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「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。

男子第18ステージ 11月14日(金)~11月16日(日)

2014.11.19(水)

ステージテーマ
~悔いの残らないステージにしよう~

ついに最後の第18ステージとなりました。このステージでは、餅つきやチーム農園閉園式、夜の集いなど最後の塾生活を締めくくる活動を行いました。残り少ない塾生活の時間を大切にして過ごす塾生達の様子をご覧ください。

11月14日(金)第1日目

●塾生到着

「こんばんは!」 塾生達は、いつも通り元気の良いあいさつで塾舎へ入ってきました。

●塾頭の話

塾頭のあいさつ

「ついに最後のステージとなりました。自然塾に来て良かったなと感じられるように、良いステージにしましょう。」

●同窓会の話

同窓会(やまももの会)についての説明 「やまももの会は卒塾生のための組織です。」
塾生全員で投票を行いました。 第12期生代表は、この2名に決まりました。

11月15日(土)第2日目

●歌

卒塾式に向けて歌の練習。 塾生によるピアノ伴奏

●もちつき、昼食

保護者ボランティアの紹介 作業内容の説明
チームごとに別れてもちつき開始です。 こちらはあんこ丸め。
息を合わせてつきましょう ! 第2期生OBが手伝いに来てくれました。
塾生は、力強くついていました。 ついたお餅は暖かいうちに丸めます。
丸めるのには、コツがいります。 「やわらかい♪」
たくさんのお餅が出来ました。 からみ餅用のダイコンおろしです。
砂糖醤油餅

Aチーム

Bチーム Cチーム
Dチーム Eチーム

自分達で育てたモチ米(ヒデコモチ)を使って餅つきを行いました。塾生達は米一粒の大切さを器用に餅を丸めていました。
今回使用した“餡(あん)”は塾活動をご支援いただいている「株式会社 佐電工」様より提供して頂いたものです。
餡入りのもちはお土産用として塾生たちに配布しました。
塾生達は、自分たちで育てたもち米で作ったお餅を味わって食べていました。からみ餅・砂糖醤油餅・きな粉餅で味付けしたお餅とけんちん汁での昼食となりました。

 

●共同農園

タマネギの定植

来年の塾生の為に丁寧に定植。

ジャガイモの収穫

大量に収穫できました !
大きなジャガイモがごろごろ出てきました ! 大きさ別に分けました。

最後の共同農園は、タマネギ(アトン)の定植とジャガイモの収穫でした。今回定植したタマネギは、来年の塾生が5月下旬~6月上旬に収穫をします。
市村自然塾九州で、栽培している野菜の多くにタキイ種苗株式会社様から提供して頂いた種を使用しています。
タキイ種苗株式会社様のホームページは、こちらからどうぞ。

●おやつ

採れたばかりのジャガイモがおやつでした。 採れたて最高 ~!
みんなで食べるとさらに美味しいね ! 今回のおやつは、採れたてのジャガイモ丸々1個をふかし、こがしバターと塩で味付けした物でした。塾生達は、採れたばかりのジャガイモの美味しさに感動していました。

●チーム農園

レッドキャベツ(ネオルビー)収穫しました♪ 大きなニンジン(向陽二号)を収穫 !
ダイコン(耐病総太り)も立派でした。

根深ネギも収穫♪

ジャガイモの収穫。 たくさんの収穫物がありました。
綺麗な野菜が上手に作れました☆ チーム農園、たくさんの恵みをありがとう !
収穫後は、全面を耕します。 鍬ひと振りひと振りに畑への感謝をこめて
「たくさんの野菜を育ててくれてありがとう」 これでチーム農園ともお別れです。
精一杯耕しました。 鍬使いもずいぶん力強くなりました。

●チーム農園との別れ(畑への思いを自由に表現)

Aチームの人文字 Bチームの相撲
Cチームの人文字 Dチーム人間ピラミッド
Eチームの人文字 チーム農園への思いをチームそれぞれ思いのままに表現してもらいました。体を使って自分たちのチームを畑に大きく描くチームや、相撲をとるチーム、組体操をするチームなどそれぞれの方法でチーム農園との最後の時間を過ごしていました。
「チーム農園、今までありがとうございました !!」 大きな声で最後の挨拶をしていました。

●チーム農園閉園式

平成26年度チーム農園閉園式 マイ鍬の返還
「ありがとうございました !」 塾生代表の言葉
第1ステージからチームごとに育てる野菜や作付け面積等の話し合いや計画を行い、第4ステージから始まったチーム農園。多くの野菜の栽培を通して、食物を作る事の大変さ、自然の厳しさや美しさ、身体を動かして汗をかく事の気持ちよさ、友達と協力する事など様々な事を学んできました。塾生は、多くを教えてくれたチーム農園に感謝し、チーム看板・マイ鍬を返還してチーム農園を閉園しました。

