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「市村自然塾九州」の活動は、日曜日の日帰り活動(9ステージ)と土曜日と日曜日午前中の1泊2日の活動(6ステージ)の全15ステージを3月中旬~10月下旬まで行っております。
※男子18名・女子18名で構成され、男女別々の活動のため塾生は隔週毎に通塾します。

男子第13ステージ 9月17日(金)~9月19日(日)

2010.09.22(水)

~テーマ:仲間との時間を大切にしよう~

 彼岸花が咲き、朝夕の涼しさに秋を感じながら、13ステージが始まりました。今ステージの活動では、秋ならではのお月見会も行われました。
残すところあと6ステージ。仲間と過ごす時間がより大切に感じるようになり、どの活動も今まで以上に楽しんでいるようでした。それでは、ステージの様子をご覧ください。

 9月17日(金)第1日目

●塾頭の話

 今回は、『カンを磨こう』という話がありました。
カンとは、その場の空気を読み、相手が今、何を求めているかをすばやく察知することです。
カンを磨くためには、当てずっぽうではなく、相手の立場に立って、よく考えることが大切だということを忘れないようにしましょう。

 ●秋の七草について

 『秋の七草』の紹介がありました。
自然塾の周辺にも生えている草花です。外へ出かけたときに探してみましょう。
・すすき(オバナ)
・ききょう
・はぎ
・なでしこ
・おみなえし
・くず(カズラ)
・ふじばかま

 ●担当決め、担当別ミーティング

 

 今回は、3つ(活動、生活、食事)の担当でやっていないものに就きます。これまでチームの友達がやっていた仕事なので、大まかな内容は分かっているけれど、もう一度塾生手帳で確認しました。
残り6ステージ。みんなの力で、楽しい塾生活が送れるようがんばりましょう!

 ● 卒塾式の歌決め、練習

 

 今ステージから、少しずつ卒塾へ向けての活動が入ってきます。今回から卒塾式で歌う曲を決め始めます。これまでのステージで歌ってきた歌やこれから習う歌の中から選んでいきます。

 ● お兄ちゃん会議

 お兄ちゃん会議では、チームの状況を報告し合いました。良くなった点、まだ良くならない点を発表し、なかなか良くならない点は、みんなで改善策を考えました。
どのチームも残りのステージをより良いものにしたいという思いは一緒です。真剣に話し合う姿は、以前に比べ、とてもたくましく感じました。

  9月18日(土)第2日目

 ●起床~ 

 起床後は、いつものように塾生室と共同場所の清掃です。掃除の仕方もすごく上手になりました。家や学校でもしっかり活かしてください。

 ●共同農園

 


畝立ても上達しました。


一粒一粒、丁寧に


サツマイモのつるがえし


イモヅルの調整

 共同農園作業は、秋野菜の播種や管理を行いました。播種した野菜は、レタス、ダイコン、ミズナ、タカナ、ホウレンソウです。その他、除草や間引きなどを行いました。サツマイモは、つるがえしをし、伸びすぎたツルは切り、皮をむいて食材にしました。

 ●チーム農園

 


前作野菜を撤去


自然農薬の散布


サツマイモのつるがえし


ハクサイの定植


たっぷり水を!大きくなれよ!

 チーム農園では、主に後作野菜の管理を行いました。夏野菜の姿がなくなり、畑の様子ががらりと変わりました。
前作は悪天候や害虫・害獣対策がうまくできておらず、収穫が少なかったので、反省を踏まえ、作付け計画の見直しや害虫対策をしっかり行い、作業に取りかかりました。たくさん収穫できるといいですね。

 ●お月見会

 

 月見は、平安時代に『中秋の名月』を祝う習慣として一般的になったそうです。実りの秋、明るい月明かりのおかげで夜まで収穫の作業ができることに感謝し、また、豊作を祈願してきました。また、中国では、月には不老不死もしくは甦りの力があるという思想が昔からあり、月に拝むと物事がうまくいくとか豊作になるなどと言われています。
この日は十五夜ではありませんでしたが、秋の七草や団子を供え、月明かりに下で、将来の夢などを語り合いました。


