こんにちは!市村自然塾九州のホームページへようこそ!!
 


紫陽花(あじさい)の季節となりました。
塾舎の周りに咲いている花は、見頃を迎えました。
女子のステージも全体の3分の1を終え、少しずつ
塾生も花と同様に成長しているようです。

▼▼第7ステージ▼▼
     
  2009年6月19日(金)〜6月21日(日)     
テーマ:「4S(整理、整頓、清掃、清潔)を徹底しよう」
 6月19日(金) 第1日目 
 ■ 塾頭さんの話・担当別ミーティング
   まず塾頭の話がありました。
@自然塾にどうして、『市村』と名前がついたのか?
Aマザーテレサが来日した際のコメント
  「日本は、経済的には豊かですが、
  精神的には、貧しいようですね」
  精神的に貧しいとは、どういうことなのか?
B市村清氏が唱えた『三愛精神』について

 どれも意味があり、考えれば深い話です。
塾生手帳に書き留めた塾生に、その意味を考えてきて欲しいと、お話をされました。
 
 その後、机と椅子を片付けての担当別ミーティングを実施しました。
 このステージから第2シーズンを迎えたので、役割交代です。心機一転、新しい役割にチャレンジしてください!
  ■ 姉ちゃん会議&宿題タイム
  
 第2回お姉ちゃん会議が実施されました。共同生活も第7ステージまでくると、メンバーそれぞれの個性が色々と分かってくるものです。お互いの悩みや問題を共有し、解決できるよう、まずは自分が感じるチームに対しての素直な気持ちを書き出してもらいました。人を引っぱっていく、お世話をするというのは、とてもエネルギーのいることです。焦らず、ゆっくりと仲間や問題と正面から向かい合い、自分に嘘をつかない素直さが必要になってきます。毎日の体験活動を、一つ一つ丁寧に積み重ねていくこと。見えてこなかった相手の気持ちや自分の感情が分かるようになってきます。お姉ちゃんのこれからの頑張りを、私達スタッフもあたたかく見守っていきたいものです。
 塾活動が開催されている間、学校の宿題は、なかなかはかどらないもの。多くの塾生の要望から生まれたこの「宿題タイム」。短時間で集中して宿題に取り組むことができるので、なかなか好評な時間となっています。塾のメンバーと一緒に勉強できるし、何よりも「みんな宿題やってて、がんばってるな」と感じられるのが、励みの一つになっているようです。みなさん、昼は心と体をフル回転、夜は頭をフル回転!
 本当にお疲れ様です!
6月20日(土) 第2日目
 ■ 朝の清掃と朝食
 このステージのテーマは『4Sを徹底しよう!』です。もう当たり前になってきた朝の塾生室清掃や共同場所清掃は、眠っていた体を起こすねらいもありますが、作業を隅々まで丁寧にやる意味も含まれています。自分が一生懸命やったかどうかは、自分しか分からないものです。「ひたむきに取り組む」姿勢を身に付けていきましょう。
「白いごはん、私達が炊きました!!」
今回はBチームが食事当番。当然釜飯炊きも役割として入ってきます。煙にもうもうと巻かれながらも、おこげの入ったおいしそうなごはんを炊き上げた2人。その表情には、達成感で満ちていました。
 ■ また違った味わいで、おいし〜いです!

自然塾関東の味噌を使ったみそ汁
 今朝のみそ汁は、九州のスタッフが自然塾関東の活動に参加した際に、関東の塾生が作った手作り味噌をお土産としていただいたものを使わせていただきました。
 九州とはまた違ったあっさりとした味わいのおみそ汁。
 関東もこんなおいしい味噌で、毎朝みそ汁を頂いているんだと感心した様子。
 関東のみなさん、お味噌ありがとうございました!!

 市村自然塾 関東 ホームページはこちら↓
 http://www.szj.jp/
 ■ 共同農園管理と観察

全体説明

固い土をマイ鍬で耕します!

こちらは梅干し作り。手がまっ赤っか!!

