスタッフもとてもうれしい思いでした。
塾舎周辺の自然に、塾生たちの元気な挨拶の声がこだまします。
さあ、元気よく塾活動を始めましょう!!
まずはじめに、看護師さんとやまももボランティアの紹介がありました。久しぶりの活動再開で、塾生以上に楽しみにしていたようです。今日も一日、塾生のサポートをよろしくお願いします!
看護師さんとやまももボランティアの紹介

●うるち米の脱穀

 

千歯こぎ①:実践

千歯こぎ②:実践

足踏み脱穀機①:説明

足踏み脱穀機②:実践

コンバイン①:説明

コンバイン②:体験

唐箕(とうみ)①:説明

唐箕(とうみ)②:実践

全員でわら運び
 今回の活動では、道具の変遷の歴史と体験が学びのねらいでした。実際に昔の道具を使ってみると、時間はかかるが丁寧にできる。早く作業は終わるが、危険度が増すということが、体験を通して理解できたのではないかと思います。脱穀が終わり、籾を剥がして精米すると、おいしい新米を食べることができます。本当に楽しみですね。
 また、今回は地元河内町の方よりコンバインをお借りし、扱い方の解説や指導もしていただきました。本当にありがとうございました!

●チーム農園の観察と計画

 

虫がいないかよく観察中!
 午後からの活動は、チーム全員で畑の世話をするため、現場を見ながら作業計画を立てました。野菜の状態を観察することも、大切ですね。

●チーム農園活動

 

サツマイモに付いた虫を捕獲中!

晴れが続いているので、水やりが重要!

なかなか抜けないゴボウ!

短径品種のゴボウですが、太くて立派!!

サトイモ大きくなりました!
 10月に入って、1年もの野菜の収穫が徐々に始まってきました。チームによっては、ゴボウの収穫が始まったりと収穫の喜びでにぎわっていたようでした。9月に続き、残暑が続いたこともあり、サツマイモの虫被害がどのチームも大きかったようです。収穫も近くなってきたので、できるだけ今回のステージで減らしておきたいところですね。

●うた「赤とんぼ」

 

「赤とんぼ」斉唱
 秋らしい歌ということで、唱歌である「赤とんぼ」をみんなで歌いました。歌詞、メロディーと共に、素朴な塾生の歌声が、中庭いっぱいに広がりました。

●ふりかえり

 
脱穀とチーム農園が主な活動内容でしたが、塾生のみんなにとってはどんな学びがあったでしょうか。塾生手帳の感想がとても楽しみです。 印象に残ったことを記入しています

●塾頭の話

 
1ヶ月半の活動休止を経てのステージ開催ということでしたが、みんな元気いっぱいに活動を行ってくれたことがとてもよかったです。それぞれのチームで米作りの一端である「脱穀」を学んだことで、先人の知恵を直に体験できる機会があったことはとても貴重なことでした。道具の進化は、人間の進化の歴史でもあるので、今日体験したことは、忘れないようにしていてください。
1ヶ月半ぶりの活動再開は、本当に待ちに待ったものでした。塾舎に集まった塾生の元気な姿を見て、スタッフ一同心から嬉しく思いました。日中も快晴に恵まれ、活動も大いに楽しむことができ、あらためて活動の大切さを実感しました。
ただ、久しぶりの活動再開で前回と同様忘れ物が多くなってしまうことが気になりました。次回ステージでは、自分で荷物の用意をする際には、チェックリストを用意するなどして、再度忘れ物がないように気をつけましょう!!
ホームページのチェックは忘れずにお願いします!
 
塾生のふりかえり(第6ステージ)

A-6:天賀 琉月 『チーム農園・命の話』

今日チーム農園で枝豆が食べられるぐらいに実っていたのでうれしかったです。理由は、枝豆がまだ実っていないのではないかと思っていましたが、今日来たら実っていたからです。
 命の話で僕は、いろいろな生き物たちの命をいただいていることを学びました。これからは、「いただきます」と「ごちそうさまでした」を心を込めて言おうと思いました。理由は、私たちが命をいただいて食べているからです。ご飯も残さずにいただこうと思いました。

B-5:松岡 良采 『昼食』

坐禅が今日ありました。体験で少しやってみたけれど、とても足が痛くなりました。でも、目的の集中力、忍耐力、心を落ち着かせることができたので良かったです。今日の配膳は、バランスよく食べることができたし、友達にアドバイスをもらったので、半分以上時間を残して食べることができたので、とてもうれしかったです。残さず、減らさず食べれて良かったです。午後のチーム農園では、自分の役割を責任をもって行動することができたし、無駄話を少なく協力することができて良かったです。次は、虫を気にせず取り組みたいです。

C-6:牛尾 颯希 

今回は、トウモロコシとトマトにカボチャを収穫しました。トウモロコシはきれいな色をしていて早く食べたいなとい思いました。カボチャを収穫したとき、初めてだったのでワクワクしました。

今ステージの昼食の献立
ピラフ
豚肉、パプリカ、ジャガイモのソテー 
キノコたっぷりコーンクリームスープ
手作りオレンジゼリー