こんにちは!市村自然塾九州のホームページへようこそ!!
 

自然塾の周りの木々もだんだんと紅葉しはじめました。
ステージも残りわずかとなり、卒塾式の歌の練習や
アルバムの作成などがプログラムに入ってきました。

それでは第16ステージの様子をご覧ください。

▼▼第16ステージ▼▼
     
  2009年10月30日(金)〜11月1日(日)     
テーマ:「丁寧に心をこめて最後までやる」
 ● 10月30日(金) 夜の活動
 ■ 塾頭の話
 日本の伝統行事は五穀豊穣・無病息災・家内安全などを祈る目的で行われてきました。農家の人達は収穫物への感謝の気持ちとして、神々や太陽、自然の恵みに対して歌や踊りを奉納しました。
 ■ 食事風景 

自分たちで作った新米は格別です
 

完食しました!!
 
 塩水選、播種、代かき、田植え、除草、稲刈り、脱穀…
一から自分たちの手で作ったお米は格別です。初めての経験をする中で、お百姓さんの大変さや昔の人の知恵のすばらしさを知り、驚くことも少なくありませんでした。一粒の米も無駄にしてはいけないということを塾生は学んだのではないでしょうか。
 ● 10月31日(土) 第2日目
 ■ 共同農園 

しいたけの原木運び

重いから気をつけて! 

レッドマスタードの間引き

キャベツの収穫

人参の間引き

サツマイモの収穫

こんなにさつまいもがとれました!
 去年の塾生が菌打ちした原木を「合掌ふせ」にふせこみました。また来年もおいしいシイタケがとれますように!その後、各チームに別れ農作業を行いました。今回は間引き、土寄せ、除草、モグラ踏みに加え、大豆・小豆・キャベツ・ブロッコリー・白菜・春菊・サツマイモの収穫を行いました。
 サツマイモの収穫はとくに大変で、細心の注意をはらっても鍬で傷つけてしまいます。すべてのサツマイモを収穫し終えた塾生の顔には達成感が見てとれました。次回の焼き芋が楽しみです!
 ■ チーム農園

共同農園に負けてません

ヤマイモの収穫は大変です

サツマイモの収穫

寒冷紗(かんれいしゃ)の撤去

スイートポテトおいしそう!!
 残り3ステージでチーム農園も終わりです。すべての野菜を収穫し、家に持って帰らなくてはなりません。チーム内でしっかり話し合い、計画を立てて活動にあたりましょう。
 Bチームは収穫したサツマイモを使ってスイートポテトを作っていました。とってもおいしくできていました!
 ■ 文集構想

作文は組み立てが大切です
 

塾母さんからアドバイス
 
 卒塾アルバムの作成に向けて、作文の構想をねりました。自然塾を通して学んだこと、農園での経験、チームの仲間への思い、きっと一枚の紙には書ききれないほどの思い出があることでしょう。何年たって読み返しても、そのときの思いがよみがえるような文集を作りましょう。
 ■ アルバム作成

どの写真を選ぶか迷い中
 

どうしたら素敵なページになるのかな〜
 
 アルバムのチームページを作成しています。どんなデザインにするのか、どの写真を使うのか、塾生は楽しみながら話し合いをしていました。学校も学年も違う仲間たち。今では本当の姉妹のようです。
 ■ 竹飯炊き 

火加減が難しい!

日も暮れてきました

竹飯のお味はどうですか?
 今回は孟宗竹を使ってみんなで竹飯を炊きました。釜めし炊きにはすっかり慣れた塾生たちですが、今回の竹飯炊きにはすっかり手間取っていました。火の加減や炊きあがるタイミング、初めてなのでわからないことだらけです。それでも頑張って炊いた竹飯はとてもおいしく出来上がっていました。炊飯ジャーや羽釜がなくても、知恵次第でご飯が炊けるということを学びました。
 ■ 文集下書き
 文集構想で作った柱をもとに文集の下書きをします。きまった文字数の中に文章を収めるのはとても難しそうです。塾生は何度も消しゴムで消して修正をしながら試行錯誤していました。
 ■ 歌の練習
 卒塾式で披露する歌の練習です。自然塾への思いを込めて真剣な表情で歌っています。卒塾式で男子とのハーモニーを聴けるのがとても楽しみです。
 ● 11月1日(日) 第3日目
 ■ アルバム作成
 次のステージでチームページを完成させなければいけません。下書きのOKをスタッフにもらい、どのチームも清書にはいっていました。カラフルでかわいいページになりそうです。
 
