皆さんこんにちは。
12月10日、第4期生 男子30人 女子30人が自然塾を巣立ちました。

入塾してからの9ヶ月、多くのことを経験してきた塾生たち。
心身ともにたくましく成長しました。

それでは、卒塾式の様子をご覧下さい。

▼▼卒塾式▼▼
平成18年12月10日


 ■ 第4期生 卒塾式前の歌の練習
 卒塾式が始まる前に、男子と女子合同の歌の練習を行いました。この日が初合わせとなるため、少々緊張した面持ちで練習に臨みました。

 本番でのみんなの歌声が楽しみです。
 ■ 卒塾式 末吉代表理事挨拶

末吉 紀雄代表理事
 卒塾式が始まりました。
始めに、市村自然塾 九州 末吉代表理事から第4期生に向けて「ここで学んだことを十分に発揮して、社会に役立つ大人に成長していってください」とのお祝いの言葉をいただきました。
 ■ 来賓挨拶
 卒塾式には、来賓の方々が多数出席して下さいました。
 来賓の方々を代表して、
・ コカ・コーラウエストジャパン株式会社 最高顧問
           久保 長   様(写真上)
・ 佐賀県教育庁 副教育長
           北島 修 様(写真右上)
・ 鳥栖市 市長
           牟田 秀敏 様(写真右)
 より、ご祝辞を頂きました。
■ 卒塾証書授与
 式では、塾生の1人1人に、河内 塾頭から修了証が授与されました。

 塾生たちは修了証を受け取り、塾頭と固い握手を交わしました。
 末吉 代表理事からは、アルバムと記念品が授与されました。

 記念品を受け取った塾生は、巣立ちの時が来たことを実感し、卒塾の喜びとさびしさを併せた複雑な表情を浮かべていました。
 ■ 皆勤賞及びステージ皆勤賞授与

パーフェクト達成です。

8名の皆勤賞受賞者です。
 皆勤賞は、全てのステージに参加し、且つ1日も休まずに出席した塾生に贈られます。
今年度は男子6名女子2名の合わせて8名が皆勤賞を授与されました。
 8名全員に、楢ア 塾母より賞状と記念品が手渡されました。
 また、ステージ皆勤賞(早退・遅刻・欠席をしながらも全ステージに出席・男子8名 女子14名)が男子女子代表の塾生に贈られました。塾活動に一生懸命取り組んだ証です。本当におめでとう!
 ■ 塾頭挨拶
 次に、河内 塾頭が挨拶を行いました。

 話の中で、塾生の成長や活動の様子、自然塾が新たに取り組んだことなどが紹介されました。
 ■ 保護者からの謝辞
 保護者の代表の方から、塾への謝辞をいただきました。記念植樹の栗の木を始めとする記念品他をいただきました。
 ■ 塾生からのふりかえりの言葉
塾生全員が自然塾で一番心に残った事を、ひとことずつ振り返りの言葉として述べました。そのいくつかをここで紹介したいと思います。
 ■ ふりかえりの言葉
 
 ・みんなで励ましあって登った九千部山登山。「ありがとう、ありがとう」と声をかけあい、心のこも った「ありがとう」の言葉の意味がよく分かりました。これからは、この言葉をみんなに伝えて、お互いにいい気持ちになれたらなあと思います。
                 
 ・感謝祭。野菜にも一つの命がある。それをいただいて人は生きている。野菜や生き物への感謝の気持ちを込めて「いただきます」「ごちそうさま」が言えるようになりました。
                 
 ・学校でなかなか手を挙げられなかったけど、自然塾に来てとっても自信がつきました。今では、分かりづらい問題を先生に聞けるようになりました。自然塾で学んだ事を活かして立派な社会人になりたいです。

 ・塾生活の一番の壁は、食事でした。嫌いなものは鼻をつまんで食べていました。しかし、鼻をつまんで食べるということは作ってくださった方にも、命をいただいた野菜にも失礼だと気付き、止めました。今は、好き嫌いせずになんでも食べています。

 ・この仲間から、目には見えないけどとても大切なことを教えてもらいました。一つ目は、素直な気持ち、二つ目は勇気です。けんかした時、謝まるのは、簡単のようで本当は難しい。でもみんなは素直な気持ちを教えてくれました。勇気も分けてくれました。市村は私の人生を変えた場所です。私にとって自然塾は、第2の家と家族です。

 ・私は6人姉妹のリーダーとして、悩んだり、喜んだりしてチームをまとめてきました。みんながだめな時は私が励まし、私がだめな時はみんなが支える。そうして協力して過ごしてきた時は、とても楽しかったです。あっという間だったけれど、とても深い思い出です。私たち塾生60名は、今しあわせいっぱいです。市村自然塾 九州、それにお父さんお母さん、本当にありがとうございました。

 ■ 卒塾にあたっての歌斉唱 『野に咲く花のように』『ふるさと』
 最後に塾生全員で『野に咲く花のように』と『ふるさと』の2曲を合唱しました。練習の時よりも堂々としていて、気持ちを込めて歌っていたみんなの姿が印象的でした。歌の歌詞に思いを巡らせ、涙する塾生もおり、この9ヶ月を塾生なりにベストを尽くして過ごしてきたのだなという気持ちが伝わってくるようでした。本当に素晴らしい歌声でした。
 ■ 昼食 お赤飯としし汁

仲間ととる最後の食事。よく味わってね。

うーん、やっぱりおいしい!!
卒塾式の後の昼食には、塾生が育てたもち米と小豆を使用した赤飯と、自分達で育てた里芋、さつまいも、ごぼう、人参、白菜、ねぎ等の野菜がたっぷり入った猪汁が用意されていました。

 来賓の方々や卒塾生の家族の方々にも大好評でした。

 厨房で朝早くから準備してくださった調理師の皆さん、栄養士の野口さんご馳走様でした。
 ■ 記念植樹 
 記念植樹では、栗の木を男女それぞれ一本ずつ植えました。

 男子は天本さん、女子は久保さんが指導してくださいました。
植樹した栗の木をバックに記念撮影

4期生男子

4期生女子
 ■ 巣立ち 
 最後に、保護者の方に、ステージ中の塾生の様子や変容、塾生自身による自己評価などをまとめたカルテ「あしあと」を配付しました。

 スタッフが、見たままをありのままに表現し、成長を記録したカルテ、ぜひ家族みんな一緒に読んでもらえたらと思います。
 ■ 保護者へのうた 『素晴らしい言葉』



お世話になった家族の方々へ
『ありがとう』の気持ちを込めて歌いました。



『素晴らしい言葉』

ありがとうって言えたなら 心が素直になってきた♪
ありがとうって言えたなら 素敵な笑顔になれるよ♪
世界中の ありがとうが
君と僕に とどくよ♪

ありがとう ありがとう

それは素晴らしい言葉


 ■ 記念撮影 9ヶ月間ありがとう

男子第4期生

女子第4期生