サツマイモの定植作業
 さあ、今日の共同農園はバラエティに富んでいます。畑を耕したり、人工授粉をしたり、梅干し作りに取り組んだりと塾の全エリアを使っての活動です。それぞれ役割を任されたチームは、全員一丸となって作業に取り組みます。猛暑厳しい中、水分補給をしながら小さな作業を積み重ねていきます。また、畑に生えている雑草も採取し、スケッチしてみることに・・・。なかには、おひたしにして食べられるものもあり、驚きの声があがる一幕も。
 実に自然は奥深いものです。

カボチャの人口受粉作業@

人口受粉A雌しべに雄しべをこすりつけています。

畑に生えている雑草のスケッチ@

スケッチA何だか色んな種類があるね〜。
 ■ チーム農園管理と観察

支柱を立てるのも自力でやります。

誘引をして倒れないようにすることも・・・。

作業メニューが分かりやすい工夫だね。
 2週間ぶりのチーム農園の再会は、実に発見の連続。このチーム農園は自分達が育てていることもあり、喜怒哀楽すべての気持ちが塾生たちを包みます。もぐらに根をやられて、今にも枯れてしまいそうなキュウリ。日照りが続き、砂漠のような土の上でもしっかりと根を張り、たくましく育っているトウモロコシ。
 野菜たちは、私達人間に言葉ではなくても、その体で「今私はこんな状態なのよ」と教えてくれます。
 そのメッセージをいかにキャッチできるのか?時間が空いた時に、畑の様子をマメに見ていないと分からないですよね。
 いかに相手の立場に立って考えることができるかが。チーム農園成功のカギとも言えそうですよ。
 塾生諸君!健闘を祈る!!
 ■ 「休み時間」 
 休み時間は、黄金の時間。昼間作業で気を張って取り組んでいた塾生にとって、このホッと一息タイムが欠かせません。塾舎の色んなところで、塾生が思い思いに過ごしています。前回田植えに参加できなかった塾生は、残しておいた面積に仕上げの田植えを。中庭前広場では、ボールゲーム。また塾近くを流れる大木川(だいぎがわ)では、川遊びなど大いにリフレッシュしている様子でした。

ヤッホー!!川最高!!

みんなで、イエ〜イ!!
 ■ チームのシンボル作り(チームミーティング)

自分の手形をとってみて

さて、どんなシンボルがいいかな?

手がこんなになっちゃった!

まだまだ考え中・・・。

各チームごとに発表します。

Bチーム

Aチーム

Dチーム

Eチーム

Cチーム
 夜の活動は、『チームのシンボル作り』。これは、チームの信頼を作り上げていく上でお互いに大切にしていきたい約束のようなもので、手形がメンバー1人1人の存在を示し、その外と内に自分のプラスとマイナスの思いを書いていきます。これは、チームの中で何かエラーが起こった際に、このシンボルを見ながら問題を見つめ、次同じようなことが起こったときに、どう対応していけば良いのかを考えるヒントをくれるものなのです。
 作成時、塾生は真剣に考えて作っていました。やはり、自分のこと、メンバーのことを真剣に考える時間となっていたようです。欠席していた塾生のチームもあったので、まだ未完成ですが、全員揃った時にどんなシンボルができるのか楽しみですね。
 6月21日(日) 第3日目
 
■ 刃物の使い方2回目 
  

刃物の研ぎ方説明

実際にやってみよう!!

なかなか上達してきたよ!

研いだナイフで竹工作にトライ!

ナイフの使い方も手馴れてきたね。

できました!!やった♪

おっ!何ですか?

なんと、チームの表札完成!アイデアやね!
 最終日の活動は、刃物の使い方2回目です。今回は、刃物の研ぎ方も入りました。砥石を使っての刃物研ぎは、はじめての塾生がほとんどで、研いでは切れ味を確認しの作業を何度も繰り返していました。刃物は、よく切れないと使い方によっては危ないものです。自分で使う道具は自分で手入れをし、使ってみる。使ってみると、その使い安さが手を通じて伝わってきます。塾生には、この感覚を大切にするようにしてもらいたいと思っています。「百聞は一見に如かず」のとおり、自分で裏づけをとって得たものは、一生忘れずに身についていくことを学んで欲しいもの。道具は、使い方次第で生活をより快適にさせてくれるものであること。そのためにも、道具のメンテナンスをマメに行い、いつでも使える「準備」をしておくこと。これがもっとも肝要なことであると認識しています。
 次回からは、自分の鍬もメンテナンスしてみましょう!!
 塾生のふりかえり 〜第7ステージ塾生手帳より〜

