こんにちは!市村自然塾九州のホームページへようこそ!

 
すっかり涼しくなってきました。
稲穂も頭を垂れ始め、自然塾周辺の景色も様変わりしました。

今ステージのメインは「炎祭り」です。
五穀豊穣、無病息災を祈って
火を囲みました。
いきいきと活動に参加する、塾生の様子をご覧ください。

▼▼第13ステージ▼▼
    
   9月11日(金)〜9月13日(日)     
テーマ:「仲間とのふれあいを大切にしよう」
● まず最初に
 ■ 塾頭の話
 今回は「創意工夫=工夫をすること」について学びました。自然塾は、体験を通して様々なことを学ぶ場所です。自然塾での全ての活動に工夫をしてみましょう。そして、工夫をすることの楽しみを味わいましょう。
 ■ 歌 〜「翼をください」〜
 自然塾では今までたくさんの歌を歌ってきましたが、今回は「翼をください」です。ステージを重ねるごとにみんなの声が大きくなっているのを感じます。
 ■ お兄ちゃん会議
 各チームからお兄ちゃん2名が参加し、どうすればチームがひとつにまとまるのかを考えます。あと残り5ステージを充実したものにするために真剣に会議に参加し、意見交換を行いました。
● 農業活動
■ 雨の中での共同農園

ゴボウの収穫

水菜・チンゲン菜・小松菜の間引き

除草と中耕

ホウレン草の播種

なすの収穫

大根の播種

雑草にも名前があります
 

雑草や花のデッサン
 
 前回に引き続き、後作の播種や定植を行いました。前作の時と比べると要領も得て、手つきがしっかりしています。またホウレン草・水菜・チンゲン菜・小松菜・白菜・人参など前ステージで播種した野菜の間引きも行いました。こうして間引きをすることで、残った野菜はさらに大きく生長することができます。
 作業を終えてから、研修室でキクイモ・綿の花、またイヌビユ・スベリヒユといった雑草のデッサンをしました。人の手ですぐに抜かれてしまう雑草ですが、その一つ一つにも名前があるということを学びました。
 ■ チーム農園

うね作り

つるなしエンドウの収穫

播種

跡地の耕起

収穫したサトウキビをかじります
 

トウガラシがたくさんできました!
 
 自然塾は2週間に1度なので、播種・定植の計画をしっかりたてなくてはいけません。今ステージは、どのチームも播種・定植を終わらせました。次のステージにはしっかりと芽を出しているでしょう。また、なす、つるなしインゲン、シソ、トウガラシなどの野菜をたくさん収穫していました。ステージも3分の2を過ぎましたが、収穫した野菜を家にもって帰るときの塾生の笑顔は今も変わりません。
● 諸活動
 ■ ボランティアで萬歳寺清掃

しっかり説明を聞きます

沿道の除草

墓地の除草
 坐禅や肝試しの際にお世話になっている萬歳寺。そのお礼も込めて、今ステージは萬歳寺周辺の清掃をしました。あいにくの雨でしたが、塾生たちは雨合羽を着て一生懸命活動していました。つねに感謝の気持ちを忘れず、その気持ちを何らかの形で表現することはとてもすばらしいことです。
 ■ 炎祭り

丸太を使って井桁を組みます

井桁完成

「まいきり」と「火きりうす」を使って火起こし
 

井桁に点火!!!
 
    〜出し物〜

Dチーム 歌「世界がひとつになるまで」

Aチーム ダンス「スリラー」&「Choo Choo TRAIN」

Bチーム ダンス「陽はまたのぼる」

Cチーム ハイパー★ラジオ体操

Eチーム 歌「いちご」
 今ステージで塾生が一番楽しみにしていたのが「炎祭り」です。みんな、出し物の練習に余念がありません。
 火は、「まいきり」「火きりうす」という道具を使って起こします。練習中も難しくてなかなか点きませんでしたが、Aチームが見事成功!!その火種をもらい井桁に点火しました。
 火祭りは全国各地の神社を中心とし、五穀豊穣・無病息災祈願や春の到来を喜ぶ目的で開催されています。
 自然塾では、塾生が協力して火をおこしたり、出し物をしたりと、仲間との絆をさらに深めるきっかけになりました。
 塾生のふりかえり 〜塾生手帳より〜 テーマ:「農業体験の○○○」

