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今ステージでは、九千部登山やもち米の脱穀を行いました。
元気に活動する塾生の様子をご覧ください。

▼▼第15ステージ▼▼
     
  2009年10月16日(金)〜10月18日(日)     
テーマ:「仲間と助け合おう」
 ● 10月16日(金) 夜の活動
 ■ 登山の話 

九千部山の由来
 
ルートの確認
 初めに、九千部山の名前の由来についてお話がありました。昔、疫病や天災から村を救うため、隆信沙門という若い僧が、49日で法華経一万部を読みあげることを決意し、山に登りました。しかし、49日まであと少しというところで、目の前に白蛇が化けた美しい女に夢中になり、九千部を読みあげたところで力尽きてしまいました。
 このことから、この山を九千部(くせんぶ)山と呼ぶようになったそうです。
 次に、登山のルートと注意事項についての説明がありました。今回から、登山のルートが少し変更になったため、真剣に聞いていました。
 ■ ピアノの練習 
   このステージでは、卒塾式で弾くピアノ伴奏の候補者がピアノの練習をしました。
 卒塾まであと1ヵ月ほどしかないので、家でも時間をみつけて練習してきました。
 
 ● 10月17日(土) 第2日目
 ■ 九千部登山 
 ■ 前準備

お弁当詰め

準備運動
 今年から、お弁当を自分達で、持っていくことになり朝食前に各自で詰めました。  まずは、準備運動をして体をほぐしました。
 ■ 出発

さぁ、出発だ!!

うり坊発見

山道登るぞ〜!

待って〜
ドキドキ、わくわくしながらチームごとに塾舎を出発しました。急な山道では、声をかけあったり、歌を作ったりと自分たちで無理をしないよう登りました。
 ■ リンゴ峠

リンゴ峠

リンゴの歌
 険しい道を歩いて行くと、『リンゴ』と呼ばれる休憩ポイントがあります。
 ここは、以前下見のためにスタッフが登った際に、休憩を取り、リンゴを食べるとみるみるうちに元気になった事から、ここでリンゴを食べて休憩するようになり、リンゴ峠と呼ばれるようになりました。
 今回もここで休憩を取りました。疲れた後に食べるリンゴは格別においしかったです。また、Dチームが自分達で作ったオリジナルのリンゴの歌を披露しました。

気分はピクニック!!

第3休憩ポイント

今回は別ルートで

頂上まであと一息

山頂で昼ごはん

一人タイタニック
 リンゴ峠からは、みんなピクニック気分で頂上を目指しました。今回から少しルートを変えたので道に迷わないように前の人について行きました。
 頂上に着くと、早速お昼ご飯を食べて山の空気を満喫しました。少し曇っていて残念だったけど楽しい登山になりました。
 ■ 下山

これから下山します。

あともう少し
 チームの子と助け合いながら下山しました。滑りやすい場所では、木の杖を使ってブレーキをかける塾生や途中でどんぐりの実を拾ってもって帰る塾生もいました。
 ■ チーム農園 

大根収穫

レタス大収穫

自然農薬作り中・・・

間引き

おやつのイモ洗い
 塾に到着すると、チーム農園活動を行いました。2ヶ月前に植えた野菜は収穫時になり、たくさんの野菜を収穫できました。また、野菜を虫に食べられないように自然農薬を自分たちで作って、畑に散布しました。 
 Dチームには、おやつのサツマイモを洗ってもらいました。
 ■ アルバム作成 

構想中@
 
構想中A

構想中A
 夜の活動では、卒塾アルバムの作成を行いました。
 自分達でレイアウトや写真を切ったり、色ペンを使ったりして、自分達のチームのページを考えていきまいた。 
 ■ 文集構想
 卒塾アルバムに載せる作文の構想を書きました。これまでのステージを振り返っていろいろなことが思いだされます。
 残りのステージもたくさんの思い出を作ってください。
 ■ 歌
 卒塾式の歌の練習が始まりました。その中の一曲で『スマイルアゲイン』を歌っている時に、何人かの塾生が涙ぐみ、みんなとの別れを悲しむ姿が見られました。
 残りのステージも悔いが残らないように過ごしてください。
 ● 10月18日(日) 第3日目
 ■ 共同農園(脱穀)

塾頭の話

千歯こき

足踏み脱穀機

唐箕選

自走自脱型脱穀機(ハーベスター)
 共同農園では、もち米の脱穀作業が行われました。塾生は、見たことない道具に興味津々でした。早速、作業に入ると夢中になって作業を行っていました。また、昔の人の苦労が伝わり、昔の人の偉大さが改めて分かりました。
 塾生のふりかえり 〜塾生手帳より〜 

