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時折、吹き抜ける風の涼しさに秋の深まりを感じる今日この頃。
自然塾周辺の道端や田んぼのあぜ道には、「お彼岸ですよ」と
赤、黄、白の彼岸花が咲き誇っています。
第13ステージをむかえ、塾生たちもずいぶんたくましくなりました。


▼▼第13ステージ▼▼
     
  2009年9月18日(金)〜9月20日(日)     
テーマ:「仲間とのふれあいを大切にしよう」
 ● まず最初に
 ■ 塾頭の話
 自然塾にも実り・収穫の秋が訪れました。
 いろいろな野菜の収穫もあるけれど、一つ大きな収穫として、『米』があります。ついこの頃まで上を向いていた稲穂は、自然の恵みをたくさん受けて、重そうに垂れています。第14ステージではいよいよ稲刈りです。
 残りのステージも少なくなりましたが、皆さんもこの自然塾で自然の助けを借りながら、自ら成長してください、というお話でした。
 
 ■ 担当別ミーティング
 活動、生活、食事、それぞれの担当を6ステージずつ担当し、今回で最後の担当となりました。
 これまでの塾生活を通して、自分がやる担当の仕事が何をしなくてはいけないか、自分たちで考え、確認し合いました。
 ■ 歌
 『翼をください』を歌いました。
 歌詞の意味を考えながら、歌いました。
 ■ お姉ちゃん会議
 
 今回で3度目のお姉ちゃん会議。これまでの自然塾での生活を振り返り、各チームで目標をたててステージをスタートしました。
 ● 農作業
 ■ 共同農園

除草作業
雑草のしぶとい根がなかなか抜けない!

ピーマンの収穫
今回で最後の収穫でした。

小松菜の間引き

土寄せ

もぐらの穴踏み

もち米のもみ数調べ
 共同農園作業では、収穫や管理作業を行いました。
 その後、6月に田植えをしたうるち米の1株の穂数と1穂のもみ数を調べました。もみは、実がしっかりつまっている稔実粒とあまりつまっていない不稔実粒に分けて数え、重さを量って1株から平均どのくらいのお米がとれるのかを調べました。

 ≪結果≫
  1株あたりの茎数:22、1株の穂数:22、1穂の平均もみ数:102、1株のもみ重量:49g
 
 ■ チーム農園

間引き

定植

虫被害対策

サトウキビしぼり
 チーム農園活動では、秋冬野菜の定植や管理、収穫などを各チームで行いました。
 今回、サトウキビの収穫をしたチームは、サトウキビから汁を絞り、その汁を煮て水分を飛ばして黒砂糖をつくりました。
 ● 諸活動
 ■ ボランティアで萬歳寺清掃
 第13ステージの坐禅会でお世話になった萬歳寺をお礼の気持ちを込め清掃しました。
 お彼岸の前だったこともあり、和尚さんも大変喜んでくださいました。
 ■ 炎祭り

やぐら組み

火おこしの練習
まいきりと火きりうすをこすり合わせ、火種をつくります。

点火

小さな火が合わさって大きな炎に

Eチーム 劇『しらデレラ』
白雪姫とシンデレラの合体劇

Aチーム 歌&ダンス『キセキ』、『WeeeeK』
みんなと出会えた喜びを歌とダンスで表現

Cチーム 歌(振り付き)『崖の上のポニョ』、『夏祭り』
浴衣姿で楽しかった夏を思い返した

Dチーム 劇『赤ずきん、白ずきん、黒ずきん』
赤ずきんの物語をアレンジした劇

Bチーム 劇『シンデレラ』
自然塾らしくアレンジされたシンデレラストーリー

炎を囲んで『ふるさと』を歌いました。
 大きく燃え上がる炎のエネルギーを感じ、各チームによる出し物も大いに盛り上がりました。どのチームも工夫をし、チームのカラーが出ていました。
 肌寒さを感じる秋の風と炎の温かさが心地よく、仲間との楽しい時間もあっという間に過ぎました。
 塾生のふりかえり 〜塾生手帳より〜 タイトル:「自然塾の周りで秋をみつけた」
 Aチーム:千々和 那月