 塾生のふりかえり 〜塾生手帳より〜 

 Aチーム:小川 寧々 「命をいただいた」

 自分たちで育てた、野菜、米をいただきました。共同農園で育てた野菜はとっても大きくなっていてびっくりしました。とってもうれしかったです。自分たちで育てた野菜がこんなにりっぱに成長していたけれど、感謝祭でいったように、「ごめんなさい」と「ありがとう」で収穫をしました。
 竹飯炊きは、いつものかまで炊く時間よりも多く、ゆげもでてこないので思ったよりむずかしかったけれど、その分おいしさがひきたちました。やっぱり食べ物を大事にしていかないとなあと思いました。とってもとってもおいしかったです。


 Bチーム:佐藤 百華 「自分達で育てた野菜、米をいただいた第16ステージ」

 今回一番心にのこったのは、竹飯作りです。竹飯をするのは初めてでよくわからなかったけど、日頃の釜めしの成果が出たのか、火もよかったし、竹からはいいにおいがするし、けっこうスムーズにいきました。そして、味見のとき、わくわくして口の中に米を入れて食べてみると、めちゃめちゃおいしかったです。今度、家族でキャンプに行く時にやってみたいなと思いました。そして、その時は私が教えてあげて、みんなに「おいしい」と言わせてみたいです。


 Cチーム:豊永 晴菜

 自分たちで育てた野菜や米をいただいています。自分たちで育てた野菜は形が変だったり、小さかったり、大きかったり、さまざまです。もちろんスーパーではそんなの見たことがありません。でも味はものすごくおいしく感じます。きっとほかの人が食べてもふつうだと思うだろうけど、スーパーの味とは全くちがうのです。それはきっと汗水たらして働いたからだと思います。最初は自分たちで作った野菜や米に感謝しいただいていたけど、今ではスーパーや店で売っている野菜、魚、肉、米もおいしくいただけるようになりました。それは、農作業をして大変さや楽しさを知り、作ってくれた人に感謝できるようになったこと、そして食べ物の1つ1つにも命があることを、この自然塾で学んだからだと思います。
 この自然塾に来ていろいろなことで感謝ができるようになりました。


 Dチーム:江藤 彩乃 「竹飯をした第16ステージ」

 今回は、野外料理だったけどインフルエンザがはやっているので、中止になって竹飯をつくりました。私は野外料理を楽しみにしていたので、残念だったけれど、竹飯をやるのでいいかなと思いました。私は竹飯をするのが初めてだったので、わくわくしてました。だけど、釜で炊くのとはちがって、竹は音がしなくて難しかったです。それに竹がこげていたので不安だったけれど、米をみるときれいに炊けていたのでよかったです。そして食べてみたけれど、とてもおいしかったです。


 Eチーム:川副 優花

 今回の16ステージで、私はたくさんの命をいただきました。竹飯炊きでは1粒1粒に命のあるお米をいただき、チーム農園では野菜の命をたくさんいただきました。私は、今回初めて竹飯炊きをしました。かまどに竹をおくと、ころころ転がって、置くのもむずかしかったし、どのくらいまで炊けたかが見えなかったので、火の調整もむずかしかったです。途中から私は、ご飯にかけるヤマイモをすりおろすために、火のそばをはなれていたから、火がどうなっていたかはわからないけど、きっとその時も残っていた人たちだけでいっしょうけんめいに頑張ってくれていたと思います。竹がぼろぼろになって、ご飯の中に炭も入ったけど、チーム農園でとれたヤマイモと竹のおいしい味がしたご飯の相性はばつぐんでした。
 残りあと2ステージしかないけど、残りのステージをせいいっぱい楽しんでいきたいです。今回はいい思い出ができてよかったです。
 
第16ステージの食事の献立     
金曜日 夕食
ご飯 さわらのみそ煮 里芋の煮物
丸天の煮つけ きくいもの甘酢漬け
みそ汁 みかん
土曜日
朝食
ご飯 塩サバ 白菜のゴマ和え 納豆
梅干し 高菜炒め みそ汁

昼食
きのこスパゲティ さつまいものレモン煮
コンソメスープ プリン

夕食
ご飯(竹飯) 筑前煮
青菜のゴマ和え みそ汁
日曜日 朝食
ご飯 目玉焼き 野菜炒め
きくいもの甘酢漬け 高菜炒め みそ汁

昼食
さつまいもご飯 白菜の煮物
みそ汁 ヨーグルト