●夜の集い1部(出し物)

コントを披露するチーム 劇をするチーム
道具を使った迫力ある劇。 練習した出し物を楽しみながら披露。
全チーム個性があって楽しかったです♪ 塾生は、チームごとに様々な出し物を見せてくれました。短い時間で協力して精一杯練習した出し物を楽しそうに披露していました。塾生の出し物の後はスタッフの出し物も行い自然塾みんなで1つになって楽しんだ第1部となりました。
フォトムービーの上映 様々な思い出が思い返されました。

●夜の集い第2部(灯~ともしび~)

塾頭から自然塾の火をもらいました。 各チームの兄がチームの火を燭台へ運びます。
燭台への点火 チームのメンバーへも火を分け与えます。
1人1人が今の思いを語りました。 塾生は、色々な思いが溢れ涙していました。
みんなで肩を組んで歌を歌いました。 全員と握手をして幕を下ろしました。
夜の集い第1部では、楽しい出し物とこれまでの思い出の写真がたくさん詰まったフォトムービーを見ました。様々な出し物で大笑いしていた塾生もフォトムービーで少し悲しそうな顔を浮かべていました。そして、第2部は、火を灯したロウソクと燭台を囲んで1人1人のその場で込み上げた思いを語ってもらいました。塾生達は、仲間との別れの寂しさやこれまでの楽しかった思い出などあらゆる感情が溢れだし、自然と涙をこぼしていました。

夜の集いで、塾生へ向けておくったメッセージを載せます。

「灯への思い」

ろうそくの火は、はかないものだ。短く、すぐにその終わりを迎える。
でも、その終わりを知っているからこそ、ろうそくの火は、一生懸命に燃えている。

今、私達は、市村自然塾九州という、一つの塾舎の下に、
30人の兄弟が集い、笑い合い、語り合い、友情を確かめ合った。

こんな時間が、まだまだあればいいのに・・・。
この瞬間が、ずっとずっと続けばいいのに・・・。

でも、別れの時は、すぐそこまできている。

人生は、旅。そして、私たちは旅人。
出会いと別れを繰り返しながら大人になっていく。

ろうそくの火は、はかないものだ。短く、すぐにその終わりを迎える。
でも、その終わりを知っているからこそ、ろうそくの火は、一生懸命に燃えている。

この、今も続いている「ときめき」の瞬間を、一生懸命に生きていこう。
この灯火のように。
私たちの胸の中で、20年経っても、30年経っても、「自然塾の火」が、
あたたかい光を灯し続けるように。

この先、離れ離れになっても、
いつか、どこかでまた、みんなに会いたい。

18ステージ54日間の塾生活が育んだ兄弟との絆は、決してほどけることはない。
だから、また会える日が来ることを強く強く願っておこう。

みんなは、一人のために。一人は、みんなのために。
君たちがお互いを思いやれる良き兄弟になれて、本当に良かった。

心から ありがとう・・・。

11月16日(日)第3日目

●大掃除

「今から共同場所大掃除をはじめます !」

塾舎や農機具倉庫のくもの巣やすすを掃います。

中庭の階段

長靴洗い場

窓拭き

便座の洗浄

風呂場

大掃除で、9か月間お世話になった塾舎や塾舎周りをきれいにしました。

●塾生室清掃

塾生室も丁寧に清掃

ベッドの下なども隅々まで

塾生室にもお世話になりました。

衣装ケースも空っぽになりました。

塾生達は、仲間と共に過ごした塾生室なので、心をこめて丁寧に隅々まで掃除をしていました。

●振り返り

これまでを振り返っていました。

菊田さんよりストラップが配られました。

革を使って作られています。 涙もろい菊田さんの手作りです。
裏は、チーム6人合わせるとそのチームに。 最後は、スタッフ全員での挨拶。

●帰りの時間

帰りの挨拶 みんな深々と頭を下げていました。
「今まで有難うございました !」 バスが来るまで畑で大騒ぎ
楽しかった塾生活もこれでピリオドとなります。 甲子園のように農園の土を持ち帰る塾生も。
帰りは、いつも通りバスで鳥栖駅へ。 次は卒塾式で会いましょう !
第12期生のみなさんへ