 Aチーム:田中 志歩 「チームで頑張った15ステージ」

 私は、今までのステージで1番チームと協力することができたのは、この15ステージだと思います。それは、九千部登山や脱穀と言う作業のおかげです。まず、九千部登山では、2番目のお姉ちゃんがいないため、私が先頭に立って歩きました。下の子のことも気にかけながら歩くのは、とても難しかったです。でも、段差あるところで、手を貸してあげたときに「ありがとう。」と言われて、とっても嬉しかったです。脱穀は、入れて取って、踏んでのチーム作業でした。チームのこと、息を合わせて、稲を脱穀するのはとても楽しくチームのありがたさを感じることができました。残りの3ステージチームのみんなとの時間を大切に過ごしていきたいです


 Bチーム:池末 由佳 「楽しかった九千部登山」

 私は山登りとか嫌いだから九千部登山がいやでした。約3.2kmも歩かなくちゃいけないので行く前から「休みたい」と思ってました。そして当日私は、先頭でみんなを引っ張って行かなくちゃいけないし、何しろ、足が痛くて、こけて大変でした。「やっぱ休めばよかった」と思いました。でもリンゴ峠でリンゴを丸かじりするとスタッフの言うとおり力が元に戻りました。そしてそのまま頂上に行きました。頂上はとてもきれいでした。風がふいていて、ちょっと寒かったけどいろんなところが見えました。感動で胸が一杯になりました。下山は下りだし楽でした。帰ってきて私は、「楽しかった。また行きたい」と思ってました。最初の気持ちなんか忘れてしまいました。でも、もう一回はできません。あと3ステージで終わります。だからこの3ステージを悔いのないように過ごしたいです。


 Cチーム:松竹 佑莉那 「九千部登山に登った15ステージ」

 今回何をするだろう?と思い、塾生手帳を開くと目に飛び込んできたのは、九千部登山という文字でした。私は、なぜ山を登るのがいいのか、全く分からず、今回のステージあまり乗り気じゃありませんでした。そして、大雨が降ることもなく、九千部登山がはじまりました。最初の寒さもとび、一歩一歩前へ進みました。まだ疲れもなく、ワナにかかったうり坊さんにそうぐうしました。すごくびっくりして、見てたけど、おりを抜けだそうと鼻でつついているところは、負けそうなくらい強そうでした。そして、前に進むとリンゴ峠が来て、リンゴを食べて復活し、また前へ進みました。こうして登っている一歩一歩は、すごく重く感じられました。そうして頂上に着いた時やっと登山の楽しさを少し分かったような気がしました。


 Dチーム:西村 優衣 「とてもチームのみんなと分かち合った15ステージ」

 「いってきまぁす。」最初は、元気だったみんな。今回のテーマは、「仲間と助け合おう」でした。九千部登山は、前に1回だけ登った時は、自然塾の道とは違った道で道路を歩きました。でも、自然塾は、チームのみんなと協力して山道を登りました。リンゴ峠の前にリンゴの歌を作ってリンゴ峠でみんなにひろうしました。リンゴも丸かじりして、とてもおいしかったです。リンゴ峠をすぎてお弁当の歌も作って頂上の展望台でDチームだけにひろうして、頂上でも一番高いところで弁当を食べました。下山の時はとても助け合って下りました。今回のステージは、すごく助け合って、自分の中でも少し成長したなぁと思い、嬉しかったです。

 Eチーム:中村 彩花 「いい経験をした九千部登山」

 私は入塾したときから「九千部登山なんていやだ!」「絶対登れない!」と、あきらめていました。スタッフさんからの話を聞いて、きつそうだなぁとも思いました。
 そして、今ステージ。やっぱり不安でした。いよいよ登山が明日にせまったとき、思いがけない一言を言われました。「きつくても、きついや疲れたは言っちゃダメ。」私にそんなことができるかな・・・。また不安になりました。しかし、登山はとても楽しく、きつさも忘れるぐらい頂上の景色はとてもきれいでした。楽しくて、とてもいい経験ができた九千部登山でした。
 
第15ステージの食事の献立     
金曜日 夕食

ご飯 さんまの塩焼き 大根のおろし
玉ねぎのソテー ヨーグルト みそ汁
土曜日

朝食

ご飯 みそ汁 厚焼き玉子 パセリ
玉ねぎのソテー 納豆 シソかつお 菜炒め
昼食

おにぎり から揚げ
きんぴらごぼう しいたけの煮物 
梅干し 高菜炒め

夕食

ご飯 みそ汁
焼肉 サツマイモの煮物 バナナ
日曜日 朝食

ご飯 みそ汁 焼きししゃも
根菜の煮物 高菜炒めた
昼食

親子丼 春雨の酢の物 みそ汁