 Aチーム:田上 さやか 「未完成だった第7ステージ」

 金曜日は6人全員来ていたので嬉しかったけど、メンバーの1人が帰ったので、さみしかったです。土曜日は5人だったけど、それなりに楽しかったです。でもやっぱり6人が揃わないとそれなりにしか楽しめませんでした。夕方、そのメンバーが来たけど、「今日は帰る」と言われて裏切られた気持ちになりました。私は、彼女に会えてすっごく嬉しかったけど、本人は嫌なのかな?と思いました。その夜、もう一人翌日学校行事があるということで早退となり、メンバーは4人。よりいっそう寂しさが増しました。日曜日は、泣いていたメンバーが泣かずに塾に来てくれて、とっても嬉しかったです。やっぱり泣いている姿より、笑っている所をいっぱい見ていたいです。やっぱり6人揃ってAチームなので、次回ステージはみんな揃って笑顔で会いたいです。


 Bチーム:丑上 優貴 「シンボル作りをした第7ステージ」

 第7ステージで私たちはシンボル作りをした。チームのシンボルの言葉決めをする時、何にしようかなと考えてたら、ももちゃんが『平』という言葉を出してくれたので、次々に色んな言葉が出た。その結果「和」という言葉になりました。第18ステージまで、ずっとBチームが平和でずっと和のようにみんながつながっていたらいいなと思いました。


 Cチーム:黒武者 結 「第7ステージ」

 第7ステージは、あっという間に終わってしまった・・・。残り11ステージしか残っていない。かなりショックです。だからこそ、笑いあふれる思い出をたくさん作りたいと思います。6月20日(土)に、シンボル作りをしました。手の形を使って描きました。指の中に言葉を入れて、真ん中には指に中に描いた言葉と関係のある言葉を描きました。チームみんなで手と手をつないで輪を作りました。その真ん中に笑っている人の中に「心友」を書きました。意味は、「心から笑い、心からの友達」と言う意味です。チームみんなでこのシンボルを目標にしていこうと思います。Cチームのみんなは、「心から笑い合える友達、第2姉妹のような大切な存在」です。私達Cチームは、大きな大きな「絆」で強く固く結ばれています。
 これからもCチーム(第2の姉妹)を大切にし、もっともっと仲良く「心友」でいたいと思います。


 Dチーム:坂本 愛乃 「4回目の第7ステージ」

 4回目のチームミーティングが行われた。第7ステージは、Dチームは、チームワークが少し危うい感じ。だから、チームがよくなるために4回目を開いた。今回の第7ステージは、4人だった。初め私とえっちゃんが休み、2日目の夜からゆうわとえっちゃんが休み、ほとんどが4人だった。少し寂しかったが、6年と中1でのミーティングで4人の「キズナ」が少し深まった気がする。でも、Dチームは4人じゃなく、6人だから、みんな揃った時に、またミーティングをする予定だ。たぶん、これからも5回6回とミーティングをすると思う。なぜなら、私はDチームのお姉ちゃんでもあるし、18ステージ楽しく笑って過ごしたいから、どうやったらチームがうまくいくか、残りのステージをもっと有効に楽しく過ごしていきたい。


 Eチーム:中村 彩花 「お姉ちゃんの大変さを知った第7ステージ」

 私は、この第7ステージで初めて『お姉ちゃん』の体験をしました。最初は「お姉ちゃんになれて嬉しい!!」という気持ちしかなかったけど、実際、お姉ちゃんとしてやっていくのは、とても難しいことでした。みんなを上手く引っぱっていくにはどうすれば良いのか?などとお姉ちゃんをやっていくうちにだんだん不安になってきたり、みんなよりも1歩早く行動しなければいけないから、いつもより疲れたり、お姉ちゃんという仕事は一見楽しそうで、でも楽しいだけではないということが分かりました。チームのお姉ちゃんはいつもこんなに大変な思いをしているんだなあと思いました。

第7ステージの食事の献立     
金曜日 夕食

オムライス、オニオンスープ
繊キャベツ、

土曜日

朝食

ご飯 味噌汁 焼きさんま
春菊のゴマあえ
 納豆・高菜炒め


昼食
和風スパゲッティ
 ホウレン草のおひたし
カフェゼリー


 
夕食

ご飯・みそ汁
豚肉のしょうが焼き
 玉ねぎのソテー
バナナ
 
日曜日 朝食
ご飯・みそ汁
厚焼き玉子
野菜炒め
高菜炒め

昼食

マーボー豆腐丼
インゲンのソテー
ヨーグルト