秋の七草と団子を供えて…


月見の話


将来の夢を熱く語り合いました。


団子もおいしかった♪

  9月19日(土)第3日目 

 ●食事当番の様子


釜飯炊き

 みんなが掃除をしている頃、食事当番も頑張っています。
釜飯炊きや盛り付けは、だいぶ慣れてきて、手際よくなってきましたね。野菜くず切りは、これまで、厨房のスタッフでやってくださっていましたが、包丁の使い方の練習にもなるからと、今回から始めました。この野菜くずは、堆肥になります。


野菜くず切り


朝食の盛り付け

 ●萬歳寺清掃

 

 今日の活動は、いつもお世話になっている萬歳寺の清掃です。感謝の気持ちを込めて、隅々まで丁寧に行いました。

 ●ふりかえり

 


心に残ったことがたくさん


またひとステージ終わった…

 今回のステージで何度も出てきた「残り3分の1」という言葉。塾生たちには大きく響き、これまで以上にプログラムの1つ1つをかみしめていました。これまで書いてきた作文の思い出も、読み返すことで、さらに深く心に刻まれることでしょう。

塾生のふりかえり 

  Aチーム:山田 義貴

僕は、秋にふさわしい活動の中で一番印象的だったのは、お月見会でした。その訳は、みんなでいろんなことを話したり、お月見会のはじまりを聞いたり、みたらし団子やきなこ団子を食べたりしたからです。例えば、みんなで将来の夢やなぜここに来たかなど話しました。その時、みんながどんな風に来たのかわかってよかったです。後残り5ステージを大切にしていき、みんなと仲良くし、共同農園、チーム農園などの活動を大切にしていきたいと思っています。

  Bチーム:中村 慎輔

彼岸花も咲き、9月も半ばにふさわしい活動があった。それは、日本の伝統的な習慣でもある月見だ。ゆっくりと月を見たわけではなかったが、火を囲んで、ゆっくりといつもの農業とはひと味違う話だった。自然塾に来て変わったこと、将来の夢、卒塾までどのようにという話は、内容はあまり覚えてないが、心に響いてきた。残りもたった5ステージ。後で「こうすりゃよかった。ああすりゃよかった」という後悔をしないように、声かけ、協力を率先していきたいと思います。

  Cチーム:碓井 恒祐

お月見会では、みんなで火を囲んで、将来の夢などについて色々と話し合ったりしました。僕は、お月見会などするのは初めてだったけど、月がちゃんと見えてきれいだったのでよかったです。また、お団子などを食べたりして、普段食べる団子よりお月見会で食べる団子の方がすごくおいしかったです。みんなと話していると楽しくて、すぐ時間がきてしまったので嫌でした。でも、仲間との時間を大切にできたのでよかったです。

  Dチーム:具嶋 慎一

ぼくが一番印象に残ったのは、お月見会だった。火を見ながら今までのチームのことを語りあった。最初はあまりまとまらなかったけど、3ステージで、チームの人がゲームをした話が出てからチームは変わった。それまでは、よく活動に遅れていたけれど、それからはあまり遅れなくなった。次に将来の夢を語り合った。ぼくは、人の問題などを解決したいので、弁護士になりたい」と言った。月を見ながら食べる団子はとてもおいしかった。月は少し雲がかかっていたが、ずっとぼくたちを見守ってくれていた。

  Eチーム:小玉 航平

秋といえば、月見会と後作です。まず、後作はチーム農園です。前に白菜を植えていたけど、あまり育ってなくて、定植をしました。その後、人参、ほうれん草を播種しました。次のステージで収穫するものがあるから、また白菜を植えるつもりです。前作から後作への変わりは大変だけど、頑張りたいです。
次に月見会です。月見会では、将来の夢や残りのステージをどのように過ごしたいかなどを話しました。そして、話が終わってから、団子を食べました。夏が過ぎて秋になって、だいぶ涼しくなってきたから、後作もいろんな活動も頑張りたいです。

 今ステージの食事の献立 

  朝食 昼食  夕食

金曜日

ご飯、豚の角煮
胡瓜のナムル
ピーマンのソテー
オニオンスープ、りんご

土曜日

ご飯、みそ汁、納豆
スクランブルエッグ
ピーマンの塩こぶ和え
玉葱のソテー
高菜炒め、梅干し
肉そば、いなり
ズイキの酢の物
 ご飯、吸い物
カレイの煮付け
ひじきの炒り煮
ピーマンのソテー

日曜日

ご飯、みそ汁
さばのみりん焼き
ピーマンのソテー
高菜炒め、梅干し
 3色丼
オクラのごま和え
お吸い物