自然塾生活を送った9か月間に、いろいろな事がありましたね。それは、楽しい事ばかりじゃなかったはずです。壁にぶつかり悩んだ事もあったでしょう、辛くて家に帰りたくなったこともあったでしょう。でも、みんなは、それを乗り越えてきました。その1つ1つがみんなを成長させた事でしょう。今では、苦労した事も良い思い出となっているのではないでしょうか?私達自然塾のスタッフも個性溢れるみんなからたくさんの楽しい思い出をもらいました。本当にありがとう。塾での生活を通して学んだ事や仲間とできた「絆」をいつまでも大切に。

塾生のふりかえり 
~テーマ:一番印象に残ったこと~

Aチーム:石橋 秀祐 「いままでありがとう18ステージ」

ぼくは1ステージはちょっとチームがばらばらで、もめごとがたくさんありました。でも今はチームの絆も深まって面白いチームになりました。そしての夜の集いの時のショートコントをみんなでがんばったので、いっぱいの人が笑ってくれて嬉しかったです。夜の集いの最後で今までの成長した事を話して、最初の辻さんの言葉でみんなに会えるのがこれで最後と言われて1人1人言葉を言っていくうちにもう会えないのかと思うと目からなみだが出てきて、それを岩永さんが肩をたたいてくれて原ちゃんが「大丈夫」と言ってくれたりして本当にチームのみんな今までありがとう。そして他のチームの人達もスタッフさんもこの自然塾もありがとう。

Bチーム:木村 一太  「最後の18ステージ」

「今回のステージが最後か、はやいなー。」と金曜日ついたときから思っていました。5ステージごろは楽しむばかりで思えば「あーあ、あそこでああしておけば良かった。」など思っていた。最後のステージ、チーム農園は次の塾生のためにがんばろうと思ってやりました。きついけどクワを持ち上げておもいっきりやりました。さいしょは硬かったばしょもやわらかくなって全部おわったときは気持ちがよかった。こうやって前の塾生もぼくたちのためにしてくれたんだなと思いました。次の塾生がチーム農園でがんばってくれるといいなと思った。

Cチーム:片渕 巧也 「今までのステージ」

今までのステージいろいろなことがありました。おこられたり、けんかしたりいろいろなステージでありました。けど、1ステージ1ステージチームのみんなの絆が深まっていく気がしました。そして、1ステージから18ステージがあっというまに終わりました。塾生活の中でつちかってきた経験をいろいろなところでいかしていきたいです。

Dチーム:寺崎 忠宗 「夜のつどい」

土曜日に夜のつどいがあった。最初に塾頭さんが火をもっていたのでチームのリーダーが火をつけてそれでチームのみんなに航大くんがつけてくれた。みんなが発表するときにすぐに泣いてしまった。チームメンバーのだれかを見ると別れる時がくるからそれにつられて泣いてしまった。1ステージ目は、18ステージは長いなと思っていたけれど過ごしてみたら18ステージはとても短くてとても寂しかった。もらい泣きしたのかわからないけどチームと29人の仲間と別れるのは寂しいけどOBでみんなと会いたい。

Eチーム:吉田 創惟 「30人の兄弟」

「いつまでも、みんなでいっしょにいたい。」ぼくは大そうじをしながらそう思いました。食事のマナーが不充分だったぼくをあきずに注意してくれてうれしかった。せいしろうくんは静かでしっかりもの。一番上のりょうくんはとても優しい。りょう平くんは面白くて賑やか。かん太くんはスポーツマンでサッカーが上手。けいいちろうくんはとても優しくて、ぼくをフォローしてくれる。Eチームのみんなは1人1人違う性格だけどとても仲がいいチーム。辻さんは農業に詳しい。村山さんはアイディアがいっぱい。田島さんは横から優しく見守ってくれた。菊田さんは、優しく注意。歌が上手な黒田さん。三橋さんは優しい雰囲気。岩永さんは、面白い。野田さん、吉次さんはおいしい料理を作ってくれる。などいろいろなスタッフさんへありがとう。みんなみんなありがとう。

 

今ステージの食事の献立

朝食 昼食 夕食
金曜日
生姜ごはん
レタスしゃぶしゃぶ
野菜の煮合わせ
リンゴ
888kcal
土曜日
白ごはん
本さわらの西京焼き
新ジャガのカレー炒め
白菜の柚子和え
香の物
味噌汁
616kcal
おもち3種
(大根おろし
きなこ
砂糖醤油)
けんちん汁
香の物
579Kcal
白ごはん
牛すき焼き
粉ふき芋
春雨の酢の物
香の物
味噌汁
750Kcal
日曜日
白ごはん
目玉焼き
(ロースハム・レタス)
ジャーマンポテト
ヤマトイモのとろろ
香の物
味噌汁
530Kcal
カレーライス
ポテトサラダ
福神漬け
バナナ
718kcal