 Aチーム:高山 廉  「農業体験の難しさ」

 農業は、いつもその野菜がうれていても、その野菜がうれていないように見えたり、みんなができていても自分ができていなかったり、またその逆になったりします。仕事の内容でチームでもめたり、水で遊んだりしてなかなか仕事がはかどらないこともありますが、その反面やる時はきちんとがんばってやって、とても早く終わることもあります。
 炎祭りの時もみんながんばっておどりを考えてアドリブでもきちんとやっていました。このチームはもっとがんばっていけそうだと思うので、自分もこのチームの中でがんばっていこうと思います。



 Bチーム:喜多 龍平 「農業体験の大変さ、楽しさ」 

 農作業体験をしていると、収穫や発芽など楽しいこともあります。でも、農業体験の中では、収穫などは、それまでにかなりの苦労があって楽しいのは、ほんの少しだけです。毎ステージごとに除草をしていないと雑草だらけになり、野菜はかれてしまいます。野菜がかれたりしないように苦労しながら、その少しの収穫の楽しさを味わうために苦労する農業は、大変だなあと思いました。


 Cチーム:久保田 翔 「農業体験のおもしろさ」

 ぼくは、農業を通して、おもしろいことがいっぱいありました。たとえば、チーム農園で野菜を植える時、色々な植え方があるし、野菜の形がいろいろと違ったり、自分たちで育てる野菜を決めたりする時などのおもしろさがあります。共同農園では、チーム農園で育てることのできない野菜があります。たとえば、『アスパラガス』や『タカナ』など、一年ではできない野菜があります。ぼくは農業は、きつかったり、あまりたのしくなかったり、と悪い印象が多かったけど、実際に農業をすることによって、楽しかったり、おもしろかったり、と悪い印象がよい印象にかわったので、農業はおもしろいと思いました。


 Dチーム:白水 裕久 「農業体験の気持ちよさ」

 ぼくは最初のころはつかれてしまって、なんのためにこんなことをするのだろうとか、もういいやなどと思っていましたが、最近は1回1回くわをおろすのもとても楽しく、あせをながすのも、とても気持ちいいです。それに、どんなにつかれていても、「ナスビがとれたよ」「ピーマンが72個とれたよ」こんなふうに言っている友達がいると、ぼくだって負けないようにがんばるぞと思ってきて、気が付いたら除草をしたり、耕したりしています。その後自分の身長より大きい野菜の山ができているのを見ると、ぼくのがんばりはすごいんだなあと思って、心がはずんで気持ちよくなります。これからもたくさんの仕事をやりたいです。


 Eチーム:蒲原 大地 「農業体験のすばらしさ」

 ぼくは市村自然塾にきて、たくさんの農業の専門用語を知りました。最初はなんて言っているのか分からなくて、適当にやっていたけどだんだん意味がわかるようになってきてうれしくなりました。それでときどき春の第1ステージを思い出します。手がいたくて、寒くて手も洗えなかった1ステージを思い出します。ぼくは市村自然塾にきて本当によかったです。
 
第13ステージの食事の献立     
金曜日
夕食
ご飯 みそ汁 カラスカレイの煮付け
冬瓜の煮物 ひじきの炒り煮
土曜日
朝食
ご飯 みそ汁 鯛の塩焼き ピーマンのソテー
ピーマンのソテー 梅干し 高菜炒め
昼食
ミートスパゲティ サラダ
おにぎり りんご
夕食
ご飯 みそ汁 豚の角煮 ナスのしぎ焼き 
ごぼうの煮物 間引き菜のなやき プリン
日曜日
朝食
ご飯 みそ汁 スクランブルエッグ
野菜炒め ふりかけ(ご飯の友) しそかつお
昼食
牛丼 冬瓜のあんかけ
みそ汁 アセロラゼリー