 稲が緑だったのが、今は黄色になっていました。そして、いちょうも黄色く色づいていて、こんな身近なところにも秋があると分かりました。今回は炎祭りがありました。炎が燃えてない時はこごえるくらいさむかったけど火がついて、とてもあつくなりました。私たちAチームは練習をしていませんでした。ポンポンをもっておどりましたが、しっぱいしてとてもくやしかったです。チーム農園では、雑草があまりはえていなくて、びっくりしました。収穫物も少なかったので、すこし悲しかったです。


 Bチーム:野中 郁花

 わたしは、この自然塾で秋を見つけました。どんな秋かというと、少し寒くなってきました。ほかにも夏には咲かない「彼岸花」が咲いていたり、セミもあまりなかなくなりました。そして、農作業でも後作が始まりました。私は、自然の中でも秋を知るきっかけになる物がとても多くある事がわかったので、これからは外に出て季節のものをいっぱい知って、カレンダーだけでなく、いろんな植物などを知りたいと思います。自然塾ですごす期間も残り少ないのでがんばりたいです。


 Cチーム:森ア あみ

 自然塾の周りでは秋の花「彼岸花」があちこちに咲いています。彼岸花のほかに、さくらの葉がオレンジになっていました。とってもきれいです。秋といえば、もみじですね。萬歳寺のもみじが赤々として、とてもきれいでした。9月ごろから、朝がさむくなりました。田んぼに注目!!自然塾の田んぼの稲は黄色でとてもきれいです。思わずとびこんでしまいそうです。私が思う秋の色は三つです。黄色、赤、オレンジです。夏と秋では全くちがうんですね。


 Dチーム:西村 優衣

 「秋」と言われたら私は、もみじの紅葉、栗、山が、この秋という季節で色々な色に変わることなどを思い浮かべます。このステージは、秋の初めから中間ぐらいまでの期間にありました。土曜日の炎祭りのチームの出し物では、途中で物語を変えて、結末も分からないまま、本番にのぞみました。とてもあわてて、行ったりきたりしながらやりました。赤ずきん、白ずきん、黒ずきんの物語がおわって、最後のファッションショーでは、私はおおかみ役だったので、ガオーといって終わりました。
 日曜日は、4人でチーム農園をしました。チーム農園へ向かう途中、栗を見つけて、秋だなあと思いました。サトウキビを収穫して、しぼりました。汁がたくさんでたので、早く食べたりしてみたいです。今回のステージは、チームの絆が深まったステージでした。


 Eチーム:安田 蒼

 チーム農園のところに彼岸花を見つけました。まだつぼみだったけど、もうすぐ咲くんだなぁとおもいます。田んぼでは私達が育てた稲が黄金色になってきています。萬歳寺ではイチョウから銀杏が落ちていました。もうすぐ紅葉がはじまるんだなぁと思いました。自然塾の周りには都会の方よりも早くあきになるんだなと感じました。
 私がこのステージで心に残ったことは炎祭りです。火をつける練習のときに最初全然つかなくて、ほかのチームはどんどんついていってるのに、どうしようと思っていました。でも、あやかちゃんと協力して2回連続でつけることができました。本番では1番についたのでうれしかったです。火をチームのお姉ちゃんが点火させると、油のまきすぎですごい勢いで燃えたのでびっくりしました。出し物を1番最初にしました。私のチームは劇で、練習もしていないし、台本もないし、なりゆきで合わせました。「白デレラ」という劇をしました。見ている人が笑ってくれたので、私も楽しかったです。みんなの出し物は上手でした。炎祭りでは、火の大切さがよく伝わってきました。こんな貴重な体験ができてよかったです。そして、一緒に頑張ってくれたみんな、ありがとう。あと5ステージを一生懸命がんばっていきたいです。
 
第13ステージの食事の献立     
金曜日 夕食

ご飯  みそ汁
カレイの煮付け
冬瓜の煮物
ひじきの炒め煮

土曜日

朝食

ご飯  みそ汁
鯛の塩焼き
ピーマンのソテー
納豆
梅干し
高菜炒め

昼食

ミートスパゲッティ
サラダ
おにぎり
リンゴ

夕食

ご飯 みそ汁
豚の角煮
ナスの味噌煮
かぼちゃの煮物
プリン

日曜日 朝食

ご飯  みそ汁
スクランブルエッグ
野菜炒め
大根葉の漬物
高菜炒め
しそかつお

昼食

牛丼
かぼちゃのあんかけ
みそ汁